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2006-11-18 (土) 水滸伝1973年日テレ版(中村敦夫主演)鑑賞記第2回

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■[日々の冒険]水滸伝1973年日テレ版(中村敦夫主演)、再放送中!

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20061116 の続きです。

 

弟3回 熱砂の決闘

 

 山東省済洲の独立守備隊長に赴任してきた青面獣楊志(佐藤允)。

 自分が隊長になると思っていた副隊長は面白くない。

 済洲では一丈青扈三娘(土田早苗)を苦労の末、汚い手で生け捕りにして牢に入れていた。

 前回も登場していた一丈青扈三娘、実は高俅(佐藤慶)がお気に入りだったが肘鉄を食らわせて逃亡していたのである。

 彼女を高俅に差し出せば出世できる、というのが副隊長の狙いであった。

 

 高俅を呼び捨てにする楊志。都で憲兵隊長をしていたが高俅に嫌われ、飛ばされて来たのである。

 そこに都から高俅の部下・李成(入川保則)が高俅の指令を伝えに来る。

 林冲(中村敦夫)が牢を破ってこの辺に逃げ込んだ、5日以内に捕まえること。

 自分を左遷しておきながら命令するとは身勝手だ、しかし一丈青扈三娘を差し出すなら従ってもいい、と要求するが、もちろん聞き入れるわけがない。

「それなら断る。俺なら5日とはいわず、3日でやれるのだが」

と退出する楊志。待て、分かった、言う通りにする、と折れる李成。彼の権限で勝手に決めていいのだろうか?

 李成が都から持ってきた林冲逮捕用資金をねこばばしていたことを暴き、部下に分け与える楊志。なかなか格好良く描かれている。

 

 また、林冲が逃亡したということは、神行太保戴宗(黒沢年男)を通して梁山泊に伝えられた。

 首領・王倫(北原義郎)は、ぜひ迎え入れたい、とスカウトを決意。原作とは違って少しは物分りが良さそうである。

 また、神行太保戴宗は原作では役人をしており、宋江と一緒に梁山泊に入山したが、このドラマでは最初から梁山泊情報係として活躍している。

 

 林冲を探して旅をしていた小蘭(松尾嘉代)は林冲の人相書きを見て驚き、そのために役人に捕まり、一丈青扈三娘と同じ牢に入れられる。

「安心しろ。俺は女をだしにするような汚い手は使わない。

 林冲に負けたら逃がしてやる。ただし、俺が生きていたらの話だが」

と言いに来る楊志。敵ながら天晴れの描写である。後にベビーフェース転向するための布石か。

 

 神行太保戴宗に梁山泊入りのスカウトを受ける林冲。小蘭が捕まったとも知らされるが、無法者の仲間にはならん、と断る。

 戴宗は良ければ持っていけ、と薬売り用具一式を渡して去って行く。

 小蘭が落として行った胡弓を弾いている子ども(張の息子)に会う林冲。姉が病気だから薬を分けてくれ、と言われて家を訪ねる。

 病気で寝ていた姉は、現代のTVドラマに出演しても違和感ないほど時代を感じさせず、現代的な顔立ちだった。非常に存在感を感じて気になった。エンディングクレジットでは「張の娘 鳥居恵子」と表記されていた。検索してみると、結構色々と出てくる。当時売り出し中、という時期だったのだろうか。

 

 張の娘は、地主の時遷が高俅に賄賂を贈るために重税を取り立てるため、村人の生活が楽にならない、と言う。

 林冲は、金はいらないから取っておけ、と薬用人参を渡す。時代劇では薬用人参が特効薬であるかのように描かれていることが多いが、1回や2回飲んだくらいで病気が治るもんだろうか。

 そこに姉弟の父親である張(大宮敏充)が帰ってくる。なおこの張、エンディングキャスト紹介では、小蘭に続いて2番目に表記されていたので名のある方かと思って検索すると、結構著名な方のようです。

ウィキペディアの記述

 

