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2014-09-25 (木) 朝日新聞再掲 夏目漱石「こころ」を読んで

[]朝日新聞再掲 夏目漱石こころ」を読んで 朝日新聞再掲 夏目漱石「こころ」を読んでを含むブックマーク 朝日新聞再掲 夏目漱石「こころ」を読んでのブックマークコメント

 朝日新聞で連載中の夏目漱石こころ」が本日最終回を迎えました。

 新聞連載という形で少しづつ再読する、いい機会となりました。


 

夏目漱石こころ」 先生遺書(百十) - 朝日新聞デジタル

   http://t.asahi.com/fwvo

反響編)夏目漱石こころ」再連載について http://t.asahi.com/fxap

特集・連載>夏目漱石こころ

   http://t.asahi.com/eizw


こころ』は、確か高校教科書に載っていました。

 私が初めて読んだのは、その少し前頃だったでしょうか。

 ストーリーとしては、語り手が受け取った「先生」の手紙に描かれている、「先生」と「K」の話が中心。

 最初読んだ時は、友人を裏切って自殺させた「先生」はひどい人だ、と思いました。

 しかし、今回、新聞に連載されていたのを読んでいると、「先生」に同情してしまいました。


先生」と「お嬢さん」がうまくいっているところに後から入ってきた「K」

お嬢さん」の好意「K」に向かっていく過程においての「先生」のあせる気持ちがつらつらと描かれています

 この気持ち、しみじみと分かります


 若い頃は、単純に物事善悪判断していました。

 しかし、その後、人生経験を経るにつれて、自分が敗者になることを経験するに及んで(というか、勝者になったことなんかあるのか?徹底的な負け組弱者草食系である)、「K」に負けてしまった「先生」に同一化してしまった。


 

 それは、子どもの頃『坊っちゃん』を読んだ時、うらなり君を歯牙にもかけなかったのに、大人になってから読み返して、まさに自分がうらなり君そのものだ、と気付いたような感じ。


 

■[名作文学]【百年読書会】『坊っちゃん』その後おれはうらなりになった

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20090709/p1

少年少女ネタバレ談話室

 贋作坊っちゃん殺人事件 の暗澹

  http://sfclub.sblo.jp/article/86829531.html


  

先生」はついに策略を用い、そのことが「K」自殺に追いやるのみならず、自分や「お嬢さん」も不幸にしてしまいます

 同じ立場になれば私も似たようなことをしたかもしれません。

 しかし、その後を読むと、結局、そういった策略は自分のためにもならない、と分かり、こんなことしちゃいけないな、と失敗を未然に防ぐ教訓となります

 小説を読むのはためになりますね。

しかし、良心の呵責を感じない、人を陥れて平気な人もいるだろう。そういう奴とは関わりを持ちたくないものです。残念ながら、現代日本の政治や社会を動かしている連中はそんなのばかりです。愚かな日本国民は、肉屋を支持する豚の如くそういった連中を盲目的に支持し、かくして日本言論の自由のない軍国主義独裁体制となり、戦争突入していくのであった。)


  

先生」は「お嬢さん」との恋愛に関して「K」に負けてしまいました。

 多分、「K」は「先生」より人間的魅力やバイタリティなど、多くの面で優れているのでしょう。

先生」は全ての面で「K」に及ばない、負けてしまった、と絶望するわけで、それは多くの面で当たっているのでしょう。

 しかし、心理的な自己啓発書を多く読んでいる私としては、こういった本には、「すべての面で負けた」と思い込むのは行き過ぎだ、と書かれていることを知っています

先生」にも「K」よりも優れた部分が一つはあるはずだから、ここは場所を変えて、違う方面で新たに出発するべきだったのでしょう。

 恋愛に関しても、将来、「先生」を好いてくれる人が一人も現れないとは言えません。


  

……と、人生に落伍してしまった私がこんなことを思いながら読んでいました。

 これは自分に言い聞かせていることでもあるのです。


  

 さて、物語唐突に終わりを迎えます。その後の展開はどうだったのでしょうか。

先生」はどのような最後を迎えたのでしょうか。

 語り手の「私」は、その後どうなったのでしょうか。

「私」と「先生の奥さん」のその後の関係は?

先生から手紙は、「私」が秘密として持ち続けたのでしょうか。


  

 その後の展開を考えると、どう考えても蛇足のような気がしないでもない。

 書かぬが花、というところでしょうか。

 今まで、この物語のその後の展開について、議論されたことはあったのでしょうか?


  

 しかし、物語最初に、「先生」が海に連れてきた西洋人とは、一体何者だったのでしょうか。「先生」とどんなつながりがあったのでしょうか。


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 漱石と私

  http://yorodzu.seesaa.net/article/399249448.html

 夏目漱石関連記事

  http://yorodzu.seesaa.net/article/401851100.html


 こころ (ワイド版岩波文庫 (204)) こころ (岩波文庫) 夏目漱石『こころ』をどう読むか: 文芸の本棚 「こころ」で読みなおす漱石文学 大人になれなかった先生 (朝日文庫)


   

 さて、10月からは私が一番好きな漱石作品三四郎』が始まります

 この作品については以前から色々思うところあったのです。

 これは読まねば。


 wikipedia:こゝろ

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