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森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

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2017-10-19 (木) 武蔵野・牛肉と馬鈴薯 国木田独歩

[]武蔵野牛肉と馬鈴薯 国木田独歩を極めよう! 武蔵野・牛肉と馬鈴薯 国木田独歩を極めよう!を含むブックマーク 武蔵野・牛肉と馬鈴薯 国木田独歩を極めよう!のブックマークコメント

 武蔵野・牛肉と馬鈴薯 (1965年) (旺文社文庫) 武蔵野・牛肉と馬鈴薯 (1965年) (旺文社文庫)


 

 旺文社文庫国木田独歩の6編の短編が収録されています

 わずか194ページばかりの薄い文庫本なのですが、驚くべきは解説です。

 129ページ以降は解説となっています

 つまり、この薄い文庫本の本文は65%ほどで、残りの35%は解説なのです。旺文社文庫解説が充実していることが特長でしたが、本書はその中でも最も充実している部類に入るでしょう。

 これはすごい。これだけ読んだら誰でもいっぱしの国木田独歩の愛読者を名乗れるでしょう。

 国木田独歩わずか37歳で早世し、残されている作品も多くありません。その残されている作品も、膨大な長編はなく、珠玉短編ばかりです。その作品の内容も、退屈な身辺雑記のようなものではなく、物語らしい起伏に富んだ面白さを感じるものが多い。

 作品が多い作家の全作品を読むのは大変ですが、国木田独歩作品のほとんどを読破するのは敷居が低いように思います

 旺文社文庫から国木田独歩作品集は3冊出ています。この3冊を読破すれば、国木田独歩の愛読者を名乗る資格は十分あると思います

 以下、本書の解説部分の紹介をば。


解説 中島健蔵

 20ページに渡って国木田独歩の生涯が描かれています現実理想のせめぎ合いという観点から書かれています


 wikipedia:中島健蔵


独歩の小説 野田宇太郎 

 詩人文芸評論家で独歩没後50年を記念して建てられた「武蔵野の碑」の碑文を揮毫された野田宇太郎氏が幼い頃から愛読した独歩作品についてエッセイ風に綴られています


 wikipedia:野田宇太郎


独歩と机を並べたころ 永田新之充 

 小学校で独歩と同級で友人だったという永田新之充氏が独歩について回想しています

 独歩の席次はいつも2番で、3番の永田氏と仲が良かった。

 独歩はやんちゃ者で“ガリ亀”というあだ名で呼ばれていたと。

 その後東京で同じ新聞記者として再会し、旧交を温めたと。

 永田氏95歳、昭和40年時点の執筆


 wikipedia:永田新之允 


国木田独歩 唐木順三

 先の中島健蔵解説は、独歩の生涯を年代的に紹介すること中心でしたが、こちらの解説は独歩の思想作品に焦点を当てています


 wikipedia:唐木順三


独歩回顧 小杉放庵

 近事画報記者時代、独歩に育てられたという小杉画伯が独歩を回想しています田山花袋・窪田空穂・真山青果なども登場します。飄々とした文体です。


 wikipedia:小杉放庵

 wikipedia:田山花袋

 wikipedia:窪田空穂

 wikipedia:真山青果


代表作品解題

 本書に収録されなかった独歩の他の作品が何編か紹介されています


年譜

 旺文社文庫解説の巻末を飾る名物の年譜です。2段組になっており、上段は該当作家の年譜、下段は日本社会の動きが記述されています


 wikipedia:国木田独歩


 国木田独歩 (明治の文学) 独歩吟・武蔵野ほか (読んでおきたい日本の名作) 武蔵野 (新潮文庫) 牛肉と馬鈴薯・酒中日記 (新潮文庫 (く-1-2))


■[速読読書]運命論者/画の悲み 国木田独歩

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170922/p1

■[速読読書]「牛肉と馬鈴薯」「春の鳥」国木田独歩

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170724/p1

■[速読読書]「あの時分」「少年の悲哀」国木田独歩

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170706/p1

■[速読読書]「武蔵野」「詩想」国木田独歩

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■[速読読書]非凡なる凡人 国木田独歩

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150331/p1


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2017-10-15 (日) 戦艦バウンティ号の叛乱

[]戦艦バウンティ号の叛乱 戦艦バウンティ号の叛乱を含むブックマーク 戦艦バウンティ号の叛乱のブックマークコメント

 戦艦バウンティ号の叛乱 [DVD] 戦艦バウンティ号の叛乱 [DVD]


