黄昏通信社跡地処分推進室

黄昏通信社の跡地処分を推進しています

新作稼働開始

さて、新作「MAXIV CODE」。これが第 14 作目とのことで、思えば遠くへ来たものである。7クレほどやったのでとりあえずの雑感を。

  • トーナメントと検定、あと購買部やマイルームといったあたりの基本的な構成は大きな変更はなし。前前作から前作同様、マイナーチェンジといったところだが、とにかくよくできてるのであえていじる必要もないかなとも思う。
  • 組の昇降条件は大きく変わった。直近3戦の平均順位「1位」で昇級、「5位以下」で降級となったので上がりにくく下がりやすくなった。これはフェニックス組(およびさらに下位の組)の過疎化を防ぐためと考えられる。おれはここ二作ぐらいはほぼ完全にいわゆるドラフェニだったのでドラゴン組フェニックス組の状況はある程度見てきているが、自分の見る限りではドラゴンにはそこそこ人がいる一方でフェニックスではゴールデンタイムでも 2〜4 人というトーナメントも珍しくなく、やってて辛いものがあった。やっぱりこのゲームは人と対戦してなんぼで、ドラゴン組では通用しないから落とされる、フェニックス組ではろくに対人対戦が実現しない、だとあんまり楽しくないんだよね。トーナメントからプレイヤーが離れていたとしたらそれも一因ではあったかなと思う。だからこの変更自体は歓迎する。実際どれだけうまく行くかはやってみないとわからないところはあり、それはやりながら調整していくしかない。
  • 新モード「リコードアリーナ」は全くの新機軸。平たく言えばデジタル CCG をまるまる一個実装してきたわけで、これは相当気合を入れてきたなと思う。というか、本作のリソースはほぼすべてこれに振り向けたと言っても過言ではないのではないだろうか。内容としてはクリーチャーを出して殴り合う比較的オーソドックスなシステムで、クイズ要素は毎ターンの頭に2〜4問出される問題だけ。これに正答できた数だけそのターンの自分のフィールドがアクティヴになるので、答えられないとろくにアタックできないみたいな羽目になるが、とってつけた感は否めない。これが QMA の新モードなのか、と考えると正直戸惑いはある。
    • ただ、遊んでみた感じでは思った以上に楽しかった。シンプルなルールだけどバニラで殴り合うだけでもそれなりに頭を使うし、これでいろいろなカードや特殊能力を持ったクリーチャーなんかが入ってきたらますます面白いだろう。これはまあ、おれがマジックをやったことがあってそもそもこの手のゲームに親しんでいることも大きいと思うけど、わりといいシステムを作ったんじゃないかなという印象はある。
    • 1プレイごとに1枚ずつ新しいカードがもらえて、それとは別にブースターを買うこともできる。うーん、どうだろうね。おれぐらいのプレイヤーだとろくにカードもらえないだろうから、ちょこちょこならパックを買ってみてもいいかもしれない。この辺も CCG 勢は購入のハードルが低いものと思われる。
  • トーナメントは2ゲームだけやって2ゲーム目で優勝できた。人間5人とかだったしライスタ四択 NORMAL しか出せなかったので完全にまぐれだったが、決勝が前作の4問3セットから前々作の3問3セット+ COM の3問1セットに戻ったのは正直大変有難い。おれのようなプレイヤーにとっては少なくとも勝ち目が増える変更だから。
  • 検定、一発目は「アーケードゲーム」。おれのための検定だ……といいたいところだが今世紀に入ってからのゲームについてはかなり怪しい。音ゲーの問題とかほぼわからんからなー。あとマスメダル機の問題とか出てなるほどと思った。アーケードゲームというのもかなり幅が広い。ともあれ問題運にも恵まれて2クレ目で SS まで行った。これでQメダル 6 枚か。
  • そうそう、Qメダルというシステムが導入されていた。トーナメントとか検定とかやるとゲージがちょっとずつ溜まっていって、ゲージ一本溜まるとQメダル1枚もらえる。それ以外にも検定のAなら1個、Sなら2個、SS なら3個、SSS なら4個もらえる(それぞれの検定で1回だけ)。あとはドラゴン組で勝った時は2個もらえた。たまったメダルはQメダル交換所でアイテムと交換してもらえる。ちょっとよくわからんけど、マジカ以外にもプレイ回数にインセンティヴを与えるシステム……なのかなあ。全部マジカでよかった気もするけど、リコードとかもアイテムに入ってるから、新システム導入した方が話が早かったのかもしれない。

とりあえず、そんなところで。