OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

《読書記録》ブログで始める超速起業入門

 昨日、メルマガスタンド比較を掲載しましたが、

■ [日々の哲学]《メルマガ》各メールマガジン配信スタンド比較
   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050413

全然反響がないばかりではなく、アクセスすらありません。
 やはり需要がないのか。
 今日は続きを掲載するつもりでしたが、突発的に読書忘備録に変更。
ブログで始める超速起業入門 (アスカビジネス) ブログで始める超速起業入門 (アスカビジネス) 
 本書では、ブログの分類として、
●ニュースブログ
●日記ブログ
●専門家ブログ
の3分類がされています。
 そして、日記ブログを提供する代表的なブログサービスの例として、なぜかはてなダイアリー楽天広場が例として挙げられています。
 確かに日記サービスが起源のはてなダイアリーは形式としては日記ブログに分類されるでしょうが、はてなダイアリーを使ってニュースブログや専門家ブログをやることも可能です。
 はてなダイアリーでは「日付別表示ページ」に加えて「見出し別表示ページ」が可能となっていましたが、これがいよいよ「日記モード」「ブログモード」に分かれることになるそうです。
 はてなダイアリーは進化が速くて面白い。
 
 そして今回読んだ本書では、このブログの三分類のうち、最後の専門家ブログ(内容が専門分野に特化したブログ)を書くことで起業につなげよう、ということがテーマです。
 私としても、専門家ブログを目指しているはずですが、元来実力も能力も経験もなく、専門分野もない中途半端な人間なので、散々です。
 実態としては、興味あるテーマについて書いていく「エッセイブログ」「コラムブログ」といったところでしょうか。
 原則として、1日に1つのテーマを持つコラムの掲載で、総合雑誌に連載されているコラム、といったつもりで書いています。
 
 【専門家ブログ→起業に結びつける】
という本書の方法論から見ると、はてなダイアリーはどうなんでしょうか。
 確かはてなは商業利用は禁止されているのではなかっただろうか。
 本書でも幾つか事例が掲載されていますが、ブログに書いていたことが出版者の目に止まって本になった、という事例があります。今後、こういった事例は多くなるでしょう。
 その場合はどう判断するのか。
 また、はてなダイアリーにははてなダイアリーブックという素晴らしいツールがあります。
 これを小冊子として販売することはどうなのか。
 
 ブログは、起業の敷居を低くしています。
 独立起業とはいわなくても、週末起業、早朝起業といった、軽い冒険もできる時代となっています。
週末起業 (ちくま新書) 週末起業 (ちくま新書)
早朝起業―「朝5時から9時まで」の黄金時間を自分のために使う方法 早朝起業―「朝5時から9時まで」の黄金時間を自分のために使う方法
 そんな時、商業利用の禁止は、折角持っているブログの無限の可能性を抑えるのではないだろうか。
 はてなダイアリー出身者がブレイクすれば、はてなダイアリーにもプラスになると思います。
 せめて有料メンバーとなれば商業利用可能、という逃げ道があればいいのですが。
 また、婦人公論 The 90th anniversary blog は、商業利用でしょう。
 これが公式ブログとして認められるのなら、個人の週末起業・早朝起業のツールとしての利用も認められてしかるべきだと思うのですが。
 
 本書では、ブログはメルマガより影響力がある、メルマガで出遅れてもブログで逆転できる、という記述もあります。
 その例として、部数が伸び悩んでいるメルマガがブログでブレイクした例が挙げられています。
 しかし読んでみると、そのメルマガは配信部数1000部もありました。
 私が出しているメルマガ

無理なくゆっくりと安価に5か国語に入門しよう会
 http://nazede.gozaru.jp/gogaku.html
ヒトはなぜ学問するのか http://nazede.gozaru.jp/mm.html
少年少女世界の名作文学ブログ・速読み版 http://nazede.gozaru.jp/mmm.html

は、100部をやっと超えるくらいの部数しかありません。
 もう、全然レベルが違う。
 うさぎさん向きのメルマガ、かめさん向きのブログという記述もあります。
 私はかめの中でもかなり遅い方のかめのようです。
「オンリーワン戦略を作れ!」
「アクセス数は気にしない」
という指摘もあります。
……ということで、私は今後もゆっくりとカメさんペースで誰にも読まれることのないコラムを書き続けるのだった。
 
無理なくゆっくりと安価に5か国語に入門しよう会
 速読より簡単な5か国語入門。
 無理なくゆっくりと安価に5か国語を学習。
 英語・ドイツ語・フランス語・中国語・ハングルに挑戦します。
 このメルマガを学習の動機付け・ペースメーカーとして下さい。
    http://www.mag2.com/m/0000152630.html 

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【日々の冒険】カテゴリーの目次 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20050320
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