なるひこの Linux Printing お勉強日記 RSSフィード

ご注意!

ここはあくまでも私個人のブログであり、いかなる団体や組織の立場から離れた、私個人の知見なり学んだことなり勝手な思い(妄想ともいう)を書く場所であります。それを踏まえてお楽しみいただければ幸いです。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
特に断りがない場合は、本ブログの筆者によるコンテンツはすべて クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 3.0 非移植 ライセンスの下に提供されています。

2013-09-29

このブログのライセンス条項を明記しました(追記あり)

はてなダイアリーでのうまいやり方がわかんなくて放置してたんですが、まあ大事なことなので。

私の著作物以外(例えばTwitterの他者の発言の適切な引用の範囲を超えるコピーとか)は当然それぞれの著作者に準じるわけですが、それ以外はもう全部クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 3.0 非移植 ライセンス クリエイティブ・コモンズ・ライセンスでいきますよと。そんだけです。

フッターに入れたんだけど、これがまた、自動ページ取得の機能と相性が悪いw まあ、なんか考えます。


クリエイティブ コモンズとは? (2013.09.30 追記)

ライセンスとかにあんまり関心をお持ちでない向きはすでにココらへんで読む気を失われているでしょうし、逆に関心をお持ちの方はすでにCCとはなんぞやという話はご存じかと思いますが、いちおう私なりに説明書いてみます。

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン (CCJP)によるクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの説明によると:

クリエイティブ・コモンズとは、クリエイティブ・コモンズライセンスCCライセンス)を提供している国際的非営利組織とそのプロジェクトの総称です。CCライセンスインターネット時代のための新しい著作権ルールの普及を目指し、様々な作品の作者が自ら「この条件を守れば私の作品を自由に使って良いですよ」という意思表示をするためのツールです。CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができ、受け手はライセンス条件の範囲内で再配布やリミックスなどをすることができます。

とのことです。これで説明は尽きている気もしますが、私の思うところをちょっと書きます。

クリエイティブ・コモンズの「クリエイティブ」は説明の必要はないですよね。もちろん、では「コモンズ」とは何か。コモンズといわれて、ぱっと脳裏に浮かぶのは、ご存じローレンス・レッシグのコレです*1

コモンズ

コモンズ

薄ぼんやりとした理解では、「明らかに誰かの所有物とされていないもの」「自由に使っていいもの」がある程度あったほうが、世の中をよくするんじゃない?ってのがなんとなくの考えです。

例えば「ドラえもん」とかに出てくる空き地ね。空き地なのできっと所有権は誰かにあるんでしょうけど、そこで遊んだりしても誰も怒らない。あと路地とかね。もちろん公道なら自治体の持ち物だったりするわけですけど、もう30年ぐらい前、ぼくが小学生ぐらいのころは、路地にチョークで絵を書いて遊んだり、花火してたりしても誰も怒らなかったわけで。そりゃクルマの数がいまより全然少なかったんだけど、「誰にも許可無く遊べる場所」というのは少なくとも子ども時代のぼくの生活を豊かにしていた。

でも今そういうところって減ってますよね。公園? そりゃたしかに公共なんだけど、「営業時間」すぎると門閉まっちゃったりするし、花火とかボール遊びとか禁止なことも多い。「誰のものでもない自由な場所」ではないですよね。

翻って創作の世界を見てみます。創作物はご存じの通り著作権法で守られていますが、そもそも著作権法はこうやって始まっています(下線部筆者)。

第一条  この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする

つまり、「文化の発展」が目的なんであって、そのために作品を作る人、あるいはそれを世の中に送り出す人に一定の利益を与えましょうと。そうしたら創作がどんどん進んで世の中の利益になるでしょう? ということ。この考え自体は悪いことじゃないけど、デジタル化とか保護期間延長とかで不当に(多くの作者が望む以上に)権利のほうがどんどん大きくなって、著作権法が文化の発展に寄与するどころか、阻害している、というのが現状。

