成馬零一が考えていること。 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-08-20

[]それでも、生きてゆく 7話 



このドラマ、何がすごいかというと捨てキャラが一人もいないんですよね。逆にいうと登場人物の全員が当事者感覚があって、どうなるかわからない。来週、登場人物の誰が死んでも、納得しそうというか。今回は風間俊介演じる文哉の過去編だったけど、なんというか凄かった。


しかしテーマとしては凄くヤバい領域に踏み込んでしまったなぁと思う。子供を殺すことを罪と思わずに、むしろ救済だと考えている(でも内心ではそんな自分に苦しんでいて、おそらく本人が一番死にたがっている)人間に対して、どういうオチをつければいいんだか。タイトルから思うに安易な自殺や、瑛太が文哉をぶっ殺しておしまいって展開はないかもしれないけど、落としどころがそれ以外に思いつかない。


大竹しのぶ満島ひかりに対して、(瑛太と)二人が幸せになることを考えなさいみたいなことを言うんだけど、さすがに文哉(風間俊介)もいっしょに幸せになることを考えろとは言えないんですよね。これって『寄生獣』的な問題で、人間は殺人衝動が内在する人間と共存できるかって問題が発生してるけど、どうオチをつけるんだか。


今回面白かったのは佐藤江梨子演じる真岐と、酒井若菜演じる幸恵かな。この二人って対照的に描かれてるけど、文哉にひかれつつも、最終的に彼の性癖(幼女への殺人衝動)を拒絶して社会の側に立つんですよね。今までだらしない女だった真岐が、とたんに母親になって文哉を糾弾するのが面白かった。サトエリのおっぱいが強調されてたのは、母性の象徴だったんだな。一方で酒井若菜のおっぱいを否定して、もう一方で、サトエリのおっぱいに拒絶されて、二重の意味で母性との断絶が描かれた凄い回だった。ある意味『Mother』を書いた自分を自己批判してるみたいにすら思える。

ドラマQドラマQ 2011/08/21 13:23 はじめましてドラマQといいます。
当ブログではドラマブログがたくさんあつまっています。ドラマ記事を書いたらぜひトラックバックして宣伝してください。リンクしていただければアクセスランキングにも表示されますのでぜひご検討ください。

narima01narima01 2011/08/23 02:23 登録させていただきました。ありがとうございます。

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/narima01/20110820/1313849903