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2009年08月12日

平針里山問題 名古屋市、6割買い取りで調整

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 開発か保全かで揺れる名古屋市天白区平針地区の里山について、市は、全体5ヘクタールのうち6割強を買い取り、保全する方向で調整を始めたことが11日分かった。この日渡米した河村たかし市長は、この案を基に、開発業者と住民側が参加する公開協議の場を、今月下旬の帰国後に設ける方針を明らかにした。

 この案は開発業者側が先に示した。当初は5ヘクタール全体を開発し、宅地造成私立学校を造る計画だったが、反対運動を受け、宅地は事実上断念。里山の南西部で、別の宅地に隣接する1・8ヘクタールに「環境に配慮した」私立学校を建設する。

 水田や果樹園は開発されるが、雑木林やため池、湿地などの風景は残る。

 業者は「時間だけが過ぎており、妥協点を見つけることが大切。校内に田んぼを作ってもよい」と話す。一方で「この案も聞き入れられないなら、開発許可を出さない市を提訴するしかない」と主張する。

 市の実施した不動産鑑定評価によると、5ヘクタール全体で22億円。この案で進めるには、学校部分を除いた3ヘクタール強の鑑定をやり直した上で、議会に諮ることが必要になる。

 ただ、地元住民らでつくる「平針里山保全連絡協議会」の宗宮弘明会長は「まったく農薬を使っていない貴重な水田がなくなる」と提案に反対の構え。その上で、「第三者的な検討委員会をつくり、この里山がどれだけ貴重かを客観的に判断してほしい」と求める。

 本紙の取材に対し、業者、住民側ともに公開協議への出席には前向き。河村市長は「何とか里山を残したい気持ちは変わらない。両者が一堂に会し、話し合うのが一番良い」と話した。

中日新聞:平針里山問題 名古屋市、6割買い取りで調整:社会(CHUNICHI Web)

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2009081202000159.html

山崎澄夫山崎澄夫 2009/11/10 12:37 この里山はどこですか地図にて示して下さい。

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