ところで、著作権というのはすごい乱暴にいえば「著作者が誰かにナニナニしていいですよ、ダメですよ、というのを指定できる権利」なんですよね。個別に許可を取ればもちろんよいのだけど、やっぱそれってめんどくさいじゃないですか。なので、「個別に断らない場合はこの決まりごとにしたがってね」というのが「ライセンス」というもの。ライセンスって言葉はフリー/オープンソースソフトウェアの世界で有名ですよね。GPLとかMPLとかALとか。これらは権利者(この場合は著作者とほぼ同義)が著作権という自分に与えられた権利を使って「自分のソフトウェアをどうぞ自由にいじってください」と宣言しているわけですね。さらにGPLのようなライセンスは「自分のソフトウェアをいじって新しいソフトウェアを作っていいけど、その場合は同じ条件でみんなに配ってね」という条件になっている。

この発想をソフトウェアではなくて文章とか芸術作品とかそーゆーものにも適用して、「自分の作ったものをコモンズにするので、みんな使ってアレンジしたり二次創作したりしてね」という人がたくさん出てきてくれたらいいなー、というのが「フリーカルチャー」という考え方で、そのための道具立てがクリエイティブ・コモンズ(以下CC)という「ライセンス」だというのが私の理解です。

CCにはいくつかオプションがあります。

で、このページがなんでCC BY-SA 3.0なのかというと、それは単純な話で、私はLibreOffice日本語チームメンバーであり、LibreOfficeのコミュニティテンプレート(odp形式)をよく使うのですが、このテンプレート自体がCC BY-SA 3.0なので、そのテンプレートを使ったプレゼンはすべてCC BY-SA 3.0なのでして、じゃあめんどくさいからブログも全部おなじライセンスにしとくか! ぐらいの気持ちです。SAはちょっと強すぎるから単にBYでもいいかなーと思ったのですが、私のブログプレゼン二次的著作物を作りたい人はいないとは思うので、ここはフリーカルチャーの思想に準じてSAということにしました。ハイ。

CCの各オプションについて、あくまでも個人の考えですが、迷ったらCC BYでいいと思います。

SAは思想性が強すぎるのでイヤって人もいるとは思いますが、逆にいえばフリーカルチャーというのは「みんな再利用可能なライセンス著作物を公開するほうがいい世の中になる」という政治運動なので、思想性があって当たり前です。それに共感しない奴は知るか!ぐらいの気持ちで使うのが正しいと思います。

NDは正直、CCを選ぶ理由がわかりませんw だったらプロプラライセンスでえーやんとも思いますが……。

NCは「フリーカルチャーでないライセンス」だとされていますが、営利企業が「商売したい人はお金払ってよ、そうじゃない人はご自由に」というライセンスとしてはとてもアリだなあと思います。なお「うぶまが」ことUbuntu Magazine Japanが過去の号をCC BY-NC-SAで配布している()のは有名ですね。

以上は別にクリエイティブ・コモンズ・ジャパンの見解でもないし私は法律家ではないので間違ってるかもしれません。でも、私はこういう理解のもとで本ブログCC BY-SAにしました、ということで考えていただけると幸いです。

*1:といいつつ概ね内容忘れてる俺カッコイイのですがね……。

2011-02-08

GPLv3 逐条解説書輪読会

前回に引き続き、IPAOSS iPedia で公開されてる GPL v3 逐条解説書を輪読する会でございます。イベントページはこちら

今回で全ての条文コンプリート! バンザイ!


14. 本許諾書の改訂されたバージョン

言われれば、ああなるほど、という部分なんだけど、

  • 将来、GPL v3 が改定されてアマゾンやスカイライダーv4 とか v5 になったときには、コンベイするときに上げていいよ。
  • バージョン乗り換えのタイミングはライセンスの改訂のときでなくても、そのずっと後でもいいよ。
  • あるプログラム A が GPL のあるバージョン「以降」って規定だった場合、改定されたバージョンを適用するプログラム B とくっつけて配布することは可能だけど、改定前の部分については、改訂されたバージョンで新たに付加された義務*1プログラム A に対しては適用されないよ。
  • 複数の著作権者がいる場合、何らかの代理人を立てて、その人に改訂バージョンへの乗り換えの決定を委任してもいいよ*2

だ、そうです。


15. 保証の否認 / 16. 責任の限定

まぁよくある免責事項という奴でございます。

OSS においては開発者のリスク軽減のために必ずこの条項があるわけですが、そして OSS についてはライセンスがわりかし重視されやすいので目立ちやすくて「だから OSS とか怖くて使えない」って人がいるんだけど。

この手の条項って大抵のプロプライエタリソフトウェアの使用許諾契約書 (EULA) にも似たようなのがあるんですよ。単にほとんどの人が EULA なんか見ないから問題にならないだけでさ。

だから、こういうところを取り上げて OSSdis るのはカッコ悪いから止めよう (^^;)。


17. 第15項と第16項の解釈について

やっと最後だ!

