↑表紙ではなく扉絵です。
ハンス・エーベルス『蜘蛛』
ギイ・ド・モーパッサン『呪いの手』
ウイリアム・ワイマーク・ジェイコブス『猿の手』
独仏英の異色怪奇三大傑作集!
冒頭の『蜘蛛』は不可解な事件の連続で、一体どんなトリックなんだと楽しみにしていたら、謎解きはなくてそのまま終わってしまった。
続く作品も同じ感じ。
謎解きのない尻切れトンボのミステリーという印象。
解説で加納一朗さんが書かれていますが、こういう作品を【ゴシック・ロマン】というそうです。
幽霊屋敷や悪魔や、説明できない怪奇現象・心霊的世界、そういったものをテーマにした文学です。
広い意味でのミステリーであり、推理小説とはいくつもの共通点があります。いわば推理小説は、怪談に合理的解説をあたえた文学として発展したのです。
wikipedia:ゴシック小説
怪奇マンガのあなぐら
手塚プロ「蜘蛛」(1978年6月1日初版発行)
http://bpojhc.hungry.jp/sonota/spider.html
ブクログ https://booklog.jp/item/100/26548
タイトルは有名ですがストーリーは知らなかった。
こんな話だったんですね。
上でゴシック・ロマンについて触れましたが、本作品では最後に謎明かしがあって説明がつきます。
しかし現実にそんなことはあり得るのでしょうか。
オペラ座の怪人の正体が主人公の父親だという設定の改編があるようですが、それによって破綻が生じているような気がします。
ウィキペディアでは原作は「仮想現実構造」と書かれていて、凝った構成になっているようです。
原作も読みたくなってきました。
なお、井上大助さんの絵は華やかで綺麗です。
wikipedia:オペラ座の怪人
wikipedia:オペラ座の怪人 (曖昧さ回避)
wikipedia:井上大助
https://twitter.com/crazieorcus/status/814785858855268354
ブクログ https://booklog.jp/item/100/26549
■[日々の冒険]運命の階段 L・J・ビーストン TOMOコミックス
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180515/p1
■[名作文学]ふたごの復讐 マッカレー TOMOコミックス
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170330/p1
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http://sfkid.seesaa.net/article/450087026.html
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