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夏かしのブログ

2011-12-24

「AKB48 紅白対抗歌合戦」に脱帽したことと、指原莉乃がトップバッターに起用されたことについての独りよがりな考察

「AKB48 紅白対抗歌合戦」(2011.12.20)をフランスの動画サイトで観ました。初めは、Youtube に投稿された動画を観たのですが、映像が途切れているところがあったので最初の30分くらいしか観ていませんでした。フランスの動画サイトの動画はこの問題がなかったので、最後まで観ることができました。ただ、私はAKB48のファンではないので、全体(3時間半くらい)を観たのではなく、少し飛ばしながら観ました。

フランスの動画サイトの動画にはあえてリンクを張りません。その代わり、「AKB48劇場」の支配人である戸賀崎智信が「AKB48 紅白対抗歌合戦」について報告しているブログ記事にリンクを張っておきます。

動画を観る前には、「AKB48 紅白対抗歌合戦」は、AKB48の運営の思いつきで企画され、それほど準備をせずに行われたものだと思っていました。しかし、実際に観てみると、正直言って脱帽しました。プログラムの構成が良いだけではなく、歌い手、歌う曲の選び方にも十分に考えが及んでいました。何よりも、観る人が楽しめることを考えており、また、出演者も楽しめるようになっていることに、感銘を受けました。これは、本家の「紅白歌合戦」が、いつの間にか忘れてしまったことのように思います。

本家の「紅白歌合戦」は、毎年、スペシャルゲストを呼ぶことにより、視聴率を上げることに努めています。報道によると、今年は、外国の人気歌手であるレディ・ガガに出演してもらえるように、交渉をしているようです。彼女の出演により、本来は「紅白歌合戦」を観ない人が視聴することになるかもしれません。しかし、彼女が出演することは、「紅白歌合戦」を以前から楽しみにしているような人達の多くにとって、それほど大きな喜びをもたらすようなものではないように思います。「AKB48 紅白対抗歌合戦」は、「紅白歌合戦」がそのあり方を見直すためのいいキッカケになると思います。と言っても、私は基本的に「紅白歌合戦」は観ませんので、とやかく意見をいう資格はありませんが…。


「AKB48 紅白対抗歌合戦」は、白組の指原莉乃が「DearJ」(板野友美のデビュー曲)を踊り、歌うところから始まりました。これに続いたのが、紅組の秋元才加による「Flower」(前田敦子のデビュー曲)です。AKB48でソロデビューをしている二人の曲を、「笑っていいとも!」のレギュラーである二人が歌ったということです。このことにより、これからもメンバーが持ち歌でない歌を歌うことを、観客は理解することになります。

「DearJ」を歌っているのが指原莉乃であることに気が付いた観客からは大きなどよめきがおきました。指原莉乃には大きなプレッシャーがかかったでしょうが、この大役を見事に果たしました。AKB48の運営が、指原莉乃に「DearJ」を歌わせることに決めたことには、大きな意味合いがあり、メッセージが込められていると思いますが、これについては後ほど述べることにします。

秋元才加による「Flower」については、前田敦子が歌う「Flower」とは全く異なる印象を受けました。実は、私は秋元才加の歌は初めて聞いたのですが、意外にイケてると思いました。今回の歌い方は少しどころではなく濃すぎて、一般には受けないと思います。でも、ソロ歌手としての機会が与えられ、運が良ければ、可能性はあると思いました。


この後、6組の審査員(三田佳子神田うの森永卓郎叶姉妹野村克也)の紹介がありました。そして、すでに歌った2人を含む全体で14対決の歌合戦が本格的に始まりました。以下に、特徴的な対決だけを表に示します。なお、私は第13対決において、白組の篠田麻里子小嶋陽菜が歌った「となりのバナナ」が気に入りました。

白組 紅組 説明
第5番目SKE48(「オーマイガー」)NMB48(「パレオはエメラルド」)グループの歌の取り換え対決
第6番目ペラペラペラオ」〔Not yetの歌〕 「唇触れず・・・」〔ノースリーブスの歌〕キャプテンの属する派生ユニットの歌対決
第8番目HKT48(博多JKT48(ジャカルタ今年できたグループ対決
第11番目 「あなたとクリスマスイブ」 「ノエルの夜」 クリスマスの曲対決
第12番目 板野友美(「夜風の仕業」) 高橋みなみ(「Beginner」) 有力者対決
14番 大島優子(「愛しさのアクセル」) 前田敦子(「枯葉のステーション」) 2トップ対決