でもここがかなり微妙でね。

あまり長くないので転載します。下線・太字は私が適用したもの。

こちらが原文より。

If the disclaimer of warranty and limitation of liability provided above cannot be given local legal effect according to their terms, reviewing courts shall apply local law that most closely approximates an absolute waiver of all civil liability in connection with the Program, unless a warranty or assumption of liability accompanies a copy of the Program in return for a fee.

こちらが日本語訳

係争の生じた地の法律において,上記の保証の否認及び責任限定の定めが規定どおりの効力を認められない場合,その地の法律の中で,本プログラムに関する民事上の責任の絶対的な放棄に最も近い法が,事件を審理する裁判所により適用されるものとする。ただし,保証又は賠償責任の負担が,本プログラムの有償での譲渡に伴ってなされている場合は,この限りでない。

言わんとしていることはわかるんですが、ライセンス裁判所に対してああせいこうせいって言えるのかなってのが、法律シロートたる私達にはわかりませんでした。

我らが IPA OSS センター・リーガルタスクグループもこの件についてはまったく解説してくれてませんし……ライセンスを読む人間なら当然分かっていて当たり前ということなのか?

想像してみたけど、これは民事係争であることから、この条項を含めて両者が利用契約を結んだということは、原告被告ともこの条項に基づいて審理をするよう主張するだろうし、裁判所もこういう契約を結んだことを考慮して判断をするんじゃないかなあ、ということ……かなぁ? うーん、よくわからん。



ま、でも、謎は残ったままであるが、そーゆー国 (第15項と第16項が法律上認められない国) で判例が出るのを期待して待ちましょう (なんじゃそりゃ


次どうしようか、って話になった。

とりあえず次回は、このドキュメントの最後の方に書いてあるガイドラインを読もうということになって。

次も法律ネタやる? 別のドキュメントやる? って話になって、

あと、ふと思ったけどFrequently Asked Questions about the GNU Licenses は目を通しておきたいですな。

とりあえずこのトラックはしばらくは知財関係にフォーカスを置こうよって話で落ち着いた。


まだまだ楽しみですな。

みなさんよろしこ!

*1:例えば v2 に対して v3 は特許非係争義務やインストール情報の公開などの義務が増えていますね。

*2:大規模なプロジェクトでよく用いられる、いわゆる Contributor License Agreement: CLA についての条項ですかな。

2011-01-25

GPLv3逐条解説書輪読会

割とおなじみのイベントになってきたので、さくさくっと。

イベントページはこちらでございます。IPAOSS iPedia で公開されてる GPL v3 逐条解説書を輪読する会ね。

この日は第12条「他者の自由の放棄の禁止」、第13条「GNU Affero GPLと共に利用する場合」の二つを一気に読んだんだよな。いよいよ終盤に入ってきて、細かな補足的条文という感じになってきました。


第12条「他者の自由の放棄の禁止」

平たく言えば「他の契約なんかで GPLv3 と矛盾するものを結んでしまったら、もう GPLv3 を使うことは諦めてちょーよ」ってことですわな。

契約っていうのはライセンスもそうだし、業務委託契約なんかもそう。NDA 結んで機密情報をもとにした情報によって GPLv3 のコードを改変して再配布するとき、NDA を盾にソースコードの開示を拒否されたら、コンベイそのものを諦めなくちゃダメと。例外は認めませんよと。

面白かったのは解説の「GPLv2 との異同」(p.126) なんだけど、長くなるから省略。上記ページから資料落として読んでくだされ。


第13条「GNU Affero GPLと共に利用する場合」

これはまずは Affero GPL を知らないとどうしようもないよねえ、と思ってたら、解説にちゃんと条文が乗ってた。

すごい乱暴にいうと、「ネットサービスを提供した場合でも、そのサービスの利用者に対し、サービスのソースコード開示義務が発生する GPL の亜種」ですかね。>GNU Affero GPL

