「きっかけは…」第3回

「きっかけは、久住小春。」〜 ハロプロへの起爆剤?ハロプロからの起爆剤? 〜

ぶっちゃけ、久住小春さんについては、何にも知らない(爆)。ハロモニ。もまだ見てない(激爆)。そんなおいらでも、くすみんに関する情報はバシバシ入ってくる。ネットってすごいですね。

そんな激流のごとく入ってくるくすみん情報に、決まって出てくるのが「エース」「ミラクル級」。へぇ〜〜。まぁ、彼女のステージ姿をまだ見てないので何とも・・・。でも、こういった大それた評価をするのには、いろいろと「作戦」が…なんとなく響きが悪いので別の表現で……「戦略」が裏にはあるんだと思う。
今の久住さんに、既にミラクル級の実力が備わっているかどうかは別問題。この新メンバー加入という節目を機会に、彼女をいわば起爆剤として利用して、ハロプロの将来的な戦略を練っているのかもしれない。

それは、もちろん久住さん本人に対する勇気づけにもなるだろうし、ハロプロメンバー、そして、そんな彼女たちを応援しているファン・ヲタに対する起爆剤になることまでも目論んでいるハズ。


そんな起爆剤戦略に、まんまとはまったの一人として書かせてもらう。
新メンバー久住小春さんの加入がきっかけで、「久住さん以外のメンバーへの愛着が、ますます強まったぞ!!」

念のため、注記。おいらは「アンチ小春」ではありません。ただ、まだ興味がわかないだけです。一生興味がわかないかもしれないけど(汗)、少なくとも今はまだ無理です。何にも知らないから。ただ、第一印象では、これといって惹かれるような魅力は感じなかったのは事実。

つい昨日までふつ〜〜〜うの中学生やってたド素人が、いきなり実力を「ミラクル級」だの、「すばらしい能力を持ってる」だの、「△△の再来」だのって。確かに、最初だから絶好の評価をしてアピールするのもわかる。

そうは言うものの、他方では「今まで一生懸命やってきた私たちは何なのよ!!(怒)」というメンバーがいても、至って自然なことでは?
とくに、同世代の工房ちゃんとか、キッズ・エッグの面々なんか、相当悔しい思いをしているんじゃないかと勝手に想像している。

そのような感情は、応援しているファンにとっても同じ。今まで数々の試練を乗り越えて、数え切れないほどのステージを経験して、様々な仕事をやり遂げてきた彼女たちが、新加入の中学生ごときに負けるハズがない!!問題なのは、そういった努力の証をいかにして魅せつけるかということなのだが・・・。


今でも鮮明に残っている、「タンポポオリコン1位を撮るまでの軌跡」。デビューからずっと1位が取れなかったタンポポが、「王子様と雪の夜」で初の快挙を成し遂げた週にオンエアーされた歓喜のラジオ(生じゃないけどさ)。ちなみに、オリコンに関しては、娘。の「抱いてHOM」のASAYANとか、「ふるさと vs Be Together」も印象的。

よく、「オリコンのランキングで何位かどうかを気にする必要はない」「視聴率が低くても無問題」という意見を目にするけど、果たしてそうか?確かに、そればっかりに固執するのはイヤだし、むなしいことだとは思う。
そうは言っても、そういう「数字で示される実力」ってのは必要だと思う。「CDが売れない時代だから」「売れないだけで、実はみんなごにょごに……」「シングルVも発売しているから、云々」「同日発売の相手があゆ・サザン・ヒッキーだから仕方ない」。みんなナンセンス。売れる曲は、そんなちまちました貧乏くさい事情とは無関係に、ガンガンとミリオンヒットを飛ばすんだ!

それに、(言いたいのはむしろこっちの方)、なんてったって、あんなに素敵な曲たちが、世の中の多くの人の耳に入ることなく時代が過ぎ去っていくってのは、すこぶるもったいない。良い曲たくさんあるのに……。
元気をもらい、悲しみを乗り越え、楽しい時間を過ごし、ときには涙を流すほど感動・・・そういう素晴らしい曲の数々が、ごく限られた世界(ハロヲタ)の間だけで満足されてしまっている現実が、おいらはイヤなんだよ!!歌っている彼女たちも、これじゃぁせっかくの努力も報われないよ。それが悪循環して、ヤル気失墜ってことにもなりかねない。いや、既になってる??(毒


ミラクル級と絶賛されて、おそらく現在猛特訓中である久住さん。それをきっかけに、他のハロメンもハイパーミラクル級の実力を爆発させてくれ!!チヤホヤされている久住さんを恨み妬むような幼稚っぽいことはするんじゃねぇぞ!実力の差をまざまざと表現すればそれで良いんだ。このままだと、心ない連中がおもしろおかしく騒ぎ出すよ。

 「小春ちゃんに救われたモーニング娘。」。
 「久住加入で生まれ変わったハロープロジェクト」。

救われなきゃならないほど、今のモーニング娘。は落ちこぼれなのか!?
生まれ変わったって思われるほど、今のハロプロは死んでいるのか!?
おいらは断じて否定。いまでも、彼女たちは必死で活動している。実力の魅せ方がうまくいっていないだけ。そう信じて、これからも貢がせていただきます。。

「きっかけは…」シリーズ連載3回、〈完〉。