対決の途中には、それぞれの組の応援団が登場しました。紅組の応援はあやまんJAPAN、白組の応援はダチョウ倶楽部でした。あやまんJAPANが選ばれた理由は、こじつけでしたが、ダチョウ倶楽部が選ばれた理由は、キャプテンである大島優子と同じ事務所(太田プロ)であるからだということでした。上島竜平が、初めは断るけど、他の人が手を挙げるので引き受けることになるお約束の芸が行われたのはもちろんのことです。その他に、上島竜平の新しい芸に対してJKT48までが呼応するなど暖かく対応されたので、彼は感涙をしていました。

14の対決が終わり、紅白の勝敗の集計が行われている時間には、今年ヒットした曲のメドレーが行われました。歌われたのは、「フライングゲット」(チームB)、「ヘビーローテーション」(チームK)、「風は吹いている」 (チームA)、「上からマリコ」 (じゃんけん選抜)、「Everyday、カチューシャ」(ほとんど全員)でした。

対決の結果は、白組に軍配があがりました。私には、白組は、トップバッターの指原莉乃が抜擢に応えた時点で流れをつかみ、その流れをそのまま離さなかったように見えます。


最初の方で述べましたように、指原莉乃をトップバッターにして、板野友美の持ち歌である「DearJ」を歌うようにしたことには大きな意味合いがあると思います。今年に行われた選抜総選挙において、研究生から出発したメンバーの中では、指原莉乃が一番上位である9位になりました。そして、8位となったのが初期メンバーの板野友美でした。

メンバーは選抜総選挙の順位をそのまま受け止め、前に進んだと思いますが、各メンバーのファンの中には色々な感情が起きて、それは今も残っているのではないかと思います。8位以上のメンバーのファンは、指原をまだ認めないと思ったかもしれませんし、10位以下のメンバーのファンは、何で指原が9位なのかと思ったかもしれません。そして、指原莉乃のファンは、マスコミへの露出度が8位以上と9位以下とは著しく違うという現実を、後に痛感することになったと思います。

優遇されているメンバーに対して、ゴリ推しされていると非難をするファンがいます。しかし、推されたとしてもそれに応えなければ、チャンスは遠ざかってしまいます。今回、指原莉乃はトップバッターに推されました。そして、割り当てられた曲は、ダンスに定評がある板野友美の持ち歌「DearJ」でした。ダンスがそれほど得意でないとされる彼女にとってはかなり厳しい課題です。しかも、選抜総選挙で9位になった彼女には、ヘタレという理由によって大舞台での大きな失敗が許されることはないと思われます。

「DearJ」における指原莉乃のダンスは極めて上手いというものではありませんでしたが、AKB48運営が想定していたと思われる水準を十分に満たしていたと思われます。彼女のアンチもある程度は認めざるを得ないレベルであったように思います。指原莉乃の歌声は魅力的でしたし、彼女らしい演出もありました。指原莉乃は、もう少し上に行けるという資質を示すことに成功したと思います。

指原莉乃の目のメイクは篠田麻里子が行い、口のメイクは板野友美が行ったとのことです。板野友美の特徴であるアヒル顔のメイクを本人がしたというのは面白いです。(指原莉乃ブログ記事によると、)板野友美は直前までアドバイスを行い、(戸賀崎智信のブログ記事によると、)板野友美は心配そうに見ながら応援していたようです。今までは、二人の間には若干の距離があると解釈する人もいたようですけれど、今回のことはそれを払しょくするためにも良かったのではないかと思います。

――以上――


【関連記事】

ぽけもんぽけもん 2012/02/18 14:14 みごとな考察です。
わたしがおよそ考えていたこととまったく同じです。
メンバー同士が困難を乗り越えて距離が近づくことは良いことですね。

natuka_shinobunatuka_shinobu 2012/02/18 21:03 ありがたい言葉であり、コメントのしようがありません。

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