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2006-11-21 (火) 水滸伝1973年日テレ版(中村敦夫主演)鑑賞記第3回

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弟5話 野盗の叫び

 

 高求の妹婿である北京の梁中書(山本耕一)が高求に賄賂を送ることを計画。

 それを知り、奪おうとする晁蓋(山形勲)とそこに集った公孫勝(寺田農)・扈三娘・魯智深・阮小二(品川隆二)・阮小五(常田富士男)・阮小七(渡辺篤史)。

  

 梁中書なる男、高求の妹婿で親密であり、高求に賄賂を贈るために農民達から重税を搾り取る。見た目は二枚目で悪くなさそうなのだが、性格はかなりあくどい。

 しかし面白いことにこの梁中書、高求から疎まれている楊志を拾って用心棒として重用し、いずれは名誉挽回の機会を与えてやろうとしていることである。この点だけは評価できる。

 

 楊志は前回林冲と四日四晩戦った時の銀色マントではなく、オープニング映像と同じ痣を隠した黒色を基調とした服装だった。あの銀色マントきらびやかで結構格好良かったのだが、さすがにあの時より役職が落ちているのであまり豪華な格好はできないのか。

 横山漫画版ではこの楊志の再就職についてのエピソードは省かれていますが、このドラマでは原作通りに登場させています。やはり豪傑の出番は多い方がいい。 

 

 重税を取り立てて帰る梁中書の部下達を魯智深の一行が襲う。

 魯智深と楊志は激しく打ち合うが、魯智深の部下達が逃げ出したため、魯智深も退却。

 前回登場時に顔を変えるために剃髪した魯智深だが、顔を変える必要がなくなったためか、また髪を伸ばしていた。

 梁中書の部下や魯智深自身も、少華山の山賊だと言っていたが、確か魯智深はもっと自由になれる所を探すと言って少華山から出て行ったはずでは?今回は少華山にいるはずの朱武や史進は登場しなかったし。

 

 道端で泥酔しているところを、パトロール中の朱仝(浜田晃)と雷横(長谷川弘)に捕まる魯智深。

 朱仝達が寄った晁蓋邸で、目下晁蓋邸に居候中の扈三娘と再会。

 晁蓋は魯智深をおいだと言って救い出す。

 魯智深から梁中書の賄賂の強奪案を聞いた晁蓋は、隣村で寺子屋を開いている公孫勝(寺田農)に相談に行く。

 原作では寺子屋先生は呉用なのだが、このドラマ版では呉用の代わりに公孫勝が軍師をしているようだ。

 

 公孫勝(入雲竜)、横山光輝版では一清道人という名で登場しています。

 横山光輝版では晁蓋グループにはもう一人、劉唐(赤髪鬼)という人物が登場します。この劉唐が風を起こしたり幻術を使ったりしています。

 このドラマ水滸伝では、一清道人・呉用・劉唐のイメージを合わせて公孫勝を諸葛孔明的な超人軍師としたのでしょう。

 そして呉用・劉唐の代わりにお馴染みの梁山泊未登録組の扈三娘と魯智深がメンバーとなっているわけです。

 

 一方、梁山泊でも戴宗からの情報により、梁中書の賄賂輸送の件が知るところとなる。

 出動を促す林冲に、うまくいきそうにない、と渋る王倫。

 今回もまた林冲が押し切る形で林冲の一行、無理やり出動。

 しかし今回、武松は登場しなかった。さる掲示板には、武松はスケジュール多忙番組後半の出番が少なくなった、と書いていたが?

 

 賄賂の護衛隊長をおおせつかった楊志は張り切って荷物運び役をこき使う。

 公孫勝は心理的・肉体的に輸送隊を揺さぶり、疲れさす。

 公孫勝の謀が当たり、楊志がしびれ薬入りの酒を飲もうとした瞬間、林冲率いる梁山泊軍が出現。

 再び戦いを始める林冲と楊志。

 その間に扈三娘が輸送隊にしびれ薬入りの酒を飲ませ、楊志の戦意消失させる。

 またもあっさりと負けを認める楊志。いつもながら潔いというか、あきらめが早い。

 

 獲物を狙って、梁山泊隊と晁蓋隊の間に緊張が走る。

 晁蓋が隊長同士の一騎打ちを提案し、林冲との間で一騎打ちが始まろうとするが、魯智深のとりなしで、お互いかねてより尊敬している晁蓋と林冲だと分かり、和解

 この時もし晁蓋と林冲が戦っていればどうなっていただろう。晁蓋の戦闘力はどのくらいだろうか。

 林冲は全てを晁蓋に譲って梁山泊へ引き揚げる。

 扈三娘と魯智深はまたも梁山泊入りを拒み、楊志もまた放浪することになる。 

 

 原作ではこのエピソードは晁蓋グループが単独で成功させているが、このドラマでは梁山泊軍が絡んでくる演出をしている。

 連続TVドラマとしては、主人公が毎週登場させる方がいいということだろうか。

 確かにこの方が豪華になって面白い。

 原作と違う、と目くじら立てるのではなく、どんな風に変わっているか、このドラマ独自の演出を楽しむ方向で見ていくことにします。

 

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弟6話 梁山泊の夜明け  脚本 池上金男 舛田利雄

 

