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森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

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2007-02-10 (土) 中国・戦国ミステリー 謎の軍団・墨家(世界ふしぎ発見!)

[]中国・戦国ミステリー 謎の軍団・墨家 中国・戦国ミステリー 謎の軍団・墨家を含むブックマーク 中国・戦国ミステリー 謎の軍団・墨家のブックマークコメント

世界ふしぎ発見!中国・戦国ミステリー 謎の軍団・墨家

 墨家のことをするというので、久しぶりに「世界ふしぎ発見!」を見た。

  http://www.tbs.co.jp/f-hakken/index-j.html

 これは昔から続いていますな。私が高校に入る前からやっている。当時は「なるほど!ザ・ワールド」を真似してもっと洗練させたような番組だと思っていたが、「なるほど〜」が終わってからも今まで延々と続いている。

 スタジオセットが豪華になったり、草野仁アシスタントがついたり視聴者のクイズ参加もできるようになったりと色々と変わっている。黒柳・坂東・野々村は変わらんな。

 

(当日出題されたクイズから)

 儒家が奨励し、墨家が否定したのは以下のうちどれでしょう。

1 音楽

2 演劇

3 酒宴

 (答えは後ほど)

 

 墨家は儒家と勢力を二分するほどの勢力を誇っていたのに、始皇帝中国を統一してから弾圧されて滅んでしまったとか。

 はてなキーワードによると、墨家が滅んだ理由は不明のようである。

その学統は禽滑釐・孟勝・田襄子などの有力な墨者に嗣がれ、儒家と天下を二分する勢力を持ったが、墨子の死後早いうちに分裂し、他学派のみならずそれぞれの分派までもが相争う状態にあったことが『荘子』天下篇・『韓非子』顕學篇等の記述から知られる。

墨家はその後、戦国最末期に『呂氏春秋』の一部や『墨子』公輸篇等を成書するものの、秦帝国による統一以降は姿を消してしまう。理由は不明ながら、統一とほぼ同時期に断絶したものと思われる。

 

 墨家は大国が小国を攻めた時に小国を助けてやったという。

 しかし墨家が二大勢力の一方を占めていたというのに、結局秦が他の国をどんどん攻めて統一してしまった。

 墨家の力を持ってしても、秦の他国侵攻を防げなかったのだろうか。

 秦が中国を統一させると墨家にとってマイナスになるのは分かっていたのだろうから、そうなる前に秦の躍進を阻止するべきだった。

 確か戦国の七雄といって、秦の他にも6つの大国があったはずである。

 だから墨家としては、6回はチャンスがあったはずである。

 結局墨家は秦と6回戦って6回負けてしまったというのだろうか。

 戦略集団の墨家をしても、秦には勝てなかったのだろうか。

 秦と墨家の戦いの過程を知りたい。

 秦と諸子百家の関係で言えば、合従連衡縦横家)というのも絡んでくる。

 

 秦と儒家といえば、“焚書坑儒”という言葉も知られている。

  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%9A%E6%9B%B8%E5%9D%91%E5%84%92

 ウィキペディア記述によると、秦の始皇帝は特に儒家を狙って弾圧したようではないようである。

 番組の中でも紹介されていたが、儒家は歴代王朝に優遇されていたようで、孔子の立派な墓が紹介されていた。

 墨子研究家が解説していた。

 儒家には「君君臣臣」という概念があり、主君は主君らしく、臣下は臣下らしく、身分に合った暮らしをするべき、ということである。

 ところが墨家は、身分の違いを重視しないそうである。

 なるほど、歴代王朝が墨家を危険視し、儒家を都合がいいと思ったというのも分かる。

 そういえば、中学だか高校で習った日本史の知識だが、江戸幕府身分制度の維持に都合がいいので儒教を奨励した、という記述があった。

 しかし儒教にも色々と学派があり、幕府が奨励したのは朱子学であって、孔子の時代に帰れ、という古学派や知行合一を主張する陽明学派というのもあったと習った。

 そして幕府を批判して反乱を起こした大塩平八郎は陽明学者だった、というのも覚えている。

 

 墨家と儒家は色々な面で意見が対立したという。

 服装に関しては、儒家は礼節を重んじる立場から身なりを重視したが、墨家は実用性を重視する立場から、あまり重視しなかった。

 日本で、ビジネス上はネクタイをして背広を着てなどと重視するようなもんだろうか。

 日本ビジネス社会は儒家派だ。

 

 冠婚葬祭についても儒家は重視し、墨家は質素を言ったという。

 墨家流だと冠婚葬祭業者が困る。

 