GPL においてはサーバー側でサービスを提供する場合にはソースコード開示義務がないので、こちらのほうがより厳格。

もともと Affero って会社が「ネットワークサービス時代になったらこういう条件の方がよくね?」ということで、FSF と話し合って作ったのが初代 Affero GPL

んで、GPL v3 策定の時、最初は FSF としてはこの規定を GPL v3 に入れたかったらしいんだけど、さすがにそうすると企業ユーザーにそっぽを向かれるということで別ライセンスに分けた。それが GNU Affero GPL v3*1

となると、この「ネットサービスの提供でもソースコード開示義務が生ずる」というのは GPL における「条件を勝手に追加しちゃダメだよ」という奴に抵触しちゃうので、GPL と Affero GPL は互換性がなくなってしまう。

つことで、「Affero と組み合わせるときだけについて、ネットサービスの提供でもソースコード開示義務が生ずる」というのがこの13条。ついでにAfferoの方には「GPLv3 とくっつけて配布することはできてライセンスが変わるわけじゃないけど、ソースコード開示義務は両方に適用されるよ」ってな内容が同じく13条に入ってます。逆に言えば、Affero GPL と通常の GPL v3 の差異はこの点しかない、そうです。


おわりに

長かったようだけど、あと14条〜17条のたったの4条かぁ〜。

しかも15、16条はいわゆる免責事項で、17条はその補足だから、重たいのは14条しかない。

あと二回もやったら終わっちゃうかな?

ほっとする反面、なんかこの輪読会、すごく面白かったんで、似たような題材で続けたいなぁ。

知的所有権関連法、つまり著作権法特許法そのものを勉強してもいいし、他のライセンス、例えば MPL とか読んでみたり、Linux Foundation のオープン・コンプライアンスプログラムのドキュメントとか読んでみるのも楽しいような気がする。

うーん、いろいろ考えてみたいな。

*1:ちょっと面白いのは、Affero GPL v1から GNU Affero v3 に「アップグレード」することはライセンス上許されないので(無論、すべての著作権者の同意があればライセンス変更は可能だけど)、v1 のアップグレード規定を満たすだけのために Affero GPL v2 というのが存在して、それには「GNU Affero GPL v3 にアップグレードできる」という条項が存在する、ということですね。

2010-12-14

IPA「GPLv3 逐条解説書」輪読会 pt.27 に参加した

最近ずっと行けなかったイベントに行ってきた。

しかもついったで「ご飯食べる人いますか」って募集してる人を「食べた後一緒に参加するなら」といってラチるというおまけ付き。主催者の許可無く。ひどいね。


イベントページ見れば分かりますが、IPA OSS iPedia のコンテンツOSSライセンス関連情報にある「GPLv3 逐条解説書」をみんなで読もうというものです。


しばらくご無沙汰な間ずいぶん進んでいて、あれま特許非係争義務とかについて触れられた第10条は終わっているのね。ということで第11条「特許」から。

前回第1パラグラフの解説は読み終えたとのことなのですが、ぼくともう一人は前回いなかったからとワガママいって頭から読ませてもらいました。


論点

ざくっとまとめるとこんな感じかしらね?