 梁中書から届くはずだった賄賂横取りされ、捜査担当刑事部長・何濤(かとう:漢字は不確定)(堺左千夫)に八つ当たりする高求。必死で捜索する何濤。

 

 一方、高求は刑部の頭・宋江(大林丈史)から、国内の山賊集団についての報告を受ける。

 国内には梁山泊・少華山・二竜山の三大山賊集団があるという。

 宋江の調査は詳しく、梁山泊の首領・王倫が科挙を受けていた事実や、閻婆惜(青柳美枝子)にうつつを抜かして身を崩して山賊になったという過去も調査済み。さすが宋江、と高求も感心し、わしに仕えて近衛軍の参謀にならないか、と提案するが宋江は断る。

 そこに何濤が賄賂強奪事件の目撃者をひっとらえて駆けつける。目撃者は、強奪集団の中に晁蓋がいた、と発言。

 宋江は何濤に先回りして晁蓋邸に乗り込み、逃げることを勧める。

 

 晁蓋邸からは、魯智深は新たな冒険を求めて去っており、公孫勝は隣村に戻り、阮兄弟も漁村に戻っており、扈三娘だけが残っていた。

 晁蓋は財産を処分し、阮兄弟の家に逃げる準備をする。

 そこに何濤率いる一隊が晁蓋逮捕にやって来るが、日頃晁蓋に世話になっている朱仝(浜田晃)と雷横(長谷川弘)がうまく演技して晁蓋と扈三娘を逃がす。

 

 一方、梁山泊にも晁蓋が追われる身となった情報が入り、王倫は林冲に晁蓋を連れてくるよう命令する。

 王倫は原作よりはましに描かれているのか、と意外に思ったが、林冲曰く、晁蓋の持つ財宝が目的だろうという。

 

 晁蓋と扈三娘は阮兄弟と合流し、舟で逃げる。何濤達が追い着くが、林冲率いる梁山泊軍が現れて追い散らされる。

 晁蓋一行は梁山泊に迎え入れられる。

 王倫は晁蓋達が持ってきた財宝の引き渡しを要求するが、晁蓋は、これは一般庶民から搾り取った重税だから、庶民に返すべきものだ、と拒否。

 

 高求は王倫がかつて熱を入れていたという閻婆惜(青柳美枝子)を呼び寄せ、計略を実行する。

 何濤が王倫を梁山泊から連れ出し、閻婆惜と会わせる。

 そこに高求が現れ、王倫が梁山泊を裏切れば出世させる、と取り引きを持ちかけ、王倫は了承する。

 

 しかしこのやり取りは、宋江に礼を渡しに来ていた阮兄弟が偶然見つけ、林冲の知るところとなる。

 何濤に連れられて梁山泊に戻った王倫は梁山泊の面々がいる前で高求の証文という裏切りの証拠を明らかにされる。

 林冲は王倫を斬り、晁蓋が新しい首領になることを提案、一同それに賛成し、ここに新たな梁山泊の体制が始まることになる。

 

 阮兄弟は宋江に礼を言うため、晁蓋の使いで来ていたのだった。

 同じ建物で王倫や閻婆惜や高求らが密会しているわけです。

 彼らが面談に使っていた建物は何なのだろうか。

 個室のある食堂というか、食堂とホテルの中間のようなものだろうか。

 

 阮小五(常田富士男)が偶然王倫を見かけるわけです。

 大柄な兄の阮小二、くっきりした顔立ちの弟の阮小七に挟まれた次男であり、一番お茶目でおどけ役のようなキャラのようです。

 常田富士男といえば、まんが日本昔ばなしを思い出し、かなりのベテランかというイメージがあります。

 まんが日本昔ばなしが始まったのは1975年で、常田富士男の生年は1937年。まだ40になるかならないかの時に昔ばなしのナレーションを始められたのでしょうか。私はかなりのベテランナレーションしているのかと思っていたのですが。

 当然1973年のこのドラマでも常田富士男は30代後半の青年です。

 

 今まで首領だった人をただ斬るのはしのびない、決闘で決めよう、と林冲は王倫に提案。

 王倫はしばらく林冲と打ち合うが、やはり林冲にはかなわず、負けてしまう。

 山中に理想郷を築いた王倫だが、人格が伴なわなかったのか。少し憐れである。

 

 しかし、そもそもよそ者を寄せ付けないように厳しく見張りが立っている梁山泊の中に居る王倫に、何濤はどうやってアプローチしたのだろうか。王倫の旧友だ、と言って入山を許可されたのだろうか。首領への面会や首領の下山といえば大事件のはずだが、そこら辺はスルーして、いきなり何濤が王倫を船に乗せて梁山泊から出るシーンが映し出されていた。

 

 王倫と共に捕われた何濤は王倫の首を渡され、こんな小細工は通用しないと高求に報告せよ、と放免される。

 高求から今度失敗すれば命はないものと思え、と脅かされていた何濤。何濤のその後が気になる。

 

 晁蓋が新しい首領になると決まり、はしゃぐ阮兄弟。えいえいおーの音頭を取ったりしている。新入りなのにこんなに目立っていいのか。

 梁山泊の他のメンバー名前のある目立った人がいないということもある。本日も武松(ハナ肇)は出てこなかった。

 

 ついに晁蓋体制が始まった梁山泊。次からの展開が楽しみである。

 

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