 最後の問題では、この墨家と儒家の対立についてから。

 儒家が奨励し、墨家が否定したのは以下のうちどれでしょう。

1 音楽

2 演劇

3 酒宴 

 

 最近は最後の問題は三択になっているのか。

 孔子教養を重視して、音楽を奨励したそうである。

 当時の楽器青銅器を使った貴重で高価なものであり、そんなもので音楽をするのは資源の無駄であり、若者音楽うつつを抜かして働かなくなっては困る、と実用本位の墨子音楽を禁止したそうな。

 この問題に正解したのは黒柳徹子さん一人だけ。

 ちなみに私は、他の2問は不正解だったがこの問題だけは当たっていた。孔子音楽を奨励していたということを以前読んだことがあったような気がしたため。

 

 確かに墨家の思想は実用本位で質実剛健の気風だから、贅沢や娯楽・見栄に関する業界冠婚葬祭業者や音楽業界ファッション業界などに不都合かもしれない。

 しかし墨家の思想は意外と今の時代に見直されるべきところがあるかもしれない。

(以下、哲学についても墨家思想についても全くの初心者なので仮定多し。詳しくは以後の研究ということで、研究テーマの羅列。)

 一般庶民も墨子の考え方を学んで理論武装すれば、政治にも緊張感が生まれて改善されていくかもしれない。

 国際政治も、“非攻”“兼愛”の墨家の思想をもって見てみればいいのかもしれない。墨子思想国際法に通じるのかもしれない。

 防衛問題についても墨家の考えはいいかもしれない。戦争を否定しながらも自衛のための武力を持つ。これは安心できる。

 しかし現行憲法を悪く言っている連中こそが胡散臭くて信用できず、むしろこういった連中が国を占拠した後に来る暗黒の時代を懸念する。

  

 墨子思想は今後も研究していきたい。

 

古代中国の文明観―儒家・墨家・道家の論争 (岩波新書)

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墨子 (講談社学術文庫)

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2007-02-04 (日) 秘密の花園 人々を幸せにする“読書療法”

[]秘密の花園 人々を幸せにする“読書療法” 秘密の花園 人々を幸せにする“読書療法”を含むブックマーク 秘密の花園 人々を幸せにする“読書療法”のブックマークコメント

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秘密の花園

秘密の花園

  

 

 毎月1回を目標にしているこのコーナー、1月号の発行が遅れて今頃にずれ込みました。

 2月号と合併号ということにさせて頂きます。

 

 さて今回は、民放ドラマで似たようなタイトルドラマが始まったということで、バーネットの『秘密の花園』です。

秘密の花園』は、子供向け名作文学としてはメジャーな方に属するのではないでしょうか。

 私が子どもの頃も、妹が子供向けの翻訳を買っていました。(確かポプラ社文庫版)

 しかし私は、タイトルがいかにも女の子向けっぽいので、こんな題名の本を読むのは恥ずかしいとばかり、読もうとは思いもしないことでした。他にも『赤毛のアン』『若草物語』『小公女』など、タイトルを見るだけで拒否していた本がちらほら。

 しかし、女の子向けだからだとか、逆に男の子向けだからと思い込んで読まないのはもったいないことです。

 文学男の子向け、女の子向けなんて性別は関係ないのでどんどん読んだらいいのです。

 ちなみに以前も書きましたが、TVアニメでも「女の子向けだから」と本気で見なかったのが今でも悔やまれる作品として『ラ・セーヌの星』『はいからさんが通る』などがあります。これらは歌もいいですね。

 

 さて、私と『秘密の花園』との出会いですが、恐らく現代文大学入試対策の問題文として読んだのが最初かと思われます。

 当時センター試験現代文では、論説文と小説から1題づつ出題されており、「秘密の花園」は、小説パートの問題文となっていました。

 確か、広い屋敷の中で男の子の泣き声が聞こえてくるという不思議なシーンであり、この不思議小説は一体何なんだ、と驚きました。

 その時に『秘密の花園』が強烈にインプットされ、その後いつ、どの本で原作を読んだのかはしかとは覚えていませんが、ともかく完訳版を読み、期待に違わぬ傑作だと感動して、その好印象は今まで続いていました。

 このように大学受験対策で名作を読むきっかけになるというのはいいですね。

 私は他に夏目漱石の『三四郎』も受験勉強で知り、読むことになりました。

 