 林冲が人相書きに書かれていた人物だ、報告すれば賞金が出る、と言い出す張。恩をあだで返さないでくれ、と父親を止めようとする姉弟。

 そこに、村人からの伝言が。地主の時遷に対して決起を起こすことに決まった、と。

 何と張は決起を呼びかけた発起人だったのである。鍬を持って飛び出す張。

 林冲は助太刀を申し出る。

 

 料亭宴会をしていた時遷(藤岡重慶)を捕まえ、倉庫を開かせる林冲。村人達倉庫の中の食糧を運び出す。

 時遷の部下が弓で林冲を狙うが、戴宗が危機を救う。

 戴宗が役人を引き付けて林冲を逃がそうとするが、林冲は楊志に発見されてしまう。

 剣を構え、隙をうかがって四日四晩立ち続ける両者。

 風が吹き、風上になった楊志が攻撃するが、返り討ちされる。

 約束通り楊志は小蘭と一丈青扈三娘を逃がすが、副隊長が二人を捕らえる。

 副隊長は二人を人質にして林冲を殺害しようとする。

 

 酒場で酒を飲んでいる楊志に、一人の部下が副隊長の行動を知らせる。

 なかなか殊勝な部下であるが、怒った楊志の八つ当たりで殴り倒されたのが気の毒。

 

 脅迫文におびき寄せられた林冲であるが、小蘭は自ら命を絶ち、副隊長は駆けつけた楊志に処刑される。

 小蘭と最後の別れをし、梁山泊に入る林冲。

 

 一方、楊志と一丈青扈三娘は当てのない放浪に出る。

 三人一気に梁山泊入りをするのかと思っていたが、違った。

 おそらく楊志は魯智深の仲間となり、一丈青扈三娘は祝家荘に入って原作と辻褄を合わせるのではないでしょうか。

 

 梁山泊に迎え入れられた林冲。いよいよ梁山泊の登場です。

 今後の展開がどうなっていくか、楽しみです。

   

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弟4回 九紋竜の激怒

 

 全土の天候不順・不作のために朝廷では諸国の祈願所に勅使を派遣することにした。

 延安府の某所には宿大臣須藤健)が派遣される。

 原作では高求(以下、後述のサイト記述によりこの字で表記します)閥に属さず、帝に梁山泊の招安を献策した人物のはずですが、ここでは忠実な部下のような描かれ方です。高求に黄金の燈籠のレプリカを献上し、派遣先に向かう宿大臣

 

 梁山泊では当時7,800名の部下がいたが、中国各地にアジトとして居酒屋を設けていた。

 そのうちの一つの居酒屋に行者武松(ハナ肇)が梁山泊に入れてくれ、と辿り着く。最初主人の曹(曹正)(芦屋雁之助)はニセモノだと思って捕らえるが、偶然やって来た扈三娘に本物だと言われる。

 芦屋雁之助もすごいがこの酒屋の奥さん(亀渕友香)も存在感ある人だった。

 私は第1回を見逃したので武松は今回初めて見た。トラ殺しだからトラの皮をかぶっているのか。横山版ではトラの皮をかぶっているのは解珍・解宝の兄弟である。これが原案になっているのだろうか。

 

 梁山泊では、王倫が林冲に指令を出す。どこぞこの商人が悪虐なので商品を奪って来い、とのこと。

 しかし梁山泊軍が行くと、すでに少華山の朱武や史進達が先を越した後だった。

 少華山軍に追い着く梁山泊軍。

 林冲は少華山陣営を梁山泊スカウトするが、朱武は史進がいないので決められない、と言う。

 早くも少華山陣営が合流か、と思ったがそれはまだ実現せず。

 また、魯智深はもっと美味い物を食えて自由になれるところを探す、と言って出て行き、行方知れずだそうである。

 

