インターネットの巨人となってしまったGoogleについては、これまでも多くの本を読んできた。
中でも『Google誕生』、『ザ・サーチ グーグルが世界を変えた』、『プラネット・グーグル』の3冊は
すべて非常に良い本で、Google創業期から成功までを記したもの。
その後も、Googleは幅広く活動の場を広げている。
最近ではAndroidやGoogle+などが有名だが、どちらもiPhone、Facebookと先行企業の後を追っかけている感が否めない。
昔のGoogleは突拍子もないアイディアと圧倒的なCPUパワー、蓄積した情報を武器にして、先頭を走ってきていたはずだ。
これが巨大な企業になってしまったGoogleの落とし穴だったのかもしれません。
しかし、本書でも明らかにされているGoogleの徹底した秘密主義。
どんなことを研究しているのかは自ら公表することなく、秘密裏に様々な計画が進行しているようだ。
本書は600ページを超えるボリュームがあり、すごく読み応えがあるが、Googleの頭脳に今後も期待したくなった。
★★★★★
- 作者: スティーブン・レヴィ,仲達志,池村千秋
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2011/12/16
- メディア: 単行本
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