 ストーリーです。

 インド暮らしていたメアリは、コレラのため家族を失い、イギリス田舎に住むクレーブンおじさんの家に引き取られます。

 ところがこのおじさんは10年まえに美しい奥さんを亡くしたために人間嫌いになっています。

 荒れ野のはずれに600年も昔から一軒だけぽつんと立っている大きな屋敷。部屋の数は100もあるが、ほとんどが締め切ったままになっている。

 家の周りは広い庭が幾つもあり、その中に一つ、塀で締め切られて入ることが許されない花園があるという。

 そのような陰気な屋敷での生活を始めることになったメアリ

 

 インドでは親から放任されて育てられたために気難しくかんしゃく持ちだったメアリですが、女中のマルサの人格に感化され、自然と触れ合うことで、やがて健康で思いやりのある丸い性格になっていく。

 やがてメアリは締め切られていた花園に入る入り口と鍵を見つけ、マルサの弟のディッコンと一緒に花園の整備を始める。

 メアリは屋敷の中で隠れて住んでいた、クレーブンおじさんの本当の息子・コリン発見し、仲良くなる。

 心身ともに不健康コリン花園遊んだり園芸をしたりしているうちに見違えるほど健康になっていく。

 旅行から帰ってきたクレーブンおじさんは元気になったコリンと面会し、心通わせるのだった。

 

 秘密の花園〈上〉 (岩波少年文庫)  秘密の花園〈下〉 (岩波少年文庫)

 

 色々と面白いシチュエーション伏線が出てくる物語です。

 物語作成のコツは本書から色々と学べるでしょう。

 私としてはまず、大きな屋敷で部屋は多いのに一部しか使われていない、という設定に魅かれました。

 江戸川乱歩小説に出てくる洋館なんかを思わせる設定です。

 個人的に私は、幼い頃訪ねた祖母の家を思い出します。

 

 私の祖母は父方も母方も、一人で大きな家に住んでいました。洋館ではなく和風の家ですが。

 私が母親と一緒に訪ねて行った時、使う部屋は決まっていて、他の部屋は締め切って使っていないのです。

 私は面白くて探検などするのですが、夜は一人で怖くないのかな、と思っていました。

 それらの家も、もはやありません。

 ともかく、そのような私の個人的思い出を刺激するような設定です。

 

 この広い屋敷の中で、メアリ迷子になってしまいます。

 私も広い祖母の家で迷子になる夢を見たことあるようなないような。

 

 クレーブンおじさんは、奥さんと一緒に花園で花を作っていました。

 ところが、愛する奥さんを花園での事故で亡くしたため、その花園を塀で囲み、鍵を埋めて入れなくしてしまいました。

 女中からこの話を聞いたメアリは、かえって興味を魅かれ、その花園を捜して入ろうと決意します。

 人間、禁じられるとかえって入りたくなるものです。メアリがそう思うのも当然ですし、読んでいる読者もそう思うでしょう。

 メアリは広い庭を歩き回り、ついに花園を囲む塀を見つけます。しかし、その塀はつたで覆われ、入り口が分からなくなっているのです。メアリ入り口を捜します。

 このあたりもワクワクする展開です。非常にうまい描き方ですね。

 

 入り口を捜すという物語では、ウェルズの『塀に付いた扉』も好きです。この物語、何度も読み返しました。

 日常生活でも、ひょっとしたらこの物語の“扉”があるのでは、という空想に浸ったりしています。

 

 庭でメアリは、こまどりと仲良くなります。

 園丁のベンじいさんによると、このこまどりは、塀で囲まれた花園の中で生まれたようです。

 そして、中に入りたいメアリの苦労をよそに、塀で囲まれた花園の中と外を自由に出入りしています。

 

 塀に囲まれて自由に出入りできない花園潜在意識の象徴と考えると、それを自由に行き来するこまどりは、何の象徴になるのでしょうか。

 そしてメアリは、こまどりに教えられ、花園入り口と鍵を発見します。

 10年も放置されていた花園は、それでも荒れ放題ではなく、まだ生きていました。

 メアリは、マルサの弟のディッコンと共に、花園の整備を始めます。

 そしてメアリは、自然に触れ合うことでどんどん身体と精神健康になっていきます。

 

 自然に触れて身体を鍛えることが精神面にもいい影響を与えるのです。

 

 この花園に関するエピソードだけでも面白いのに、この物語にはもう一つ、コリンに関するエピソードも絡んできます。実にうまい設定です。

 

 メアリは、時々夜中に屋敷の中で男の子の泣き声が聞こえてくるのに気付いていました。

 不思議に思ったメアリは、広い屋敷を探検し、やがて泣き声が漏れてくる部屋を突き止めます。

 その部屋の中には、コリンがいたのです。

 

