♪【5月21日 ミュージック・プラザ ポップス】♪
http://www.nhk.or.jp/mp2/pc/01mon/index.html
Today's Special は【 第2回 昭和のヒット・メイカー 服部良一 】。
04. 一杯のコーヒーから / 霧島昇、ミス・コロムビア
(作詞:藤浦洸、作曲:服部良一 1939年)
夢が広がるような印象的なタイトル。
私は子どもの頃から、本の巻末についているような、シリーズ目録を読むのが好きだった。創元推理文庫の目録に『一杯の珈琲から』というタイトルの本が掲載されており、なかなか素敵なタイトルだ、と思っていたものである。今調べると、ケストナーの本だったのか。
- 作者: E.ケストナー,小松太郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1975/03
- メディア: 文庫
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06. 山寺の和尚さん / コロムビア・ナカノ・リズムボーイズ
もともと「山寺の和尚さん」というわらべ歌(童謡)が存在していたようです。その後、久保田宵二が新たに歌詞を加えたものに、服部良一が曲をつけたようです。
まめなかねットトップ >まめなかボタントップ >民謡・童謡トップ > 山寺の和尚さん
http://flatfish.smn.wacom-it.jp/kakunin/song/contents.asp?genre_cd=4&song_cd=6
d-score 山寺の和尚さん http://www.d-score.com/ar/A06120208.html
みのうの豆本 http://snkcda.cool.ne.jp/mame/1ukiha/12itinose.html
この童謡に出てくる和尚さんは大生寺の第八世、蔦道和尚という言い伝えがあります。
Excite質問広場 > 山寺の和尚さん
http://question.excite.co.jp/kotaeru.php3?q=2376440
カンブクロとは?
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/jeanne/faith/memory11.html#yama
わらべ歌が歌謡曲に生まれ変わるとちょっとアダルトなムードになってしまった。前奏と間奏が非常に長いですね。
小学校1年生の頃に友達になった奴がよくこの歌(1番だけ)を歌っていたのを覚えている。多分両親か祖父母に教わったんだろう。そいつが習ったのはわらべ歌バージョンか歌謡曲バージョンかは分からないが、まあこんな曲を子どもに継承するような家庭環境は文化的環境が高いものと思われる。そいつもなかなかユニークな奴だった。
私の家は両親とも文化に理解がなく、歌謡曲なんかご法度の厳しい家庭環境であり、ピンク・レディー全盛時代といえどピンク・レディーの曲を全く知らないような少年時代を送ることになってしまった。私に音楽の方面の能力がないのも無理はない。
そういえば幼稚園のバス旅行の時、順番に「東村山音頭を歌おう」ということになり、そんな曲を全然知らなかったので当てられるまでに他の子の歌うのを聞いて必死で覚えたこともあった。結局今でも良く知らない。つのださんの番組なら流してくれるだろうか?
東村山音頭 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%9D%91%E5%B1%B1%E9%9F%B3%E9%A0%AD
『水戸黄門』で、脱力するようなあきれたようなシーンにかかるコミカルなBGMの出だしが
「山寺の 和尚さんが〜」の部分と似ている。
(追記)ヅカ&ジャニの腐女子日記 「山寺の和尚さん」の怪
http://blogst.jp/setuko/archive/63
で、この歌にまつわる詳しい解説を発見。
「山寺の和尚さん」をアレンジして歌い踊るのが昭和三十年代から四十年代に流行ったそうで、ザ・ピーナッツやボニージャックスが歌ったそうで、ボニージャックスのはNHKみんなのうたでも選曲されたよう。
ザ・ピーナッツ・レコード随想 山寺の和尚さん
http://homepage.mac.com/infant/home/183.html
09. 青い山脈 / 藤山一郎、奈良光枝
(西条八十作詞、服部良一作曲)
日本を代表する名曲です。この曲が好きという人は多いけれど、嫌いという人はあまりいないのではないか?
(好きな人)−(嫌いな人)の数で調べると、上位に来る曲ではないでしょうか。日本の第二国歌に推薦したい。
私がこの曲を初めて知ったのは、幼い頃、萩本欽一が司会をしていた『オールスター家族対抗歌合戦』で。その時から非常にいいと感じていた。
そして高校時代、レコード店で「青い山脈」はないかと聞いて購入したカセットテープが『藤山一郎集』。これは藤山一郎が一人で歌っている。やはり奈良光枝とデュエットで歌っている方がいい。
5回も映画化されているようだ。残念ながらどれも見たことがない。2本組になっているという始めの2作は、原作を2つに分けたのだろうか。原作の続編なんだろうか。
原作は石坂洋次郎。歌に比べてマイナーな存在で、忘れられたようになっているが、これも非常に痛快で面白い作品である。夏目漱石の『三四郎』が『坊っちゃん』のような痛快な活劇を繰り広げる、といった感じの青春小説。『三四郎』『坊っちゃん』が好きな方は是非読んでみてほしい。
- 作者: 石坂洋次郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1952/11
- メディア: 文庫
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←1回目の映画化の東宝版。今井正監督、原節子
←3回目の映画化の日活版。西河克己監督、吉永小百合
青い山脈 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E3%81%84%E5%B1%B1%E8%84%88
青い山脈 (映画) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E3%81%84%E5%B1%B1%E8%84%88_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29
服部良一は1907年、大阪市生まれ。今年は生誕100年となる。
(追記)
なお、懐メロについて書くコーナーは『老若男女 懐メロ倶楽部』として独立させました。
目次 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20070529
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