黄昏通信社跡地処分推進室

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地元の友人2人と、地元の神社の祭りを口実に集まって飲む。友人のひとりは古本屋でもうひとりは団扇屋*1である。別にそりゃそういうこともあるだろうという単なる事実なんだけど、あらためて書くとおもろい。ちょっとラノベの設定とかっぽい感じもする。ともあれ地元の店を二軒はしごしてだらだらぐだぐだと。楽しい時間でした。またいずれ(来年あたり?)。

*1:正確に書けば「団扇会社の社員」なのでまあ団扇屋は言い過ぎかも知れん

NFL 2014 -- Week 3

Tampa Bay Buccaneers (0-3) @ Atlanta Falcons (2-1)

サーズデイナイト。
ちゃんと見てないんだけど、ファルコンズが圧勝。1Q のうちに 0-21、前半で 0-35、後半には最高で 0-56 まで行った。バッカニアーズファンブルロストが4、インターセプトが1とターンオーバーの山を築き、ディフェンスもいいようにやられた。おまけに QB ジョシュ・マカウンが右手を負傷して途中でベンチに退き、昨年スターターをつとめた2年目のマイク・グレノンが投げていた。
2Q にファルコンズ WR(PR/KR) デヴィン・ヘスターがパントリターンタッチダウンをマークし、通算リターンタッチダウン数を 20 とした。これはディオン・サンダーズを抜いて NFL 史上最多となった。ここ数年はベアーズで限定された起用しかされず、本人にも少なからず不満はあったようで、今季からファルコンズに移ってきて WR としての出番がぐっと増えたことがいい方にはたらいているようだ。
ファルコンズは最後ライアンが引っ込んで T.J.イェイツが出てきて投げていた。久しぶりに見たが、インターセプトリターンタッチダウンを喫していた。ううむ。
最終スコア:TB 14-56 ATL

Washington Redskins (1-2) @ Philadelphia Eagles (3-0)

レッドスキンズの先発 QB は RG3 ことロバート・グリフィン三世が先週の試合で足首を脱臼したため現在リーグ最高のバックアップ QB とも言われるカーク・カズンズ、一方イーグルズは昨年大ブレイクを果たしたニック・フォールズ、ともに三年目の若手ポケットパサー同士の対戦となった。
カズンズは堂々たるボール捌きでオフェンスを牽引し、オープニングドライブを FB ヤングへのタッチダウンパスで締めくくると、直後のキックオフでキックオフリターンタッチダウンを決められ同点にされてしまうが、気落ちせずにふたたびモリスのランと短いパスを中心にドライブを進め、最後は WR ガーソンへのタッチダウンパスを決める。
イーグルズは 14-7 とされてからのドライブで、敵陣深くまで攻め入ってから RB スプロールズファンブルしてボールを失ってしまう。レッドスキンズはこのあとフォーバスが FG を2本決めて 20 点まで得点を伸ばすが、イーグルズも反撃。マクリンの 80 ヤードタッチダウンは反則(30 ヤード地点でのブロッカーのイリーガルブロックアバヴウェイストで、マクリンは独走してたので多分これがなくてもタッチダウンしてた。いらない反則。)でヌリファイされるが、その後もドライブを続けて最後はマシューズのタッチダウンまでつなげた。そして前半残り 1:15 からイーグルズのドライブ、タイムアウトは3回残っていて、フォールズはそれをどんどん使いながらボールを前進させる。充分深く攻め入る前にタイムアウトを使いきってしまい、これインバウンズで止まったらフィールドゴール蹴れんぞと思いながら見ていたのだが、ここもきっちりマシューズへのタッチダウンパスをヒットした。もしかするとフィールドゴールなんて最初からあんまり考えてなかったのかも知れない。20-21 とイーグルズが逆転して折り返し。
後半はイーグルズが FG を2本決めて 20-27 としたところで、カズンズから WR デショーン・ジャクソンへのロングパスが通る。ジャクソンはちょうど DB を抜き切ろうかというところで、カズンズのボールも見事だった。81 ヤードのタッチダウンとなり、また同点。ジャクソンはエンドゾーンで両手をひらひらさせてはしゃいでみせた。ナンバーワンレシーバーであった自分を放出した古巣に対して思うところはあったのだろう。
このあとレッドスキンズはフォーバスが 33 ヤードの FG を外し、逆にイーグルズはマクリンのタッチダウンレシーヴで 27-34 と再びリードする。その次のレッドスキンズのプレイがこの試合唯一のインターセプトで、再び攻撃権を得たイーグルズがフィールドゴールを決めて 27-37 とリードを 10 点に広げた。
しかしカズンズはまだ諦めない。この日ここまでボールタッチのなかった RB ヘルーへのショートパスからするすると走り抜けて 51 ヤードゲインすると、最後もヘルーのランでタッチダウンとして3点差。そしてイーグルズの返しのドライブをパントに追い込むと、そのパントがシャンクしてレッドスキンズはイーグルズ陣 41 ヤードからという絶好の位置からの攻撃になる。これは同点は堅いか、と思ったのだが、ここでのプレイがちょっと淡白で、最初のランがノーゲインで終わったあと3本続けてインコンプリートとなって攻撃終了。最後はタイムアウトも足りなかったため諦める恰好になった。
いささかお互い守備に難があるかな、という感じではあったけど、ポケットパサー同士の点の取り合いになって実に面白かった。乱闘になって両チームから退場者が出るなど荒れたところもあったが、それだけお互い思いが強かったということでもある。フォールズは何度も地面に倒されながらサックは結局一度もされず、そのたびに立ち上がってプレイに戻った。カズンズもバックアップにしておくには勿体ないほどの力があることをまたしても示した。RG3 にはもちろん戻ってきて欲しいけど、フォールズとカズンズが同地区のライバルとして毎年相見える未来というのは、それはそれで見てみたいなあと思わされた試合だった。カズンズは自分はバックアップだという立場を崩してないみたいだけど。
最終スコア:WAS 34-37 PHI