 まさか現実人間がもう一人いたなんて。これは作者が意図的に隠していたことです。

 メアリにも読者にも、屋敷の中にクレーブンおじさんの息子が住んでいるという情報は与えられていません。

 だから突然、コリンが登場して驚かされるわけです。

 メアリにしてもコリンにしても、お互いの存在は知らされていません。

 だからコリンにしても屋敷に女の子が住んでいるとは思いもよらず、夜中に突然女の子が部屋に入ってきて驚いたことでしょう。

   

 私などは屋敷から泣き声が聞こえてくると、人間じゃなく幽霊を疑うタイプの人間です。

 だからもしメアリの立場だとしたら絶対、「幽霊じゃないか」と怖がって部屋の中で縮こまってしまい、泣き声の正体を突き止めることなど絶対にできないでしょう。

 もしコリンの立場だとしたら、夜中に突然ドアが開いて女の子が入って来たら、

「ギャー!幽霊が出たー!」

と驚いてしまうでしょう。

 しかしコリンメアリも意外と冷静です。この当時の少年少女はなかなかたくましい。

 

 クレーブンおじさんの奥さんは、コリンを産んでからすぐに亡くなりました。だからクレーブンおじさんは、コリンを見ると奥さんを思い出すため、ほとんど放ったらかし状態だったのです。

 一人で放任されてわがまま一杯で不健康に育ったコリンですが、やがてメアリやディッコンと一緒に花園に行くことで、健康になっていきます。園芸療法のようなものでしょうか。

 

 そしてクレーブンおじさんは、旅先で亡き奥さんの声を聞きます。

 幸せクレーブンおじさんにも訪れるのです。

 

 気難しくて不健康メアリが屋敷に来てから、自然に触れ合うことで健康を取り戻し、コリンクレーブンおじさんを幸せにしていきます。

 メアリをここまで導いたのは、女中のマルサやその弟のディッコン、そしてマルサの母親のソワビー夫人の影響を忘れてはなりません。

 人々の親切による幸せの連鎖と自然の恵みが、不幸な人達健康に、幸せにしていきます。

 この物語の中では“園芸療法”“自然療法”が描かれています。

 そしてこの物語を読むことは、“読書療法”のような効果があるのではないでしょうか。

 

秘密の花園 [DVD]

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∽∽∽∽☆∽∽∽∽★ ◇◇◇  書誌的事項  ◇◇◇ ★∽∽∽∽☆∽∽∽∽8

1◆少年少女世界の名作文学14(名作文学50巻版)アメリカ編5(1964年

  ◇秘密の花園  バーネット原作 谷村まち子(訳・文) 山中冬児(絵)

2◆カラー名作 少年少女世界文学9(文学30巻版)アメリカ編3(1968年

  ◇秘密の花園  バーネット原作 谷村まち子(文) 山中冬児(絵)

3◆少年少女世界の名作14(名作55巻版)アメリカ編4(1972年

  ◇秘密の花園  バーネット原作 佐伯千秋(文) 伊勢田邦貴(絵)

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 さて、今回読んだのは、いつもの小学館児童文学全集から。

 1と2は文は同じで、絵は同じ方が描かれていますが、新しく描き直しています。

 そして3は訳者が変わっています。

 この訳の違いについて、ちょっとした面白いことがあります。

 

 1と2の谷村訳版では130ページ近い分量が費やされているのですが、3の佐伯訳版ではわずか80ページ程度しかありません。だから当然谷村訳版の方が詳しく、佐伯訳版の方が省略が多いはずです。

 例えば冒頭からして、谷村訳版では、クレーブンおじさんが女中がしらのメドロック夫人に、めいのメアリを迎えにいくように命じて、メドロック夫人が内心嫌がっているシーンから始まっています。

 ところがページ数の少ない佐伯版ではそのシーンをカットして、いきなりロンドン駅でメアリとメドロック夫人が面会するシーンから始まっています。

 このように佐伯版ではページ数が少ない分、谷村版に比べて省略したり短くまとめたりしている部分があります。

 

 しかし、佐伯版では、その後の展開に重要と思われる伏線と思われるようなポイントをうまく抽出しているように思います。

 一番顕著な例として、メアリコリンが初めて会った晩のシーン。

 コリンの部屋の暖炉の上に、カーテンが閉まっています。コリンメアリカーテンの中を見せてあげる、と言ったのでメアリカーテンを引くと、中からコリンの亡き母親肖像画が出てきます。コリンにはその母親の面影があるようです。

