黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

上がり馬あらわる:小倉サマージャンプ(G3)

前走の障害オープンでは半信半疑と評価したフミノトキメキだが、ここもぶっちぎった。気分よく逃げるエイシンペキンを誰よりも早く捕まえにいってのものだから、これは本物と言えるかも知れない。
ローレルロイスは入線後下馬。土曜日の時点で脚が腫れていたという未確認情報もあってちと心配。現時点では検査の結果待ちらしい。

三日坊主新馬チェック 2005-2006 (6)

やべえ、2歳戦全然真面目に観てないよ。もうオープンかよ……。

オープン

函館07-23-10R(T12) ラベンダー賞:[地]モエレジーニアス(牡・父フサイチコンコルド/母シャルナ)
3番手の内を追走。四角で外から後続が仕掛けた時にじっとしていて、直線に向いてから空いた内を抜け出すスマートなレース。ロスなく勝ったが、時計は遅いしいささか恵まれた印象もある。
フサイチコンコルド× Darshaan × Habitat 。芝の中距離に向く、と言いたいところだが案外マイルぐらいがいいかも知れない。母の半兄にクリエイターが居る。母の姉妹は他に3頭輸入されているが、あまり活躍馬は出て居ない。Northern Dancer が4×4。重賞ではつらい。
新潟07-23-9R(T14) マリーゴールド賞:コスモミール(牝・父ヘクタープロテクター/母トリプルタイム)
(4) 以来。瞬発力にも底力にも欠く。上ではきつい。などとずばんとぶったぎったらあっさり勝たれてしまいました。相変わらずの見る目のなさ。
平均ペースをインコースの内で追走。途中で行きたがって二番手に上がると、直線に向いてから内を突いて抜け出す。そのまま突き放して楽勝だった。時計は平凡で、強調すべきことはない。やや恵まれたというべきだろう。前回思っていたよりは明らかに強いが、重賞では厳しいかと。