Baltimore Ravens (2-1) @ Cleveland Browns (1-2)

同地区のライバル対決……といいたいところだがブラウンズは昨年の2回目の対戦で勝つまでレイヴンズに 11 連敗していた。今年はブライアン・ホイヤーがその壁に挑む。あんなエントリ書いた所為か知らんけどこの試合はやたらブラウンズに肩入れして見てしまった。
レイヴンズがフィールドゴールで先制したが、そこからは交互にタッチダウンを奪い合い、逆転に次ぐ逆転となった。ブラウンズはホイヤーのパスがショートからミドルレンジにかけて正確に決まり、一方レイヴンズはランプレイが中心。特にルーキー RB タリアフェッロのランをブラウンズは前半全く止めることができず、好き放題にゲインされていた。5回逆転を繰り返して 3Q 途中で 17-21 とブラウンズがリードする。
返しのドライブでレイヴンズがとうとう先に崩れる。フラッコが投じたロングパスがパスラッシュを受けて伸び上がりながら投げたため微妙に飛距離が伸びず、インターセプトを受けてしまう。しかしブラウンズは敵陣から始まった攻撃でファーストダウンを更新できず、50 ヤードの FG をカンディフが左のポールに当ててしまい無得点に終わった。次のドライブではレイヴンズが敵陣でのギャンブルに失敗し、返しのドライブ、ホイヤーは自陣 21 ヤード地点からワイドオープンの WR テイラー・ガブリエルにパスを通すが、これをガブリエルが目測を誤ってレシーブしながら転倒。なんとか立ち上がって走り出すも、9ヤード地点でつかまってしまう。結局タッチダウンまで行けなかった上に 4th ダウンで蹴ったフィールドゴールはブロックされ、70 ヤードのパスを通したのに手ぶらで帰ることになってしまった。
結局ブラウンズにはこのふたつの逸機が高くつく。返しのレイヴンズのドライブをゴール前3ヤードでぎりぎり 4th ダウンに追い込むと、レイヴンズは残り 5:04 のこの状況でギャンブルではなくフィールドゴールを蹴って 20-21 とする。ブラウンズはしかしホイヤーの肩がちぢこまり、スリーアンドアウトで攻撃終了。もう一度回ってきたドライブでもタイムアウトを2回使わせたあとの 3rd ダウンで投じたボールがややターンボール気味になりホーキンズが落球し、またしてもスリーアンドアウト。最後は 1:58 残してパントを蹴り、レイヴンズはミッドフィールドから攻撃を開始する。ここでフラッコが図々しくスティーヴ・スミスへロングパスを投じ、これがまんまと通ってブラウンズ陣 13 ヤードまで前進した。タッカーの FG が時間終了とともに決まり、23-21 でレイヴンズが逆転勝ち。
ブラウンズは本当にいいゲームをしたが、弱いチームの悲しさで勝ち試合を締める方法を知らない。内容的にはほとんど勝っていた。残念でならない。ディフェンスはもともと悪くないという評価だったが、この日はオフェンスも 80 ヤードのドライブを3本成功させていて、確実に形になりつつある。ホイヤーも 19/25-290yds-1TD-0INT とかなりのスタッツだった。勝敗は 1-2 だが、まだまだ期待できるシーズンと言えよう。逆にレイヴンズは不用意なインターセプトやガブリエルにロングゲインを許したカバレッジなど隙も多かったのに、ここぞというところのドライブを進めてきっちり FG を選ぶなど、強いチームの試合をしているなという感じだった。今年は結構いいところまで行きそうだ。
最終スコア:BAL 23-21 CLE