 1ページ大のカラー挿絵もあります。なかなか印象的なシーンです。

 非常に重要なシーンかと思われますが、ページ数の多い谷村版ではこのシーンはありません。

 

 また、メアリがお屋敷に来て初めて晴れた日の朝、メアリは感動してマルサ(佐伯版では“マーサ”表記)に話しかけます。メアリマーサの家に行きたい、と言いますが、ディッコン(佐伯版では“ディコン”表記)が自分を好きになってくれるかどうか不安になります。

「だれだって、あたしが好きな人、いないんだもの。」

 沈むメアリに、マーサは考える顔つきになり、問いかけます。

「あんたね、じぶんは、好きかね?」

 メアリはびっくりして答えます。

「ちっとも好きじゃないわ……。だけどね、そんなこと、考えたことなんか、なかったわ。」

「おっかさんが、こういったことがあるだよ。わたしはそのとき不きげんでよ、人のわるぐちばかりぶつくさいいつづけていただ。

マーサよ、おまえ、いまほんとにうるさいあまっこだ。そんなに、あれがきらい、これがすかんといってるだが、いったい、そんないまのじぶんは好きかね?どうだね?』

ってね。

『どうせ、うるさいあまっこだわ。』

といったけんどよ、そのあとで、はっとしただよ。そんときのわたしみたいによ、ぶつくさいうばかりのうるさいあまっこを、だれが好きだろうかと、思ってね。」

 マーサやディッコン、そしてその母親のソワビー夫人は、わがままかんしゃく持ちのメアリ人格を丸くする上で非常に重要な役割を果たしています。

 この会話は、マーサやソワビー夫人の性格や考え方、そしてメアリへの接し方を考える上で非常に重要な会話かと思われます。

 谷村版では省略されたこの会話を、佐伯版では収録しています。

 

 また、メアリとディッコンがコリンを初めて花園に連れて行った時、ディッコンが行った台詞も非常に重要かと思われます。

「うちのおっかさんに聞いたけど、死んだ母親って、またこの世にもどるってこった。

 この花園に来て、ふしぎな気分になるのは、ここに、なくなったおくさまもいらっしゃるからだと思うんだな。」

 その直後には、コリンが枝がベンチのように伸びている木を見ているシーンがあります。

 恐らくそこからクレイブン夫人が落ちて命を落としたと思われる木の枝です。

 それを見てメアリは、本当にコリン母親がやって来ていて、その母親コリンが見ているようだ、と思います。

 コリンの父親であるクレーブンさんは、旅先で亡き夫人の声を聞きます。その声は、花園のことを言っています。

 花園は、メアリコリンを元気にする場所でもあり、クレーブン夫人が訪れて、コリンクレーブン氏を和解させる場所でもあるのです。そう考えると、先に示したディッコンの台詞は、後の伏線になる重要な描写かと思われます。

 この台詞も、佐伯版にしか収録されていません。

 

 また、10年間放置されていたはずの花園が荒れ放題にならずにかろうじて生きていたのは、園丁のベンじいさんが時々塀を乗り越えて入って面倒を見ていたからだ、ということも佐伯版では触れられています。

 

 また、旅先でクレーブンさんが亡きリリー夫人の夢を見、二人の間で交わされた言葉が2つの版で違いがあります。

 

(谷村版)

リリーリリー!おまえ、どこにいるのだ?」

花園の中にいます。花園の中ですよ。」

佐伯版)

リリー、ぼくらは、どこにいるんだ?」

「まあ、ふたり花園の中ですよ。」

 

 原作ではどうなっているのでしょうか。

 

 ページ数が少ないながらも、佐伯版は、その後の伏線となる重要ポイントを的確に抽出していることが分かります。この訳者佐伯千秋という方は、かなりの実力があるのではと思われます。

 検索してみると、作家のようで、コバルト文庫などに著書があります。

 実際に作家として作品を描いているので、伏線の張り方など、物語の展開がうまいのでしょう。

 

 佐伯版の特徴としてもう一つ、上の引用部で見たように、マーサやディッコンが方言で話していて、始めの頃は非常に違和感ありました。

 最近はあまり使われていないようですが、昔の読み物やドラマなどで、地方出身の年老いた使用人や田舎のお年寄りなどが話していたような言葉遣いです。

 マーサなどはディッコンより少し年上の姉で、まだ嫁入り前の若い娘なのに、こんな話し方をしているのではお年寄りのような感じがします。

 その点、谷村版ではマーサもディッコンも、メアリクレイブンさんと同じような標準語で話していて違和感ありません。(ただ、ディッコンがコリンかしこまって話しているのが違和感があった。)