少年少女ベル科学名作全集 難破船』

  http://sfclub.sakura.ne.jp/vkagaku08.html

  http://sfkid.seesaa.net/article/453153819.html

に、バウンティ号の反乱について載っていたので興味を持ってレンタルしてみました。

 何度か映画化されているようですが、現在DVD化されて見ることができるのは、

第8回アカデミー賞作品賞クラーク・ゲーブル主演・フランク・ロイド監督1935年版です。


 まあブライ艦長の残虐で憎々しいこと。こんな艦長の下、2年間も船で生活するなんてゾッとします

 しかし小舟に乗せられてティモールに着くまでは別人かと思うほどいい人になっています。そこが役者の演技のうまいところでもあります。また、我々一般人にとっても、シチュエーションによって別人になれることもあるということを表しているのではないでしょうか。

 クリスチャンが反乱を起こせば大部分の人が反乱側に着くと思ったのですが、制服組クリスチャンの友人のバイアムを含めて、大部分が反乱に消極的でした。

 まあ制服組はイギリス軍人らしく規律意識がしっかりしているのと、さすがの暴君ブライ艦長制服組にはあまり無茶を言わなかったことが関係しているのでしょうか。2年間を終えて帰国すれば出世約束されていることもあるし。

 一方、ブライ艦長にこき使われている水夫達も、ブライ艦長側に着いた人がいました。これはどういうことなんでしょうか。やはり当時の水夫達にとって、船長に従うのは当然のことで、反乱することは想像することもできない異常な事態だったということなんでしょうか。


  

 時は流れ裁判になります

 バイアム有罪を悟った時、ようやくブライ艦長暴君ぶりを告発ます

 最初からブライ艦長不適切行為告発して反乱の正当性を主張するという方針もあったのではないでしょうか。

 船上生活であれ反乱であれタヒチからの逃亡であれ裁判であれ、自分ならどういう選択をするか、色々と考えることのできる映画です。


 某ネットレンタルレンタルしたのですが、私が借りた版には、クリスチャン達が辿り着いた島(ピトケアン諸島)のその後について短いドキュメントが収録されていました。

 クリスチャン達のその後も実に色々なことがあったようです。それも物語になりそうな感じです。  

 さらに、1962年版の予告編も入っていました。同じ原作を使っているようで、リメイクに当たるのでしょうか。パンの木を放り出すシーンは同じですね。カラーだとより印象的。しかしこのシーン、反乱軍のすさんだ精神を表しているようで、何となく不吉なものを感じました。


 wikipedia:バウンティ号の反乱


 wikipedia:戦艦バウンティ号の叛乱 1935年

 wikipedia:戦艦バウンティ 1962年

 wikipedia:バウンティ/愛と反乱の航海 1984年


 wikipedia:ピトケアン諸島


ブクログ

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2017-10-13 (金) NLP会話力ノート 加藤聖龍

[]NLP会話力ノート 加藤聖龍 NLP会話力ノート 加藤聖龍を含むブックマーク NLP会話力ノート 加藤聖龍のブックマークコメント

 NLP会話力ノート NLP会話力ノート 


 タイトルに「ノート」と付いているだけあって、本の中身もノートのような罫線に文字が書かれている。本当にノートを読んでいるみたい。

 罫線があると読みやすいと分かった。

 今後、このようなレイアウトの本が広まってくれるといいと思う。


  

 内容についてはNLP説明

 これをどう会話に生かすのか今一つ分からなかったけど、NLPについては何となく分かった。

 こういうNLP理論を会話など現実生活に応用するというのは、応用力が試される。

 まあ、相手の心境をフィードバックすることが大事だとは分かった。

 私は会話が苦手ですが、苦手を意識するあまり、相手の反応を見る余裕がなくて一方的に話し続ける失敗があるようだ。

 NLP分析意識して相手の反応を見るようにするだけでも違ってきそう。


公式サイト http://www.nlpsol.com/

出版社の紹介ページ https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761267001


青葉台日記

【本】 NLP会話力ノート(加藤聖龍)・・・事例から説明NLPさわり理解できる。

  http://aobanikki.exblog.jp/13206908/


■[自己啓発]思ったことがうまく話せない人のNLP会話術 「なぜ?」よりも「教えてください」

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20110211/p1

■[自己啓発]「NLP速読術」とはテクニックでありプロセスではなかろうか

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20100210/p1


睡眠開発計画weblog

 脳が冴える!朝1分勉強法 NLP理論による人生向上法

  http://sfclub.seesaa.net/article/248672571.html

 人生破綻する!「朝90分人生を滅茶苦茶にする法」

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