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2008-09-24 (水) 堺市の謎のネットカフェ・TRIP
■[堺]堺市の謎のネットカフェ・TRIP

マンガ喫茶も最近は大規模化し、ネットカフェというようになった。
私が堺に来た頃既に存在していたマンガ喫茶も皆なくなってしまい、新規開店したネットカフェ・ワンパンダー(という名だったような)はパソコン完備で大きくてすごいと思っていたが結局なくなり、今では堺東駅前のメディアカフェ・ポパイが独占状態のようになっている。
http://www.mediacafe.jp/branch/sakaihigasi/index.html
アメリカのプロレスがWWEに統一されたことを思わせる状況であるが、ここに一軒、御陵前に独立系のネットカフェが生き残っていた。
その名もネットカフェ・TRIPという。
阪堺線にて御陵前駅で降りて北側すなわちスーパー玉出なんかと反対側の道路側にスーパーや100円ショップなどが並んでいる筋をどんどん行くと、以下の看板が見えてくる。
そのネットカフェは喫茶店の2階に存在する。喫茶店が自分の土地で運営しているから長続きしているんだろう。
3DオンラインRPGだとかDVDを見ながらヘルストロンだとかマッサージ機だとかすごく充実しているような書きぶりである。
いざ中に入ってみると、そこはもう、最先端機器がある一方でアナログや懐かしさを感じさせる異空間であった。
夏の盛りは過ぎたとはいえ残暑も激しい時なのに冷房は昔ながらの窓を開けての自然風に扇風機。
扇風機が各所に配置されていて、お客さんが来ればフル稼働することになっている。
机の上に余った扇風機が置かれてあって、これも一興。
これを見て分かるように、壁は木目というか石目というかのレンガを模した壁紙を使っている。無機質な壁紙とは違って温かみがある。そしてレトロな雰囲気をかもし出している。
机も木目なので、ロッジか何かにいるような雰囲気である。
というように、各席にパソコンが設置されている。かなり速く、メディアカフェ・ポパイ堺東店より速いという印象である。
そうだが、スポーツや芸能やゲームには弱い私にはゲームについては分からん。
マンガについては、なかなか健闘している。昔あった中小規模のマンガ喫茶並みの在庫はあるのではないか?
そして所々、工事中の資材のようなものが置かれている。
店内は意外と広く、席もまあまあある状態。
店内は3つの部分に分かれていて、一つは、今回私が案内された、管理人部屋から一番近い部屋。5席ほどある。
次に、そこから少し上がったところにある2つ目の部屋。
もう一つ、この部屋から通じた、3つ目の奥まった部屋がある。
実は私は昨年の同じような時期にもここに来たことがある。その時は店内はまだ工事中で騒然としていた。
今回、店内の工事はあらかた完成していたように思えるが、まだまだ整理し切れていない部分もあった。
エアコン冷房には膨大な電気代がかかるので、一人や二人のお客さんが入ったくらいでは使えないのだろう。
以前一条通にあった二階建てのマンガ喫茶で、二階の冷房が効いていなくて暑くて早々に退散したことがあった。冷房代をケチってるな、と思っていたら、その後その店は閉店してしまった。
それから、照明が暗いのでは?外が明るい時はいいが、暗くなってくると文字を読みづらいところがある。特に今後は日が暮れるのが早い。これが課題だろう。
夏の暑い時期には困るが、今からいい季節になる。このネットカフェ・TRIPに一度は行ってみるのはどうでしょうか。
或いは、廃墟マニアの方。放置されたロッジでいるような感じを味わえます。
近くにはブックオフ御陵前店やスーパー玉出があります。そのついでに行ってみてはどうでしょうか。
(追記)
その後、このネットカフェは閉店していました。残念。
http://yorodzu.seesaa.net/article/105068612.html
livedoor ナレッジ
大阪の堺市付近で無料or格安でインターネットが利用できる施設はないでしょうか?
http://knowledge.livedoor.com/5178
http://www.itagaki.net/pc/ic/oosaka.html
ネットカフェナビ http://www.cafeman.jp/
「こんな所が!?」とてもそうは見えない世界のネットカフェいろいろ
http://news.livedoor.com/article/detail/3854684/
http://damncoolpics.blogspot.com/2008/10/strangest-internet-cafes-around-world.html
確かアニメ『大江戸ロケット』でネット喫茶のシーンがあったな。
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2008-09-15 (月) イラスト図解 十五少年漂流記 (絵でみる世界の名作)
■[名作文学]イラスト図解 十五少年漂流記 (絵でみる世界の名作)


- 作者: J・ベルヌ,PHP研究所
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/07/24
- メディア: 大型本
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メルマガで『十五少年漂流記』を取り上げた(ここ)ため、ついでに読んでみた。
『十五少年漂流記』を絵本形式でダイジェストしている。ダイナミックなイラストでの紹介が嬉しい。
ところが売りどころはそれだけではなく、物語に関連する知識を図鑑形式で解説している。
航海技術の解説やニュージーランドの地理や舞台となった島の自然環境や生物・植物など、季節がある原理や凧が上がる原理など。
文系・理系を相互乗り入れする総合学習的な狙いが素晴らしい(私が大学受験の頃は学際だとかインターディシプリナリィとか言われていた)。
これなら文系のお子様も理系のお子様も満足できそう。ついでに、かつて『十五少年』に熱中していたお子様達だった人々も。
私は子どもの頃は完全に文系で、読む本も物語ばかりで、図鑑なんか全然見なかったが、こんな本があったなら、理系の知識もついてよかったろう。
本のクレジットは
編者 PHP研究所
となっている。
実際のところ、文章や絵や写真は誰が書いたのだろうか。
なかなかうまく描かれているが、一人だけ異彩を放っている少年がいる。
ウィルコックスである。
ウィルコックス君は、先のメルマガでは、ドニファン派の参謀役として、芹沢鴨(佐藤浩市)に対する新見錦(相島一之)と例えさせて頂いた少年。
このウィルコ君がまた、ドイツの軍人を思わせる不気味な服装をして頑張っている。
卵型のヘルメットをかぶり、カーキ色のぴっちりした軍服を着、ベルトを締めて長靴を履いているのである。
ドニファンがブリアンと勝敗を争った二度目の大統領選挙の際は、直立不動の姿勢で立ったまますわった目つきで投票箱を睨みつけている。何だか子どもらしくない。
このウィルコ君が描かれているのはこの絵を含めて5回。平時の服装の他の子たちとは違って独特の雰囲気をかもし出している。
父親が海軍士官というコスターやドールですら平服なのに、父親が軍人ではなく大地主のウィルコ君が軍服を着ているというのも面白い。ウィルコ君は軍人志望なのか!?
さて、この「絵でみる世界の名作」シリーズ、狙いはいい。他にどんなのが出ているかと調べると、どうやら『古事記』だけが出ているようだ。
もっと他に出ないのだろうか。ヴェルヌならば『海底二万里』や『八十日間世界一周』が面白そうだ。
他にも、『宝島』『三銃士』『赤毛のアン』など、色々できそうだが。
http://minna.cert.yahoo.co.jp/cgxfa/293345
↑どれだけ覚えていますか?何問正解するかやってみよう!
不合格なら2年間の島流しの刑!?
http://sobahon.jugem.jp/?eid=162
kumiko 日記 イラスト図解 ジュール・ベルヌ「十五少年漂流記」
http://kumiko.sgy3.com/blog/2007/10/post_903.html
kumiko 日記 記憶の画像 森田思軒訳「十五少年漂流記」
http://kumiko.sgy3.com/blog/2007/10/post_904.html
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20080831/p1
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