 しかしアマゾンカスタマーレビューを見ると、原作ではマーサやディッコンなど、地元の使用人連中はヨークシャー方言で話しているようで、だから日本語翻訳でも、方言を使って訳す版が多いようです。

 方言で話す使用人に囲まれて育ったコリンはなぜかヨークシャー弁では話していないようです。

 佐伯版では、コリン冗談ヨークシャー弁で喋ってメアリを驚かせるシーンがあります。

 

 このように、翻訳によって色々な違いが見られ、その違いを比べてみるのも面白いものです。

 私は小学校高学年の頃から、

「抄訳はダメだ、完訳でないと!」

と思い込んで、背伸びして完訳版を読んでいました。

 しかし子どもの頃は無理して完訳を読まなくてもいいのではないでしょうか。

 私も“完訳原理主義”に陥る前は、同じ作品でも本(訳者)が違うと描き方が違うのが面白くて色々読み比べたりしていました。

 また、児童向け翻訳は、読書時間が取れない大人にとっても貴重な存在です。

 

 完訳版でも、訳者によって全く違ったものになり、訳者ごとの違いを読み比べる楽しみがあります。

 ドイルシャーロック・ホームズシリーズルブランの怪盗ルパンシリーズは完訳・抄訳を問わず色々特色のある翻訳が出ており、中には原作とは違った脚色を加えたものや、原作にはない訳者オリジナルの作品が紛れ込んでいたりします。昔のポプラ社江戸川乱歩少年探偵シリーズなどは、大人向けの作品を子ども向けに“翻訳”した作品も混じっていたようです。

 

 他人の翻訳を比較して楽しむ段階を過ぎれば、いずれは自ら原書で読んだり、自分で翻訳したりするところまでいきたいものです。まあそういうレベルまでは到底到達できませんが。夢です、夢。

 

 素晴らしい作品については、これはこのまま完結させておきたいという気持ちと、続編を読んでみたいという相反する気持ちが出てきます。

 アマゾンのくまきち様作成のリストマニア!「秘密の花園マニア」には、続編の記述があります。

  http://www.amazon.co.jp/%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E8%8A%B1%E5%9C%92%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2/lm/3TYFNE5PKS4RZ より 

 

Return to the Secret Garden (G K Hall Large Print Book Series)

Return to the Secret Garden (G K Hall Large Print Book Series)

 

Till All the Seas Run Dry: A Sequel to

Till All the Seas Run Dry: A Sequel to "The Secret Garden"

 

 

 また、「やまねこ翻訳クラブ」様には、続編の映画情報の記載があります。

 

やまねこ翻訳クラブ http://www.yamaneko.org/

メニュー>資料室> ジャンル別>映画になった児童文学>F・H・バーネット(1849 - 1924)

 

RETURN TO THE SECRET GARDEN 2000年アメリカ 

 BACK TO THE SECRET GARDEN 2001年アメリカドイツ

 

 この2本はタイトルが似ているけど、続き物でパート2、パート3という扱いなのでしょうか。 

 それとも別個に独立したものでしょうか?

(しかしリンクトップページに、という要求は酷だ。折角立派な資料を作成されているのに直接リンクができないとは不便。悪意ある利用は困りものだが、善意の愛好家の活用まで妨げるとは。インターネット無料有意義サイトリンクできることが命なのに。)

 

 解説によると、バーネットイギリスに生まれましたが父親が幼い頃に亡くなり、残された一家はアメリカに移住したそうです。

 この物語に登場する花園は、10年間忘れられていた後復活し、メアリコリンクレーブンおじさんに生きる力を与える、秘密の力を持った場所であります。

 また一方で、バーネットにとって、幼い頃に離れた故国・イギリスを象徴する場所なのかも知れません。

 

 バーネットの『秘密の花園』。

 色々な方向から読める、非常に含蓄の富んだ深い物語です。

 主人公メアリということになっていますが、コリンクレーブンおじさんを中心として読んでみてもまた新たな発見があるのではないでしょうか。

 私ならば立場的にクレーブンおじさんに一番近いので、共感することも多いか。

 クレーブンおじさんにとって花園は、リリー夫人との幸せな時代を象徴する場所であります。

 この花園に塀を囲っていた10年間は、自らの可能性に壁を作っていた時代。花園は自ら封印した機会を象徴しています。

 そして、壁を取り払ってコリンメアリらとの交流が始まる未来を象徴する場所でもあります。

 

