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三十路でアニメ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-12-14

[] 『Twitter社会論』についてボクが知っていること

まさについさっき5刷(!)決定の連絡があっただけに、非常に“今さら感”はありますが、先月初めに洋泉社新書から発売になった津田大介『Twitter社会論』を一部お手伝いさせていただきました。


具体的には、巻末の津田と勝間和代さんの対談まとめと、語り下ろしパートである第2章「筆者のツイッター個人史」と「tsudaる技術」のヒアリング・執筆などなど。


■心とろける音楽の時間「新企画ココトロ 対談) 津田大介さん「Twitter社会論」」

http://www.hirose-kohmi.jp/blog/?p=5379

(津田)これが本の編集のすごいところで、

本では対等に話してることになってます。

でも実際は勝間さんが8割喋ってます。(笑)

僕は本当にあの対談では、頷いているだけでした。

僕もかなり喋ることが好きなのですが、勝間さんには圧倒されました。

対談後、敗北感に襲われました。(一同大爆笑)

この言に全乗っかりするなら「すごい編集したの、オレ!」「紙面上でふたりを対等にしゃべらせたの、オレ!」って感じの仕事をしています。


この「勝間さんに完封された話」は、上記広瀬香美さんとのブログ対談に限らず、ほうぼうで言っている津田の持ちネタ。なのでビジネスパートナーたるボクが台無しにするのもなんなのですが、対談の現場は言うほどヒドいことにはなってなかったんですけどね。


確かに、どんな議題についてもクリアで力強い言葉を駆使して自身の考える回答を言い切る勝間さんに若干気圧されてはいました。ふたりのやり取りを聞いていたボクも、あの人の「見出しになりそうな言葉をバンバン繰り出す力」「誤解を恐れない力」を見るに「いいインタビュイーだなぁ」「そら、この人、紙でも電波でも売れるわ」と、正直、感心しきりではありました。ただ、それらの言葉を引き出したのは誰か? と問われれば、ほかでもない津田なわけです。そして「Twitterのキャズム超えに必要なのは広瀬香美」という、パッと見トリッキーながら、対談をお読みいただければ、なるほど納得のオチを導き出しているのも津田にほかならない。


津田は『Twitter社会論』のなかで、ジャーナリズムには

複雑な社会問題に潜む様々な論点・争点をオープンにして解きほぐすことで、問題の解決策を提示し、その解決策への評価を含めて読者に提示していく

力、つまり「アジェンダ・セッティング」(議題設定)能力が必要だと説いています。そして、津田・勝間対談において「これからTwitterをはじめる人が心がけるべきはなにか」「Twitterはネットをどう変えたのか」「Twitterは今後ネットの世界、ひいては社会の中でどんな存在になるのか」といった、本書を手にする読者が特に注目しているだろう論点をオープンにして解きほぐしつつ、勝間さんとともにその解決策、回答を見出そうとしている。パートナーの欲目があることは否定しないし、勝間さんがオイシイところを総取りしたのは事実であったものの「お読みいただくみなさんのためにTwitterにまつわるアジェンダをセッティングする」という自称“メディアジャーナリスト”(津田、ゴメン。なに、この肩書き(笑))としての仕事はまっとうしているのではないでしょうか。


そのほかの章もしかり。自身の体験、ビジネス・政治・文化の分野でのTwitter活用事例や事件を数多く参照しつつ、Twitterにはどんな魅力、メリットがあり、どんな危険や問題点が潜んでいるのか。これらの論点・争点を踏まえた上でいかに活用すべきなのか。そして、Twitterが全世界の人々の“今”の気持ちを繋ぐ新しい情報インフラになるためにはなにが必要なのか。その解決策を提示することを試みています。


今一番売れているネットサービスで、いったいなにが起こっているのか。そして、今後どうなるのか。ジャーナリストならではの切り口で語ったこの一冊。ぜひご一読を。


まったく余談ながら、Twitter上でのセミナーの実況中継「tsudaる」と、この本のおかげで“金髪の王者”なるあだ名をいただくTwitterアイドルと化した今の津田なら、もっと新しい活用術を実践・提案できると思うんですけどね。「Twitter不倫」とか。


今の金髪の王者なら、飲み会の席なんかで「本、読みました」と声をかけてきた女のコを「じゃあ、キミのTwitter、フォローしとくよ」なんて口説けたりしないっスかね。


さすがに「フォロー」→「ありがとう、金髪の王者。抱いて(はぁと)」→「朝チュン」とはいかないでしょうが、女のコをフォローして差し上げることが、そのコとの会話のとば口というか、飲み会に出席しているほかの男に対するアドバンテージになったりしませんかね。


そして「Twitter不倫」→「Twitter離婚」→「Twitter再婚」(「Twitter心中」なら◎)なんてことになろうものなら、王者の隣で焼酎ロックを片手にゲラゲラ笑ってやるんだけどなぁ。


Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y)

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