  • あるソフトウェアを GPLv3 でライセンスするとき、自分がライセンスするものに関して持っている特許があったら、それを全部ライセンスしないとダメ。というのが前提。
  • 問題は「関する」。ここの曖昧性を除くために非常にややこしいことを言っている。
    • まず言葉の定義として、特許ライセンスの主体「コントリビュータ」と、コントリビュータによって作成された GPLv3 プログラムを示す「コントリビュータ・バージョン」という二つの言葉を導入。
      • 肝心なのは、「コントリビュータ・バージョン」というのはコントリビュータが上流から GPLv3 プログラムを受領して改変した部分「だけでなく」、改変して作られた「ソフトウェア全体」を示すということ。
    • そして、この「コントリビュータ・バージョン」について GPLv3 によって許諾されるすべての行為 (まあ利用・改変・再配布が主でしょうな) を行った場合に侵害する特許を「必須特許クレーム」という。
      • コントリビュータ・バージョンは改変部分以外のすべてのものを含む訳であるから、もしコントリビュータの保有する特許Aが上流から受領したプログラムXの構成要件を満たす場合には、そこからコンベイしたプログラムYを配布する場合、特許Aも(自身が行った改変によって入ったわけでないにも関わらず)一緒にライセンスしなければならない。
      • ただし、上流から受領した特許Aの構成要件を満たすプログラムXそのものはコントリビュータが改変したわけではないから、プログラムXおよびその(Y以外の)コンベイされたプログラムに対して、当該コントリビュータは特許侵害を主張することはできる。
  • それって第10条第3パラグラフの「特許被係争義務」*1 に抵触するんじゃね?
    • しますします。ので、これは「GPLv3 ライセンス違反となる = ソフトウェアの利用ができなくなる」リスクを負ってなお訴訟する場合の規定。
      • 上記の例だとプログラムXおよびXからコンベイされたプログラムの権利者に特許侵害を主張したとすれば、もしかしたら勝てるかも知れない。
      • けど自分がコントリビュートしたプログラムYおよびYからコンベイされたプログラムについては、「特許ライセンスしてるくせに、なにいうてんのアホか」と言われておしまい。
      • どちらのケースにしてもケンカふっかけた時点で GPLv3 プログラムに対する権利すべてを失うことになる。
  • 厳しすぎない?
    • そもそもFSFはソフトウェア特許を悪と考えているから、特許保持者が権利行使することに対して厳しくなるのは当然。
    • だけども、特許を保持していないと「まったくの第三者が持っていた特許に GPLv3 プログラムが抵触していた」場合、それに対抗する手段がないから、特許を「取得する」ことに対して禁止することはしていない (というか、それを禁止してしまったら、多分産業界は採用してくれないし)。
    • そういうことで、オープンソースのパテントについては権利行使しませんよ、という言質を取ることを狙ったものだと思う。
    • なお標準化などでよく取られる方法で各社の関連パテントを一括管理して、標準を利用する場合に一括ライセンスアウトする「パテントプール」というものがあるんだけど、OSS の場合は例えば Linux についてのパテントを管理するOpen Invention Network という団体がある。
      • 余談だけどここに一番パテント出してるのはどこをあろう IBM らしい[要出典]。

特許用語難しい!

著作権はそこそこ勉強してきたんで用語が耳慣れてきたけど、特許の用語はまた難しい。

ぼくは大企業にいて特許がそれなりに身近だからアレだけど、小さなソフトハウスさんだと「請求項」とか「構成要件」って言葉すら耳馴染みがないかもしれないですね。

それはぼくでもかろうじて説明できたんだけど、

  • 均等論による侵害
  • 間接侵害
  • 寄与侵害

ってのは、まあ「文言上ズバリあたってなくても、侵害とみなされるケースがあるんだよね」ってことぐらいしか分かんなくてあれだった。

うーむ、あとで専門家にこっそり聞いてみるか……。


まとめ

やっぱりこういう小規模な集まりの方が最近楽しいのう。

幹事の awazo さんありがとです!

あと付き合ってくれたみなさんも!

*1:GPLv3 ライセンスを利用するにあたっては、当該ソフトウェアについて特許について争っちゃダメだよ、という奴。

2010-04-12

第14回 GPLv3 逐条解説書 輪読会【仮エントリ】

これも仮。

  • 今日はニューカマーが二人もいたので自己紹介タイム。前回は1時間以上やってたけど今回はスムーズに終わる。
  • でも資料の読み込みは2ページしか進まなかった(笑)。
  • あたりまえすぎて議論しなかったけど、こういうライセンスについては、個々の条文について理解する前に、自分たちのプロダクトにどんなライセンスのモジュールが入っているかをちゃんと理解することがまず大事。知らないで GPL 踏んでたとか言うのが非常によくある事例。
    • それはもうこの場で「GPLv3 の解説書を読む」という行為をしている以上、当然のことだと思ってたので一瞬反駁してしまいましたが、スタンスを確認するのは大事ですよね。失礼しました。
  • 内容は前回の続き、第3条の第2パラグラフの解説文段落2個(笑)と、あとここの内容(DRM などに対する対抗) は GPLv2 にはなかったねって話と、あと参考がちょろっと。
  • 第4条の条文も読みました。コンベイにあたってライセンス変えちゃだめだよって話とか。ただ右から左に横流しするときでも必要な情報を落としちゃだめだよとか。

詳しくは後日。ごめん、眠くてもうだめ。