 本当に色々な読み方ができる物語です。

 色々な翻訳を読み比べ、いずれは原文にも挑戦してみたい名作です。

 子ども時代に女の読む本だ、と思って読まなかったことがもったいないですね。

 子どもなら子どもなりに、大人になってから読んでも色々と発見のある名作です。

 だからぜひ、読んでみて下さい。

 

  

 

大胆不敵な女・子ども―『小公女』『秘密の花園』への道

大胆不敵な女・子ども―『小公女』『秘密の花園』への道

 


運命生き方を変える心理療法

【心理セラピスト映画紹介】『秘密の花園

  http://kojun.net/the-secret-garden

   ↑リンクありがとうございます


∽∽∽☆∽∽∽★ ◇◇◇アカデミア 読書調査◇◇◇ ★∽∽∽☆∽∽∽8

  日本人の読書体験を徹底調査!!……とは大袈裟な。 

  この作品の読書体験を問う!

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バーネット原作の『秘密の花園』を読んだことありますか。

◆原文で読んだことある

http://clickenquete.com/a/a.php?M0000291Q0019463A1298a

◆完訳版で読んだことある

http://clickenquete.com/a/a.php?M0000291Q0019463A2d7b6

◆抄訳版で読んだことある

http://clickenquete.com/a/a.php?M0000291Q0019463A3aee6

絵本で読んだことある

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マンガで読んだことある

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◆ない

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◆その他(コメントお願いします)

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○結果を見る

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コメントボード

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締切:2007年02月16日18時00分

協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/

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メルマガの総合学芸誌『市井のディレッタント』

2007-02-01 (木) メルマガ 市井のディレッタント 草稿

[]メルマガ 市井ディレッタント 第2号 草稿 メルマガ 市井のディレッタント 第2号 草稿を含むブックマーク メルマガ 市井のディレッタント 第2号 草稿のブックマークコメント

□/■/□/ 市井ディレッタント

/□/■/   〜普通の人が学問芸術を楽しむ総合学芸誌〜

■/□/    HP: http://www.diletantoj.net

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■/       <<第2号>>

 

★┓ 創刊の辞 →

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 普通の人が学問芸術を楽しむ総合学芸誌『市井ディレッタント』です。

 メルマガでは、インデックス(目次)ということで、ブログサイトへのリンクを概略とともに掲載しています。

 専門家でない市井の好事家の研究発表・交流の場とならんことを期待しています。

 毎月1回の発行を目標としていきます。

 

◆特集 手帳日記◆ 

○┓ 必ず目標を実現する「鳥の目」手帳術  →

┗┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20070124

 人生を「鳥の目」でもって俯瞰し、計画し、適時フィードバックして修正して実行していっていくことによってマネジメントする。

 そのためのツールが「手帳」であり、本書において、「手帳」を活用して人生の時間の質を高めていく久恒氏流の方法が述べられている。

 特に目標も立てず手帳も書かず無計画で行き当たりばったりで過ごしてきた私が今まで何の成果もあげることができなかったのも当然だと反省。

 

○┓「朝」日記奇跡睡眠開発計画weblog) →

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   http://sfclub.seesaa.net/article/30451610.html

 朝に日記を書くことで人生を向上させる、という本。

 ここで紹介されている日記帳は、エクセルカスタマイズしたマンダラ形式の日記“ハイパーまんだら日記hmd)”。

 手帳日記については、紙媒体が圧倒的優位に立っていますが、このハイパーまんだら日記は、電子媒体長所をこれでもかと活用した日記

 このhmdの公開を機に日記の“紙派”から“電子媒体派”に移行する方も多いのでは?

「朝」日記の奇跡

「朝」日記の奇跡

○┓ 能率手帳ネクサスの別冊形式のブロックカレンダー

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   http://yorodzu.seesaa.net/article/29359941.html

 能率手帳ネクサスシリーズの特長として、月間予定表(ブロックカレンダー形式)が別冊となっていること。

 これは非常に便利である。

 

○┓ SI誌の水着カレンダー Planner版  →

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   http://yorodzu.seesaa.net/article/28636736.html

 日記帳としての実用には向かないが写真集としては綺麗。こんなのもいいものである。

 

Sports Illustrated 2007 Swimsuit Calendar

Sports Illustrated 2007 Swimsuit Calendar

  

芸術趣味

★┓ 頭がよくなるクラシック入門  →

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   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20070114