 その頃史進は、最近親しい画工の娘・玉嬌枝(ぎょくきょうし)(小林幸子)に会いに行っていた。

 史進は寺に願をかけに通っており、そこで画を描いている画工・玉(凡天太郎)の娘と仲良くなっていたのである。

 しかし彼女は土地の知事・賀(南原宏治)??に奪われた後だった。

 史進は賀の屋敷に乗り込むが、捕われてしまう。

 賀の用心棒に禿頭のマッチョマンが3人おり、さすがの史進もこの3人にはかなわなかったのである。

 史進の彼女がなぜかふっくらしていると思っていたが、キャストを見ると小林幸子が演じていた。

 私のイメージでは小林幸子ベテランで、彼女母親役の方が合っているのではないか(NHK大河ドラマ花の乱では商人役で出てました)、と思うのだが、その小林幸子がまだ彼女の役をやっている時代のドラマだったのである。

 また、玉嬌枝の父親役の凡天太郎という方も、名前が只者ではなさそうなので調べてみると、知る人ぞ知る大家の方でした。

 このドラマゲスト登場人もチェックしなくてはいけない。豪華な出演陣ですね。

 

 史進捕まる、の知らせは戴宗によって梁山泊に伝えられる。史進救出の林冲の提案に王倫が渋る。

「部下を失うわけにはいかない」

 またか、まいったな、と渋い顔をする戴宗。これは後の首領交代への伏線か?

 それでも林冲は部下に犠牲を出さない、と約束し、梁山泊軍を出動させる。

 この作戦のため、林冲は戴宗を使って扈三娘を呼び寄せる。

 しかし、元来史進率いる朱武以下少華山の連中はどうしていたんだろうか。

 朱武らしき人物が林冲の傍にいたようないなかったような。私は顔を見分けるのが苦手なもので。

 

 林冲は宿大臣の一行を襲い、勅使になりすまして賀の屋敷に入る。

 林冲達が賀と押し問答をしている隙に扈三娘が史進を救出。しかし玉嬌枝は証拠隠滅のために殺害された後だった。

 史進は賀を天誅。例の3人のマッチョは武松が倒す。

 身ぐるみ剥がされた宿大臣一行はその後どうなったんだろうか。

 

 林冲の誘いを断り、史進は少華山に戻る。やはりまだ合流しないのか。

 

 今回、扈三娘の妹・燕麗(中山麻理)が登場。梁山泊入りを求めるが、女は入山させない、という王倫に断られる。王倫は女で身を持ち崩した、という割にはお堅いことである。いや、その失敗に懲りて考えを改めたのだろうか。

 再会する扈三娘と燕麗。燕麗の頼みが何だったかはカットされて分からなかったが、ともかく扈三娘は

「あたしと勝負して負けたら故郷に帰りな」

と勝負を挑む。

 燕麗は吹き矢を得意とするが、その吹き矢は全て扈三娘の剣に返され、馬に乗って去る。

 

 私は原作はまだ横山光輝漫画子供向け翻訳しか読んだことないのでよく分からないのですが、原作には扈三娘には妹はいないし、燕麗というのはドラマオリジナルの人物のようです。

 原作には燕青という人物が登場するようです。

 

 少華山の連中は梁山泊入山を断るし、あれだけ林冲に入れ込んでいた扈三娘も梁山泊に入ろうとせずに放浪するし、現れた扈三娘の妹の意図も不明で、姉とも合流せずに放浪しているし。さらには魯智深も青面獣楊志も行方不明である。

 最初から豪華キャストが登場している割には、まだまだ豪傑達が梁山泊に結集、というわけにはいかないようである。このもどかしさ、原作に通じる。

 今後の展開に期待したい。

 

(追記)

「燕麗」を検索していて、

日本テレビドラマ水滸伝

  http://www.geocities.jp/tairikuryoyuu/ntv-suiko/ntvframe.htm

というページを発見しました。大陸旅游倶楽部というサイトの一コーナーです。貴重な画像もあり、非常に充実しています。

 このサイトで、私が見ることができなかった第1回で描かれていた基本設定を知ることができました。

 今後折に触れ参照させて頂きます。

 なお、「画像・文章等を許可なく転載することを禁じます」とのことです。

   

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