OLDIES 三丁目のブログ

森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

eo64エアユーザーの悲劇

【追記 2022年4月11日】
 
 この記事を書いてから10年以上たちました。
 時代の移り変わりは目まぐるしい。当時から全く大きく変わりました。
 nnna-sannobloggg様からeo光のリンクが切れているというコメントを頂きましたので、
eo光のリンク先を貼っておきます。
  https://selectra.jp/telecom/providers/eo
 
eoは現在でも大手プロバイダの一角を占めていて、電気やガスの販売も行っています。
 そして現在の私はネット回線はドコモ光になったのですが、eoウェブメールの使い勝手が良いのでメールアドレスはeoウェブメールを使っています。


Outlookの設定に半日がかり アカウントは一つだけにしておこう”
   https://diletanto.hateblo.jp/entry/2020/12/13/084231

eoWEBメールの機能について
  https://mail-support.eonet.jp/webmail/help/main/ma_about.html

 
  
 eo64エアは提供会社からすら見放された時代遅れの過去の遺物である。可哀想なのはeo64エアを未だに使っているユーザーである。
 
 私のインターネットは電話回線から始まった。当時ISDNが速いとされていた時代である。毎月のインターネット接続代が1万円以上かかった。
 ケイ・オプティコムeo64エアを知って変更すると月に3,000円台でつなぎ放題となり、非常に助かった。
 
eo64エア http://eonet.jp/eo64

 しかしADSLやら光ファイバーやらが登場し、重いサイトも多くなったためeo64では遅すぎて不都合が出てくるようになった。
 そこでeo光ネットへの変更を希望したのだが、私が住んでいるマンションでは使えないということなので、EO ADSLの1Mコースに加入した。
 しかしメールアドレスはeo64のを使いたかったので64の方も継続していた。
  
 http://eonet.jp/service/
 http://eonet.jp/eoadsl/
 
 EO ADSLには1Mコースと50Mコースがあるのだが、私には1Mでも問題ない。しかし64の64Kとは圧倒的に違う。1Mの速さに慣れれば64Kには戻れない。
 
 2008年後半、asusのEee PCが日本のパソコン市場を席巻した。この大ヒットに続いて各社が小型パソコンを次々と投入。
 Eee PCはE-Mobile社と組み、E-Mobileのモバイル端末加入とセットで100円というセールを行った。E-Mobileのモバイル端末は7.2Mの速さだという。
 持ち運び可能な上に理論値で7.2倍も速いのならこっちの方がいいということでEee PCとE-MobileD02HW端末を契約。D02HWはHPDSA下り7.2Mbpsということだが、体感的にはEO ADSLの1Mコースとほとんど変わらない速度である。しかし遅いというわけではないのでこちらを使うことにし、不要になったEO ADSLの1Mコースは解約。
 しかしメールアドレスはeo64エアのものなので依然eo64エアは契約している。
 
 ケイ・オプティコムは現在イオ光をプッシュしていて、新聞にもチラシがよく入っている。 
 ところが新聞チラシに入っていたイオ光の広告を見てみると、eoモバイルとかいうサービスが始まっていた。
 
eoモバイル http://eonet.jp/eomobile/

「eoモバイル」は、最新通信技術HSDPAを採用した最大7.2Mbps※の高速モバイル通信サービスです。

 これはeo64の後継機か、と思ったら、何とE-MobileD02HW端末そのものだという。
 しかも

eo光ネットのオプションサービスになります 。
eo64エア、eo ADSLeo光テレビのみをご利用のお客様、および法人向け回線サービスをご利用のお客様はご利用いただけません。

 
 つまり、eo光ネットのユーザーを増やしたいケイ・オプティコムE-Mobileと組んでD02HWをレンタルしているのである。
 Eee PCと同じで戦略的には素晴らしい作戦である。こんないい条件があるのなら私も利用したい。
 しかし、
eo64エア、eo ADSLeo光テレビのみをご利用のお客様はご利用いただけません」
 
というのが納得いかない。
 
 eo光ネットユーザーにモバイル可能なツールを提供するというのであれば、普通は自社のツールを提供するわな。
 自分とこの会社で提供するツールがあるのに、わざわざ別の会社の同じようなツールをレンタルするとは、普通はおかしいわな。
 ところがこんなおかしいことが実際に行われとる。
 これはつまり、自分とこの会社から出してるツールが全くヘボで使い物にならんポンコツなんでわざわざ別の会社のもっと優れたツールをレンタルしてるということを会社自らが認めとる、ということやな。
 
 実際にeo64エアD02HW両方を使った経験からいうと、全くその通りで、eo64エアD02HWとはまったく比べ物にならない。一度D02HWを使うともう二度とeo64エアには戻れないくらいの差がある。
 
  D02HW > > > eo64エア
 
という感じである。
 
 eo64エアも発売当初は活気的なツールだったらしい。私も世話になった。しかしADSLや光ネット、そしてD02HWの7.2Mの時代では64Kは時代遅れなのである。だからケイ・オプティコムeo光ネットのインセンティブツールとして自社のeo64エアではなくて他社のD02HWを使うのである。
 
 eo64エアをもっと進化させて速くすることはできないのだろうか。それなら自社製品をインセンティブツールとして使えるのに。
 そういった開発をあきらめ、安直に他社ツールをレンタルするという禁断の方法を使った。
 しかしこの方法、今もeo64エアを契約して毎月契約料を払っている古くからのeo64エアユーザーに対して非常に失礼な態度ではないか。
 
