2012-02-05
■[notes]ピアノ協奏曲を聴いて
オーボエのAが鳴るとワクワクしてきます。
昨日、アマチュアオーケストラの定期演奏会へ行ってきました。頻繁に足を運ぶにはプロのオーケストラは高価なので、あっちのオケ、こっちのオケと色々なアマチュアオケを聴きに行きます。なんやかんや言っても、やっぱりその場で演奏されるマイクを通さない音の広がりは良いものですし、色々な意味で自分の創作が豊かになるんじゃないかな、なんて思ったりします。
今回の目玉はラフマニノフのピアノ協奏曲2番。
ソリストを呼ばないといけないせいか、アマチュアオケで協奏曲を聴く機会はあまりなく、数ヶ月前から楽しみな演奏会でした。
会が進行し、いよいよピアノ協奏曲、という前に指揮者からこんな言葉がありました。
「今回招いたピアニストは、ラフマニノフのような大きな人です。私はラフマニノフに会った事ないですけど」
そして登場したピアニストは、まあ、大きな人で189cmあるのだとか。一体何を食べているんだろう?タッチもしっかりしていてオケに埋もれず良く聞こえるし、演奏自体も軽々とこなしているようにみえます。手が大きいっていいなあ。きっとフォークボールも良く落ちるに違いない。
アンコールも交えての2時間半、とても満足の演奏会でした。やっぱりオーケストラっていいよな、なんちゃって。
昨年から関わっている2件のゲーム音楽がとりあえずOKテイクとなったので、これから9thアルバムの続きを始めようかと思っています。こちらは今で言うとエレクトロニカ、なんていうのかな、生楽器に電気的な処理を施してちょっと変わったテクノミュージックを作ろうかと思っているのですが、いつか機会を見つけてピアノ協奏曲も作ってみたいと思います。自分の演奏だと制約が大きすぎるから、ちょっと工夫するだろうと思うけれど。
2012-01-28
■[creation]音楽制作の依頼で思う
何だかちょっと偉そうな題名だけど、別に菓子折り持ってきなさいとかそういうことじゃなくて。
音楽制作の依頼を頂いた時、どんな音楽がいいですか?と伺います。当たり前ですね。そうすると、「音楽に詳しくないから分からない」とか「作曲したことないから分からない」といった類いの返事を頂くことが、まま、あるのです。
う〜ん、例えば「曲はオーケストラで、楽器の編成はあーたらこーたら…」といったことまで教えてと言っているわけじゃないんですね。そういうのはこちらで考えて提案するものですから。ただ、そうすると「●●みたいな曲」といった返事が返ってきて、更に腕組みをしてしまったり。
相手の返事に制約を設けたくないといいますか、限定したくないので、上記のように私はお伺いをたてるわけですが、詳しく言うとこういうことなんですね。
「あなたは自分の作品に音楽を取り入れることで、どういう効果をあげたいと考えているんですか?」
作品に音楽を取り入れようと考えた時、具体的な曲が流れていなくても、そこに漂う空気だとか、表現したいと思う何かは存在しているはずなんです。そうでなければ、そもそも音楽を入れようなんて考えないはずですから。音楽制作者(少なくとも私は)が知りたいのは正にそこ。もっと自分の作品を熱く語ってほしいなと思います。
こういう言い方をすると、そのまま話が流れてしまったりします。
疑問に思いつつも割り切って作業する方が良かったりするのかもしれませんね。
でも、自分の名前がクレジットされる以上、納得して取り組みたいし、何より参加させて頂く作品が少しでも良くなるように力を尽くしたいと思うのです。
門外漢ではあっても、相手に意思を伝えられる言葉は持てるようでありたいものです。
2012-01-25
■[notes]生存確認の終わり
ブログというものが普及する前から、自前のサイトで短い文章を書いていました。全然一口じゃない「今週の一口」とかね。
文章書きは、毎日MIDIデータをアップするのも難しいし、更新していないと生きているのかどうなのか分からないので、始めたものだったのだけど、考えてみれば今はツイッターもあるし、発信するのがずっと楽になっているんですよね。ツイッターで一言つぶやけば、一応、生きてるってことになる。
そう考えると、ブログの立ち位置も少し考えた方がいいのかなあ、なんて気がしてきます。毎日(少し怠けている日もあるけど)無理に更新しなくてもいいのかなあ…とか。ツイッターで言い切れない出来事だけ書こうか…とか。
う〜ん、難しい。
2012-01-24
■[book]そこにはきっと出会いがあります
ふらりと立ち寄った本屋で、こんな本を見つけました。【壺中の天国】。私の好きな作家、倉知さんの著作です。
読書は好きだけど、発売日カレンダーなどを細かくチェックしているわけではないので、こんな風に偶然、好きな作家の新刊(ではない時もある)を見つけると、何と言いますか、宝物でも見つけたような楽しい気分になりますね。
今回の本は上巻ということで、下巻も棚に並んではいたのだけどパスしました。
それにしても、【過ぎ行く風はみどり色】に比べるとコストパフォーマンスがあまり良くないかなあ、なんてケチなことを考えてしまう厚さですが、きっと中身が濃いのだろうと期待して少しずつ読み進める事にします。うん。
2012-01-22
■[music]優しい音楽が好きな人へ贈るラジオ
色々な音楽を聴いて日々勉強の毎日だけど、そんな中、こんなラジオ番組を見つけました。
■Abiding Radio
http://www.abidingradio.org/format.html
こちらのページでオンエアされている「Instrumental」チャンネルは大変よろしい。
映画のエンディングのような曲が度々流されていて、ちょっと暖かい気分になったりします。
最近は音楽のジャンルも驚くほど細分化されていて、目当てのラジオ番組を探すのも難しいのだけど、こんな風に意図に沿ったものをピッタリ見つけると嬉しいものです。
色々聴いてみようということで、他のラジオ番組もあれこれ探しては聴いています。世界中のラジオ番組が手軽に聴けるって素晴らしい。
2012-01-21
■[creation]ファミコンの音楽
音楽制作に関する記事をあれこれ検索していたら、こういうのを見つけました。
■YMCK
http://www.ymck.net/index.html
最近のゲームファンは知らないかもしれないけど、昔のゲーム機、ファミコンはこういう音が使われていて、これをゲーム音楽と呼んでいました。スペックで比べたら、多分、今の携帯電話より酷いんじゃないかな。一方で、このチープな世界で今も演奏されていたりする名曲が生まれたのも事実。BGMとして表現する場合、音色自体に限界があるので、優れたメロディーをもった曲は多かったような気がします。
上で紹介したサイトでは、これらファミコンで使われていた音源をソフトシンセとして無料配布しているようです。別途シーケンスソフトは必要みたいですけど、当時のファミコン音源に近い形で曲が作れるってわけだね。
作曲に興味があるという人は、こういうところから始めるのもいいんじゃないかな。私も作曲を始めた時使っていた機材は今と比べてとても制約の多いものだったけど、その時の試行錯誤で得た知恵やアイデアが今も活きています。何か制約がある方が人間、知恵を絞るものですよね。
私もその内、上記ソフトシンセを使って何か作ってみようかな。なんて思います。