 アマゾンレビューでは皮肉に「お笑い系」と書いている方がおられますが、私はいい意味での「お笑い系」として読みました。著者が高座に上がって一席ぶっているイメージで読めばよいかと。

 第3章などはまさしく知的漫談ネタでしょう。

 付録CDも面白い。私としては特にトラック2(交響曲イタリア)からトラック9(夜の女王のアリア)までの怒涛のメドレーがお気に入りの部分です。

 あと、このCDで初めて知って収穫だったのは、ブラームス弦楽六重奏曲第1番変ロ長調』。

 非業の死を遂げる時にバックにかかっているような、これでもかと泣かせるようなメロディーです。

  

言語学

★┓ 教養としての外国語知識 ドイツ語現在完了形・過去形 →

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   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20070128

ドイツ語動詞には英語と同じように過去形がありますが、日常生活ではほとんど使いません。

 その代わりにこの現在完了形を使います。」

……と書かれている直後に過去形を使った表現が登場。

 現在放送中のラジオドイツ語講座は結構レベルが高い。

 

◆名作文学

◎┓ ホフマン『ファルーン鉱山』のトルベルソン→

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   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20061207

 一体トルベルソンは何でこのような仕打ちを行ったのであろうか。

 エーリスが対決を挑まず、トルベルンの成仏を試みていればどうだったのだろうか。

「昔話・童話おとぎ話」と「文学作品」の違いの一仮説も提出。

 

◎┓ くるみ割り人形 本当に恐ろしいクリスマス童話 →

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   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20061224

 あえてこの作品を、一つの完璧世界観を持った作品と見て、マニアックに裏読みして無理やり解釈してみると、恐ろしい解釈が思いつく。

 私の解釈なんか邪推で問題にならない、と思われる方は、もっと前向きな解釈を与えてやって下さい。

情報発信◆

◎┓ アルファポリスについて →

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   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20061109

 一見すると複雑で難しそう(しかも重い)アルファポリスについて解説!

  

◎┓ めろんぱんオススメに選ばれました →

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   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20061115

 メルマガ少年少女世界の名作文学ブログ速読み版』

   http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=006359

メルマガ配信スタンドめろんぱんオススメメルマガに選ばれる!

(1月号の配信が遅れています。このメルマガを発行すると作成に取り掛かります。)

 

健康

□┓ アトピー最新遺伝子研究でわかった改善法  →

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   http://healthy.g.hatena.ne.jp/nazegaku/20070109

 スキンケアには「セラミド」がいい!?

 

□┓ あの人達は何を食べているのか!? →

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   http://healthy.g.hatena.ne.jp/nazegaku/20070111

 食品添加物を批判する本を書いている人はどんなものを食べているのか。

 

◆ありゃま商会 の回覧板 より◆

 

頭脳パンフジパン製)

 http://yorodzu.seesaa.net/article/27486809.html

龍馬マークサプリメント・第2弾

 http://yorodzu.seesaa.net/article/30722601.html

おぬしも悪よのぅ〜〜な土産

 http://yorodzu.seesaa.net/

ニンテンドーDS Liteプレゼントはいいけれど……

 http://yorodzu.seesaa.net/article/30680382.html

 

◆こんなTVドラマ観てました◆

◎┓ 水滸伝1973年日テレ版(中村敦夫主演)鑑賞記 →

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   http://nazede.gozaru.jp/suikoden.html

 

編集後記◆

 創刊号を11月3日に発行してから少々調子を崩し、低調でした。

 ヤフーメルマガから「メルマガ自動休刊に関するご注意」というのが来て、2月2日までに次号を発行しないと休刊扱いになってしまうということなので、慌てて発行しました。

 

 このメルマガを発行した動機というのは、自分が書いたブログの記事を振り返ってみよう、というねらいもあります。ブログ記事を書きっ放しにしておくというのではなく、毎月ごとにどんなことをかいたのか編集しておこう、ということです。

 希望としては、毎月初旬に、前の月に書いた記事から優れている記事を選んで総合雑誌のように並べてみよう、と思っています。

 この号は、前回発行時から期間が開いていたため、私が11月から1月の間に書いたブログ記事からの収録となりました。

 来月からは毎月初旬に発行することを目標にします。

 

 また、本号では、SF Kidさんの「睡眠開発計画weblog」http://sfclub.seesaa.net/

から記事の提供を受けました。ありがとうございます。

 次号からこのように、外部の方からの投稿もお待ちしております。

(詳細はメルマガにて)

  

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