 会社自身が
eo64エアは時代遅れで遅くて使い物にならんからE-MobileD02HWをレンタルします」
と言っているのである。
 会社自身が時代遅れで遅くて使い物にならんと認めているツールに毎月3150円もの契約料を払う古くからのユーザーをないがしろにしている。
 eoモバイルなら月4680円で7.2Mつなぎ放題。
 わずか64Kでも月3150円からわずか1530円高いだけで7.2Mつなぎ放題。
 
 eoモバイル > > > eo64エア
 
である。
 
 それならeo64エアユーザーの私もeoモバイルに変更したいわい、と言っても、
 
eo64エア、eo ADSLeo光テレビのみをご利用のお客様はご利用いただけません」
 
 だから会社自身がeo64エアが時代遅れのポンコツで使い物にならないと認めてE-MobileD02HWをレンタルしているのだから、実質的にeo64エアの後継機がD02HWだと認めてるようなもんだろう。
 それなら今までeo64エアを継続して毎月契約料を支払っていた古くからのユーザーにeoモバイルへの移行という選択肢が与えられてもいいではないか。
 
 新しい顧客を開拓するために色々なサービスを提供するのはいいことである。しかし古くからの顧客をないがしろにしていいものではない。
 今eo光ネットの販促ができるのも、古くからのeo64エアやeo ADSLユーザーからの毎月の契約料の積み重ねがあったからである。
 その古くからの顧客が利用できない新ツール“eoモバイル”とは一体どういうことか。
 
“eoモバイル”とは、古くからのeoユーザーが利用できないふざけたツールである。
 そしてeo64エアは会社から見捨てられた時代遅れのツールであり、
 eo64エアユーザーは会社から見捨てられた時代遅れのツールに毎月金を支払っている棄民なのである。


eo64エアを解約して、eoモバイルを利用することはできますか?
 http://cs.eonet.ne.jp/Contents/16177/W_16177.html?cat1=eo64%E3%82%A8%E3%82%A2&cat2=%E3%81%99%E3%81%A7%E3%81%AB%E3%81%94%E5%A5%91%E7%B4%84%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%AE%A2%E6%A7%98
↑ふざけるな!まだ契約していないeo光ネットのユーザーの方が今まで長年契約してきたeo64エアユーザーより大事だというのか!
  
 2ちゃんねる eo64エア http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/internet/1101484283/l50
  
(追記)
 現在、eo64エアは【プチコース】を利用している。ネット接続には全くの役立たずではあるが、メールアドレスを今から変更するのは大変であるからである。今後もメールアドレス維持のためだけに毎月525円を支払い続けるであろう。

使った分だけお支払い!eo64エア 【プチコース】
月額基本料金はわずか525円/月。通信料は5.25円/分。(月間上限通信料金4,200円)

  http://eonet.jp/eo64/service/ 

  
(追記)
 eo64エア契約時に適当に設定したHPアドレスの変更ができないのは不便である。HPは大切なアイデンティティでありビジネスツールでもあるのだから、状況に応じて最適なアドレスを設定できるようにするべきである。HPが作りっぱなしでいいことはありえない。例えばビジネスの状況によってHPの形態やアドレスも適時変更していくことは鉄則であり常識である。
 メルマガコンサルタントの平野友朗さんも必要に応じてサイトの改善が必要なことはメルマガで毎回のように指摘されている。
   http://www.sc-p.jp/
 私としては、eo64エア契約時にプライベートのHP作成のためにアドレスを取得したのであるが、それはすぐに廃止して今まで使わず仕舞いになっていた。
 このたび、週末起業関係でHPを作成しようと思い立ったのであるが、あのアドレスを使用するわけにはいかないのである。それなりのアドレスが必要なのである。
 このように、必要にかられてHPアドレスを変更する事態は大いにあることである。例えば、自営業で商売をしていた方が業態を変更し、それに応じてHPアドレスを変更しなければならないということもありうるではないか。それに対応できないプロバイダーのHPサービスとは、一体何なのか。完全に役立たずのデクノボーではないか!
 HPアドレスを変更可能としたり、一度削除して再び習得できるようにならないのであろうか。メールアドレスの変更は可能なのに、なぜHPアドレスの変更は不可能なのであろうか。
 毎月525円も支払っている会員なのに、HP作成ができないのは納得できない。
 ケイ・オプティコムの関係者がもしこの記事を見られたのなら、HPアドレスの変更が可能なように早急に改善して頂きたい。

MYホームページ
  http://eonet.jp/myhomepage/function/
  
http://www.eonet.ne.jp/~○○○
・○○○部分に、ご希望のアカウントを設定することができます。
・一度登録されたホームページアドレスは、取得後の変更ができませんのでご注意ください。
  
  ↑ふざけるな!HPの改善はビジネスの常識であり鉄則ではないのか!一度決めると改善できないのはビジネスツールとして失格である!

(追記)
fumiemonさんから情報ありました。
  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20090103#c1267706763
eo64エアユーザーにとっていいニュースです。
  http://eonet.jp/sp/eomobile/
  http://eonet.jp/eomobile/
  http://support.eonet.jp/qa/net/3g.html
  


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