新馬

函館07-23-4R(T12):グレートキャンドル(牝・父マーベラスサンデー/母オークアップル)
前半あまり行きっぷりがよくなくて中団から。三角でムチを入れるとそこからは外目をぐんぐん上がって行き、直線入り口ではほとんど先頭に立っていた。そのまま押し切って1着。荒削りなレースで時計も遅く、相手に恵まれたとは言えそう。
マーベラスサンデー× Theatrical × Tom Rolfe 。母の半兄に Niniski 、従兄にユーコーマイケル(父ビーインボナンザ、中央4勝地方4勝)が居る。かなり重苦しい配合で、この時期に仕上がって勝つだけでちょっとしたものだ。芝の中長距離に向く。上ではすぐにはきついだろうが期待。Northern Dancer が4×4。
函館07-24-4R(T18):ニシノロドリゲス(牡・父アグネスタキオン/母ニシノディセンシー)
好位の内を追走。9着馬の大逃げでペースはやや速く、その上三角からどういうわけかみんな早仕掛け気味に動き、芝の状態もあってかなりスタミナの要求される流れになった。この馬はじっと内から機をうかがい、直線は抜け出して結局圧勝。時計もまあまあ。
アグネスタキオン× Nureyev × Alydar 。やや大雑把な感じも受けるのだけどどうだろうか。半兄にニシノアレックス(父サンデーサイレンス、中央1勝・北海道2歳優駿2着)。芝向きと言いたいところだが、ダートの方が向いてるかも知れない。距離は中距離がよい。
新潟07-23-5R(T12):マイネルパイレット(牡・父パラダイスクリーク/母ニシノパイレーツ)
外から押して押してハナへ。内から2着馬に来られると一旦譲るが、直線に向いてから再び早目に並びかける。びっしり叩き合って最後は先着。中々根性のあるところを見せた。時計は平凡。
パラダイスクリーク×サクラユタカオー×ノーザンテースト。いかにも芝の平坦向きという感じ。少したるそうなので 1800m がよさそうだけど、それはそれとして 1200m も悪いことはないというところか。近親は母の半兄にショウナンパレード(父キャロルハウス、中央3勝)が居る程度。Northern Dancer が4×4。上では厳しい。
新潟07-24-5R(T16):マイネサンサン(牝・父スペシャルウィーク/母スプライトパッサー
最後方から。前後半がほぼ同じぐらいのペースになるが直線を向くまでしんがりのまま。残り3ハロンから追い出して馬群を抜けてくると、そのまま先行馬を全部まとめて差し切る。正味2ハロン半がっちり脚を使っていて、馬ごみも苦にしなかった。時計は平凡だが中々タフなレースだった。
スペシャルウィーク×メイワパッサー× Bald Eagle 。祖母は言わずと知れた凱旋門賞馬サンサンで、母のスプライトパッサー関屋記念を制している活躍馬だ。他に伯父にウインザーノット(父パーソロン、中央7勝)、従兄にネイティヴハート(父スターオブコジーン、中央3勝地方3勝)などが居るが期待の高さほどは活躍していない牝系とは言えるかも。メイワパッサーがちょっとトリッキーな血統なので、そこが上手くはまれば面白いかも知れない。芝のマイルから中距離向き。Buckpasser が5×3。楽しみではあるけど上では辛いかな。
小倉07-23-5R(T12/filly):グランプリシリウス(牝・父アグネスタキオン/母フライングカラーズ)
スタートを決めて、ダッシュよく逃げる逃げ馬を外からぴったりマークして2頭で後続を引き離す。ハイペースも苦にせず追走し、四角では既にハナを奪う。直線に向いてからも全く差は縮まらず、そのまま逃げ切った。時計も中々速く、スピード豊かな勝ち方。
アグネスタキオン×ジェイドロバリー×リマンド。フライングカラーズは中央で3勝とそこそこ活躍したのだが、産駒にはサイモンセッズ(父バブルガムフェロー、中央6勝・現役)、マルカキセキ(父フジキセキ、中央5勝・現役)と既に自身以上の活躍馬を2頭出している素晴らしい繁殖牝馬。この馬はリマンドが4×3だが、半兄たちや今日のレースぶりを見るとやはり短距離馬っぽい。器用さもあって、上でも面白いかも。
小倉07-24-4R(D10):シルクフラッグ(牡・父シャンハイ/母シルクアンクレット)
スタートよく先行。ハナに行きかけるが結局譲って二番手。ペースは速く四角では手応えが悪くなりかかるが、なんとか喰らいつくと直線で逃げ馬がばてて抜け出す。最後2着馬に急追されたのもしのぎきって1着。まあまあ強い勝ち方だが、時計はやや遅い。
シャンハイ×オジジアン×ノーザンテースト。これはいかにもダートの短距離向きでございますという血統。ただ、Damascus が4×3になっているのに象徴されるように多分相当粘っこい血統で、力の居る馬場で本領を発揮しそう。あるいは多少距離が伸びてもハナに立てればなんとかしてしまうかも。牝系は祖母の全姉にノーザンドライバー(中央4勝・デイリー杯3歳ステークス、ペガサスステークス)が居るがやや地味。上でも自分の形ならそこそこやれそうだが、それにはちょっとスピードが足りない感もある。
小倉07-24-5R(T12):メイショウテッケル(牝・父メイショウオウドウ/母メイショウノハナ)
じわっとハナへ。誰も競りかけて来ず、絵に描いたような平均ペースに落としてあっさり逃げ切る。好騎乗ではあるが、時計も平凡ではっきり展開に恵まれた。
メイショウオウドウ×ノーザンテースト×トウショウボーイメイショウオウドウ頑張るねえ。サンデーサイレンス×ノーザンテーストの延長と考えるとスプリンターないしマイラーということになるのか。トウショウボーイが入るのもそれを後押ししそう。全体的にはちょっと軽すぎる感じがする。上では厳しい。

昼頃まで寝たりとか、かなりだらだら。その後は3人で下北沢に出て蕎麦喰ったり甘いもの喰ったり。「高浜虚子の本名は清」って話から「あ、じゃあ       ってのはどうですかね。 に に って書くんですよ。」と展開した辺りにMの底力を感じる。でもおれそれだったら      の方がいいな。マクレガー柱谷*1方式で。
で、おお振りの4巻を買う。まだ試合が始まらないんですが。もうこの漫画1年の夏だけで終わりでもいいような気がしてきた。いや、すげえ面白いのは変わらないんだけど。

*1:マクレガー柱谷:アルバトロス『31の嬉しい誤算』に登場した伝説のマジシャンの名前。「おかしいと思ったんだよ、マクレガー柱谷って両方苗字じゃないか!」。しかしこんなこと書いても喜ぶのHだけだな。

今日ごは

昼:つけとろそば、野菜天ぷら
下北沢の蕎麦屋に。そこそこの値段で結構旨い。蕎麦喰いたいときは重宝するかも。蕎麦喰いたいときそんなにないんだけど。
晩:実家にてかつおのたたき、カボチャの煮物、みそ汁、ごはん
昨日から喰いすぎだよと思いつつつい結構食べてしまう。旨かった。