雪の将軍塚


今朝は京都市内で初雪...と言っても、京北の山間部では、とっくに雪が降っていたようですが...。まず将軍塚の市営展望台から様子を見てみると、京都タワーも霞む雪。
 
 
 

北風が収まって、雪雲が北山に引き下がると、いっとき陽が差して来ます。雪の京都はこんなことの繰り返し...。
 
 
 
 
 

雪の大徳寺・三門


千利休により二階部分が造られ、金毛閣と呼ばれる三門は、その利休の命を奪うきっかけにもなった処。朱い門に、松の緑と、雪の白が似合います。仏殿からイブキ越しに三門を振り返ると、少し陽が差してきました。このイブキは樹齢350年近くの大樹で、京都市指定天然記念物にもなっています。
 
 
 


三門の西となり、正受院の門に、まだ残った紅葉と雪の光景も。
 
 
 

また降り出した雪の向こうに、鈍く輝く陽の光。影となり舞い落ちる雪の姿は、まるで雪国のように大きな千切れ綿。
 
 
 
 
 

芹生峠〜花脊の雪道

貴船神社・奥宮の脇をすり抜けるように進めば、毎度お馴染みの芹生峠道。北山杉の山地は、もうホワイトクリスマス?
 
 
 

こんなステッカーを貼った車はよく見かけますが、実際ここにあるとリアルで怖い。
 
 
 
花脊では、ラッセル車が大活躍。この道こそが大切なライフラインですから、急な雪にも通行止めには出来ません。でも気を付けないといけないのは、ラッセルされたあとの路面。踏み固め、平らに均さられた道は、結構滑りやすいのです。
 
 
 
  

黒田春日神社・百年桜と雪


新しい鳥居にも雪が積もり、すっかり黒田の社の一部と溶け込んでいます。
京都の街中の雪はどうなのかと、電話で聞いてみたら『晴れてるよ...雪は解けたよう』なんてこと。周山辺りでは、白銀の世界に何の変化も無く、背後の山のずっと向こうに青空があるなんて、全く想像できませんでした。
 
 
 


百年桜も雪の中、来春に向けてしっかりお休み中。