  • ブラウンズに面白いトリックプレイがひとつ。1st ダウンでマンゼルが出てきて、RB にハンドオフしてほぼノーゲイン。2nd ダウンでもプレイを続けようとするが、サイドラインに呼ばれて下がっていき、入れ替わりにホイヤーが入ってくる。マンゼルは OC の目の前でなにやら説教をされているらしい様子で、テレビ中継のカメラもそのシーンを抜いている。と、OC が手に持ったファイルを横に振る。実はそれが「行け」という合図だった。そう、マンゼルはサイドラインから出ておらず、ワイドレシーバーとしてセットしていたのだ。マンゼルはがら空きのサイドライン際を駆け上がってボールを受け、セイフティが立ちはだかるまでに 39 ヤードゲインした。これは RB テランス・ウェストのイリーガルシフトでヌリファイされたが、本来はアンスポーツマンライクコンダクトとされるべきらしい。→マンゼルのトリックプレー、プレー自体が反則だった |アメフトNewsJapan

San Francisco 49ers (1-2) @ Arizona Cardinals (3-0)

GAORA の放送は今季初のターハマコンビ(実況:タージン氏、解説:濱田篤則氏)。なんとなくリストラされちゃうんじゃないかと心配していたのだが大丈夫だったようだ。
カーディナルズはカーソン・パーマーが復帰できず今週もスタントンが先発。先週はひどいスタッツだったが今週実際見てみるとわりとしっかりしてて、18/33-244yds-2TD-0INT と数字も大きく向上した。割と肩が強く、すぽんとロングパスを決めるようなところがあって、パーマーと少し似ているかも知れない。その意味ではいいバックアップなのかも。
フォーティナイナーズは試合開始から2ドライブ連続でタッチダウンをとってリードしたが、そこから1点も取れずに負けた。キャパニックは今週はインターセプトもなく、29/37-245yds と堂々たる数字で、走るべきところでは走り(12att-54yds)、それでも勝てなかった。一因としては後半(チームが)反則をとられまくったことで、特にパーソナルファウルが多かったのはまずかった。しかしヘルメットクラウンでのヒットはあんまり厳しく反則取るとアメフト成り立たなくなっちゃうような気がするね。
カーディナルズはまさかの3連勝で、全勝3チームの一角に残った。なんか一昨年もそんなことあったような……。
最終スコア:SF 14-23 ARI

Denver Broncos (2-1) @ Seattle Seahawks (2-1)

昨季のスーパーボウルの再戦。考えてみると、確率的には 1/4 で翌年に同対戦があるわけだけど、実際に見たのは4年目にしてこれが初めてだ。ちなみに NFL 史上6回目らしい。
試合は両軍の守備陣が踏ん張りロースコアの展開になる。1Q はおたがいフィールドゴールの3点ずつだけ。2Q にウィルソンがロケットへの 39 ヤードのタッチダウンパス一本決めてシーホークスがリードすると、2Q のうちに最後はリンチへのショートパスでもう一本タッチダウンを奪い、前半は 3-17 で折り返し。2Q から 3Q にかけてはブロンコスオフェンスがほぼ完封され、敵陣に入ることすらままならない。
それでも切れずに愚直に守り続けたディフェンスは 3Q の間得点を許さず、4Q に入って活路をひらく。敵陣1ヤード地点でウィルソンをサックすると、続くプレイではエンドゾーン内のリンチにディフェンスが殺到してセイフティ。さらにウィルソンから今季初のインターセプトをもぎとると、タッチダウンを加えて 12-17 と一気に点差を詰める。さらに逆転を目指すドライブで敵陣 24 ヤードまで迫ったブロンコスだが、マニングが投じたパスがインターセプトされ、50 ヤード以上リターンされてしまう。残り時間はこの時点で 2:25、小さく首を横に振るマニングを見て流石に終わったと多くの人が思ったことだろう。
しかしブロンコスはあきらめない。ディフェンスがきっちりと3回止め、残っていたタイムアウト2回を使いきり、フィールドゴールが決まって 12-20 になった時には残り時間は 0:59 となっていた。マニングはここからボールを動かし始める。サンダーズへ、デメアリアス・トーマスへ、そして最後は左サイドライン際のジェイコブ・タミーへ。わずか3本のパスで 80 ヤード進んでしまった。ツーポイントコンヴァージョンも、時間がかかりながらパスプロテクションが保ち、デメアリアス・トーマスへの矢のようなパスが通って成功。20-20 となってオーヴァータイムに突入した。
だが最後はシーホークスが上だった。オーヴァータイムで先攻をとると、ウィルソンが徹底して短いパスと自らのランを積み重ねて着実に陣地を進めていく。ブロンコスディフェンスもロングゲインは許さないがどうしてもこれを止められない。残り6ヤードとなった 13 プレイ目、オフェンスラインが中央に大きな穴をぶちあけて、マショーン・リンチがまっすぐにそこを駆け抜けた。


