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2011-03-22

[]レバノン:3度目の大規模な宗派義体制打倒デモ (Al-Nahar紙)

まぁ細かすぎて逆に分かりづらいのですが。

http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/html/pc/News20110321_095255.html

2011年03月21日付 Al-Nahar紙

■ 数千人がアシュラフィーヤから内務省までデモ行進、市民国家への支持を表明

2010年03月21日『アル=ナハール』紙

レバノン宗派義体制の打倒」を叫ぶ人々は、レバノンの既存の枠組みに反対するために出来うる限りの人数を結集し、昨日のデモ参加者の数は、ベイルートで2月28日と3月6日に行われたデモ参加者の合計数を超えた。[ベイルート東部アシュラフィーヤにある]サースィーン広場が出発点として選ばれ、[ベイルート西部にある]内務地方行政省が参加者の集合場所として、また一連の「宗派義体制打倒キャンペーン」の一環として行われた第3回目のデモの終了を宣言する場所として選ばれたことによって、大規模デモは格別の注目を引くものとなった。参加者の一部は、連帯の象徴として残務処理内閣のズィヤード・バールード内相の参加を期待していたが、その参加は叶わなかった。宗派義体制やそれを象徴する人物を非難するシュプレヒコールが一層激しく叫ばれ、ナビーフ・ビッリー国民議会議長の退任を求めるプラカードをデモ参加者の一人が掲げたことで、アシュラフィーヤでは事態が紛糾する場面もあった。

シュラフィーヤのサースィーン広場には、昨日の正午過ぎから何千人もの市民が集まり、列をなして大規模デモを開始し、「打倒レバノン宗派義体制」、「パンと学問と自由のために抵抗する世俗主義国家の建設を」、「宗派主義反対」などと主張した。アシュラフィーヤ近辺を回ったデモ隊は、ラアス・ナバア地区、ハンダク・ガミーク地区、バスタ地区、ダンナーウィー地区などを経て[内務省のあるベイルート西部の]サナーイウ地区まで行進した。また前回までの二度のデモと同じく、今回のデモでも「指導者」は登場せず、各政党の幹部が参加者の間に混じり、アドナーン・アッ=サイイド・フサイン国務相、イサーム・ナアマーン元情報相や、レバノン共産党の幹部や、「自由国民潮流」のバッサーム・アル=ハーシム幹部、国民議会議長官邸のアリー・ハムダーン報道官などが姿を見せた。また特筆すべきは、アリー・アッ=サイヤード師やハサン・リダー師などイスラームシーア派およびスンナ派の両派から宗教者が複数参加したことである。さらに[ハリーリー首相と関係の深い]「ムスタクバルTV」の報道関係者らや、労働組合幹部や著名な芸術家・文化人ら、また「非暴力母の会」などの諸団体も参加していた。女性のなかには「子供たちを宗派主義や暴力のなかで育てない」と母親たちの確固たる意志を表す巨大な横断幕を掲げる者もいた。

第3回「宗派義体制打倒」デモ参加者の年齢層は様々で、一家全員で参加する家族もいる一方で、ベビーカープラカードを掲げる母親らもいた。参加者のザフラ・イーサーさんは本紙に対して、子供たちと夫、親戚を何人か連れて参加していると話し、「デモに参加するのはこれで三回目です。宗派義体制打倒デモの参加者がどんどん増えるのは、嬉しいですね。子供たちの将来のためにもレバノンに市民国家を作らないといけないと思います。もう宗派義体制の犠牲が出たり、子供たちが巻き込まれるようなことはあってはいけません」と語った宗教関係者ではシーア派スンナ派宗教者6人が参加し、ためらうことなく非宗派主義国家の建設を叫んでいた。スンナ派側のハサン・リダー師は「市民には完全に市民権が与えられなければならない」と語る一方で、シーア派宗教者はデモ隊の掲げる要求の一部について留保を示していた。各政党メンバーらは、「宗派義体制打倒キャンペーン」の一環として参加したのであり、政治的な所属に基づくものではないとしながらも、彼らのなかには[ナビーフ・ビッリー国民議会議長の率いる]アマル運動幹部のアリー・ハムダーン氏のように、所属する政党の学生・青年部から相当数が参加していることを明らかにする者もいた。

(後略)

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翻訳者:志水創一)

(記事ID:21883)

レバノンでも政権批判デモ 平等な社会実現など要求

http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20110228/p3

でとりあげたように、

大統領キリスト教マロン派、首相イスラム教スンニ派、国民議会議長はイスラム教シーア派から選出されている。

とポストを分け合っているのですが、これがやはり問題になっているようですね。イラクもポストを分け合っている感じですが(どのポストがどの宗派とか固定化はしてないと思いますが)、イラクもこうなるんですかね。まぁ石油が出るキルクークとかがある分イラクの方がもめそうな気がしますが。

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