三の隣は五号室
この物語の主人公は、アパートの一室です。第一藤岡荘五号室。
この部屋に住んだ住人の生活の断片が時系列バラバラで描写されています。
ほとんどの住人が一般的な庶民で、特に大きな事件が描かれるわけでもありません。皆さんそれなりに一生懸命に終わりなき日常生活を送っておられます。退去後のその後の人生はどうなったのでしょうか。一回り成長して幸せな人生を送っていてほしいものです。
思えば私も今まで幾つかの賃貸マンションで住んでいたことあります。
その時に住んでいた部屋から見ると私もこの小説の登場人物のようなもんですが。その後の私は……Orz
登場人物の中にただ一人、裏社会の住人のような方がいて、この方が登場早々、不穏な未来が予告されます。
それはいつ描かれるのか?
この方の存在が物語に緊張感を与えています。
本作品のタイトルは「三の隣は五号室」。
四号室の存在がキーとなっているのか!?
「隣室と自室の号数表記に疑問を抱いた初めての住人だった」
「後、藤岡荘にはちょっとしたリフォームが入った」
という記述があり、何らかの事件のために四号室の存在が無かったものとされたんだよ!な……何だってぇ〜〜〜〜!
というミステリーな展開を期待したのですが、特にそんなことはありませんでした。
日本では四号室や九号室がないのはよくあることなんです。勿体つけるなっちゅーの!
三の隣は五号室
wikipedia:長嶋有
半世紀の暮らし刻む部屋が主役
https://book.asahi.com/article/11591872
ガタガタ書評ブログ
【書評】長嶋有「三の隣は五号室」(中央公論新社)−第一藤岡荘五号室、変な間取りのその部屋に住んだ歴代の住人たちそれぞれの交錯しない物語 -
http://s-taka130922.hatenablog.com/entry/2016/07/30/201056
翌の読書手帖 三の隣は五号室
http://asunaro-books.blogspot.com/2016/06/blog-post_27.html
YOUTOPIAを目指して。
長嶋有『三の隣は五号室』感想 部屋と引っ越しと人生と
http://youtopia-otama-blog.amebaownd.com/posts/2160425/
第二級活字中毒者の遊読記
「三の隣は五号室」長嶋有
https://sanjyoumaki.blog.fc2.com/blog-entry-1187.html
わにわに
『三の隣は五号室』に残された3センチのゴムホースのこととか
リンク
季節はずれの読書感想文
三の隣は五号室 長嶋有
http://aco1.blog27.fc2.com/blog-entry-689.html
だいもんじチャンネル
長嶋有『三の隣は五号室』中央公論新社
http://dmj-channel.jugem.jp/?eid=80
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