どちらもディフェンスが強く、見応えのある試合だった。ただリンチが 26att-88yds と押さえられながらもなんとかもがき続けたのに対し、モンテイ・ボールは最初のドライブの最初のプレイでファンブルロストし、試合を通しても 14att-38yds に終わった。強いて言えばその辺りに差があったか。それでもまだこれはレギュラーシーズンの week 3 の試合に過ぎず、プレイオフでもスーパーボウルでも無い。わざわざ手の内を見せあうことはないのだ。にもかかわらず面白い試合だった。
最終スコア:DEN 20(OT)26 SEA

Chicago Bears (2-1) @ New York Jets (1-2)

マンデーナイト。どうでもいいけどジェッツ3週連続放送されてる。何故だ。
ベアーズがインターセプトリターンタッチダウンとパントのマフから得たチャンスで 1Q のうちに 14-0 とリードし、一度は 17-13 まで詰められたものの最後まで一度も追いつかれることなく逃げ切り勝ち。ジーノ・スミスはインターセプト2本で、1本目はどうも軽率に投げた感じだったし2本目はエンドゾーンで、こういうとこ改善されないと駄目だろうなという感じ。カトラーは 23/38-225yds-2TD-0INT とかなり成功率が低いがまあなんとかって感じのスタッツ。だいたいこの人勝つ時でもいつもこんなもんだし、勝負どころでは結構決めるからな。
最終スコア:CHI 27-19 NYJ

Other Games:早くも沈むタイタン/ロモ様素敵/イーライ初勝利/ボートルズデビュー/ロジャーズの沈黙/カー届かず/ブリッジウォーターもデビュー/マイアミまじマイアミ/鉄の壁堅調/他全10試合

