なるしすのブログ

地方の弁護士の日常を,あれこれと書くつもりのブログです。

表三郎「答えが見つかるまで考え抜く技術」より

答えが見つかるまで考え抜く技術

答えが見つかるまで考え抜く技術

 最近、お気に入りの著者の本。「日記の魔力」より前に出版されたものなので、先にこちらを読んでおくのが良いかも。

  • 人間の一生は「問い」のレベルに応じて決まる(14)
  • みずからが立てた問いに対する答えは、みずからにしか引き出すことはできない(18)
  • 歴史に耐えうる名著であれば、文字に表現されていないもっと深いメッセージが横たわっているはずである。その行間に流れるメッセージが読み解けたとき、それは終生忘れられない読書体験となる。(65)
  • 早起きして生まれた朝の貴重な時間には、いちばん大切な仕事を割り当てる(81)
  • せっかく浮かんだアイデアを忘れてしまわないように、つねに私はカードを持ち歩き、メモはすべてカードに書くことにした。そして、その日のうちに、家できちんと整理をするわけだ。私はこれを「メモの日記化」と呼んでいる。(96)
  • <日記に>行動を記録することで、生活のパターンやリズム、思考の軌跡の背景が記録される(99)
  • 社会人になってからでも、愛読書を探すことはむずかしいことではない。(中略)哲学書思想書を一冊、愛読書としてもっておくことである。(116)
  • 同時に三冊、並行して本を読むという読書スタイルをとっている。その際、必ず種類の違う本を三冊読むことにしている。(120)
  • <本に>線を引いただけで満足しないで、線を引いた箇所を繰り返し何度も読み直すことだ。(125)
  • 何かを頼まれたときには、「だいじょうぶです。私がやります」と自信に満ちた表情でいってみるのだ。理由は簡単である。あなたに何かを頼んできた人は、「あなたにはできる」と踏んだうえで、あなたに頼んでいるのだから。(143)
  • 私が日記を毎日欠かさずに書くのは、一日一日を記憶に残る日にするためでもある。記録することにより、日々、冷静な目で、自分の行動を観察することができる。毎朝(といっても、深夜二時ころだが)、日記をつけることで、自分の行動を客観的に振り返ることができるのだ。(173)