TEN(1-2) 7-33 CIN(3-0)ベンガルズが3連勝。サヌーが投げてドルトンがレシーブするトリックプレイを披露するなどやりたい放題で完勝だったようだ。先週怪我した A.J.グリーンも戻ってきて元気に 102 ヤード稼いだ。タイタンズは前半に今季チーフスから移籍してきた K ライアン・サカップが FG を2本外して波に乗れなかったが、ロッカーのパフォーマンスもいまいちでインターセプト2本、その他にもエンドゾーン内でのホールディングでセイフティを献上するなど、まあそりゃ勝てないよという。ロッカーは手首の MRI を受けたとのこと。
DAL(2-1) 34-31 STL(1-2)カウボーイズ、0-21 からの逆転勝ち。ターンオーバーで広げられた点差を相手のターンオーバーで縮めるみたいな展開で、要するにやや sloppy な試合だったと考えていいだろうか。ラムズインターセプト2本、ファンブルロスト1回、敵陣でのギャンブル失敗、エンドゾーンでのドロップ、とあらゆることをやってこの点差なので勿体ない負けだった。今週もオースティン・デイヴィスが投げたそうで、オフェンスが形になってきているし、ここ2試合のパフォーマンスは想像よりはるかにいい。注目したい。
HOU(2-1) 17-30 NYG(1-2)ジャイアンツが今季初勝利。今季レイダーズから来た RB ジェニングズが 34att-176yds と大爆発、マニングも 21/28-234yds-2TD-0INT とかなりのスタッツで、まあファンブルロストとかスナップミスとかありつつも勝ち。とにかくいっこ勝つと違うだろうからこれは大きい。テキサンズはフィッツパトリックが乱調でインターセプト3本を献上し、一度もリードできなかった。
IND(1-2) 44-17 JAX(0-3):ジャグァーズの新人 QB ブレイク・ボートルズが早くも NFL デビューを飾った。前半ほとんどなにもできないままベンチに下がった先発チャド・ヘニーの後を受け、後半からフィールドへ。試合の帰趨は決した後だったが、14/24-223yds-2TD-2INT となんとも評価しづらい数字を残した。まあ前半で 30-0 だったらしいので来週以降スターターとしての数字を見てみたいところ。コルツはオフェンスもディフェンスもジャグァーズを圧倒、最後はラックが下がってハッセルベックが投げたらしい。余裕だなおい。
GB(1-2) 7-17 DET(2-1)パッカーズがわずか7点に抑えられて負け。ちょっと記憶にないなあと思ったけど実際 2008 年以来とからしい。ロジャーズが 16/27 の 162 ヤード、ランも合計で 76 ヤードと、これほどやられるのは本当に珍しい。ライオンズはスタフォードがインターセプト2本とファンブルロスト1回で相変わらずスタどんだったみたいだけどまあ相手が7点なら勝てますわな。
OAK(0-3) 9-16 NE(2-1):まあ順当にペイトリオッツが勝ち、なんだけど思ったほど点が入ってない。レイダーズの守備陣が頑張ったと見るべきか、ペイトリオッツのオフェンスがいまいちなのか。最後はレイダーズ RB マクファッデンがエンドゾーンに入ったが、ホールディングでヌリファイされたらしい。カーの初勝利はまたもおあずけとなった。
SD(2-1) 22-10 BUF(2-1):まあシーホークスに勝ってビルズに負けるわけにはいかないのでこれは順当……なんだけど無敗だったのはビルズの方なんだよな。リヴァーズは 18/25-256yds-2TD-0INT とまず文句のないスタッツ。ただ、ウッドヘッドが右脚腓骨骨折でシーズンアウトとのことで、これはまずいかも知れない。ビルズはジャクソン、スピラーの両 RB が抑えられ、マニュエルも悪くないけどよくもないぐらいの数字で、それでは中々厳しい。
MIN(1-2) 9-20 NO(1-2):やっぱりセインツには勝てんか。ヴァイキングズは白星スタートから2連敗となった。マット・キャセルは 2Q 途中で踵の負傷で退いたが、「いくつかの骨片がある」とのことでそれなりに大きな怪我のようだ。というわけで、今年のドラフト一巡指名 QB テディ・ブリッジウォーターがそのキャリアをスタートさせることになった。今日のところは 12/20-150yds-0TD-0INT で実に可もなく不可もなくという数字。それよりもピーターソンの不在がチームに落とす影は大きく、アシアタも 12att-35yds とかなり物足りない数字だ。まあでもセインツに負けるのもある程度仕方ないので、来週また頑張ろう。/セインツは今季初勝利。ブリーズは 27/35 と素晴らしい成功率でタッチダウンも2本決めた。まあこれぐらいはいつでもできるというところではあろう。
KC(1-2) 34-15 MIA(1-2):おお、チーフス圧勝ではないか。ジャマール・チャールズは結局欠場したが、代役のナイル・デイヴィスが 32att-132yds とハードワークで貢献した模様。アレックス・スミスも 19/25-186yds-3TD-0INT と手堅い数字を残した。ドルフィンズは相変わらずオフェンスラインが弱く、タネヒルは4サックを喫して 21/43 とひどい成功率。ランではミラーが 15att-108yds とかなり走っているのだがうまくかみ合っていない。そろそろタネヒルをベンチにという声も出ているとか。
PIT(2-1) 37-19 CAR(2-1)スティーラーズが圧勝。前半は 6-3 と守りの堅い両チームらしい展開だったが、後半パンサーズに自陣でのファンブルロストとパントのマフがあって、結果的に点差の大部分はその2プレイによるものとなっている。スティーラーズはベルが 21att-147yds、ブラウントが 10att-118yds と凄い数字になっているがこれはそれぞれ 81 ヤード、50 ヤードのゲインがあったもの。まあそれを除いても相当な数字という気もするけど。パンサーズはそのふたつのビッグゲインを許したことこそ気になるけど、それ以外はまあ、忘れてしまってよいような気はする。


(更新終了)