Hatena::ブログ(Diary)

OLDIES 三丁目のブログ このページをアンテナに追加 RSSフィード


森羅万象・魑魅魍魎を楽しみ・考える不定期連載ウェブログです。本日ものんびり開店休業中。

   ◆◇過去ログ一覧ページ◇◆   


2018-07-21 (土) リベラルアーツの学び方 瀬木比呂志

[]今からでも?リベラルアーツの学び方 瀬木比呂志 今からでも?リベラルアーツの学び方 瀬木比呂志 - OLDIES 三丁目のブログ を含むブックマーク 今からでも?リベラルアーツの学び方 瀬木比呂志 - OLDIES 三丁目のブログ のブックマークコメント

 リベラルアーツの学び方 (ディスカヴァー・レボリューションズ) リベラルアーツの学び方 (ディスカヴァー・レボリューションズ) 


 前半4分の1ほどは著者のリベラルアーツに対する考え方・学び方などを述べたもの

 後半4分の3ほどはブックガイドになっています

 古き良き戦後民主主義時代大学教育教養課程専門課程に分かれていた時代教養課程を思い出させる、教養主義にあふれた書。

 本書1冊をしっかりと読み込んでから各分野満遍なく紹介されている本を読んで自分なりにレポートだとか書評だとか書いたら教養課程単位ほどの知識を得られるのではないでしょうか。

 著者の学問に関する姿勢は、文系理系芸術系を広く学んでつながりを見つけるという姿勢

 専門バカではなく広い視野を持てということ。

 そして、現在言われている「反知性主義」とは正反対立場

 戦後民主主義における大学教養課程もそういう観点から設計されていたのでしょう。

 だから人文科学社会科学自然科学から均等に受講するようになっていたのです。

 私もそういった古き良き教養主義共感します。

 私は幼い頃から文学が一番好きで、お話の本ばかり読んでいました。

 小学校図書時間では、男子生徒の間では図鑑が人気でしたが、私は図鑑には全く興味なく、お話の本オンリー

 国語歴史勉強しなくてもいい点を取っていました。

 それなら文系に進むのが自然なのでしょうが家系の都合で理系に進むことが運命づけられていました。

 だから文系理系関係については切実な問題で、文系素養を持った理系が最強ではないかとか、色々考えるところがありました。

 よって、文系理系の違いだとか文理融合だとか学際の必要性について書かれた学問論の本はよく読んだ方だと思います


 文科的理科の時代 (福武文庫) 文科的理科の時代 (福武文庫)  

 ライフサイエンスの哲学 (講談社学術文庫 91) ライフサイエンスの哲学 (講談社学術文庫 91)  

 文科の発想・理科の発想 (講談社現代新書 630) 文科の発想・理科の発想 (講談社現代新書 630)  

 文理シナジーの発想―文科と理科の壁を越えて (丸善ライブラリー) 文理シナジーの発想―文科と理科の壁を越えて (丸善ライブラリー)  

 独学のすすめ (ちくま文庫) 独学のすすめ (ちくま文庫) 


 また、最近話題になった『乱読のセレンディピティ (扶桑社文庫)』も同じ問題意識に立っているのではないでしょうか。

 また、自分流派絶対視して他の流派をけなしているという印象のある速読術でも、しっかりした見識を持っている方は読書学問については、同じようなことを書かれているようです。


■[自己啓発]フォーカスリーディング 読書本質

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180420/p1

■[自己啓発]クロックサイクルの速め方 読書格差時代に生き延びるために

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20110429/p1


 知の挑戦―科学的知性と文化的知性の統合  知の挑戦―科学的知性と文化的知性の統合 ←本書で紹介されていた


 

 で、文科と理科の間で迷っていた私は中学から高校にかけての色々なトラブルを乗り越えることができずに精神病み、何事をもなすこともできずに人生から転落したのでした。

 もともとの素養はあったので何とか最低ランク地方国立大学理系学部滑り込みで潜り込むことはできたのですが、それが限度でした。

 精神状態改善せず悪化の一方で、子供の頃から好きだった本を読むことすらできず、書店図書館背表紙を眺めるのみ。

 大学を出て数十年後。最近ようやく精神状態改善し、骨のある本をぼちぼち読み通すまでに回復してささやかな幸せを感じているところです。


 それで本書のことなのですが、私もこんな風に学問を進めていきたかった。

 もし大学時代の私が精神健全状態で本書を読んでいたら、熱心な本書の信奉者となり、紹介されている本を嬉々として片っ端から読んでいったことでしょう。

 もはや今となってはいくらそんなことをしても仕事人生に何の役にも立たず自己満足に終わるのみ。

 しかし、人生から転落した今となっては読書しかやることはない。

 精神を病んで何もかも失った揚げ句、ようやく精神状態改善し、本が好きという原点に戻って来たのだった。

 寂しいけど私の人生は、精神を病んで家系を残すことはできず、本を読んで誰にも読まれないブログを書き続けるだけの人生なのでした。


三四郎』な人生

リベラルアーツの学び方 瀬木比呂志【耳読】

  http://sanshirou.seesaa.net/article/460637445.html

   ↑オーディオブックも併用しました。本書の感想についてはこちらに続きます


 リベラルアーツの学び方 (ディスカヴァー・レボリューションズ) リベラルアーツの学び方 エッセンシャル版 (リベラルアーツカレッジ)


NEOACA BLOG

 瀬木比呂志『リベラルアーツの学び方』

  http://neoaca.blogspot.com/2017/01/blog-post_3.html

鈴麻呂日記

 読書録「リベラルアーツの学び方」

  http://d.hatena.ne.jp/aso4045/20150816/1439709077

Dr.Kernelの見た世界

 リベラルアーツの学び方(瀬木比呂志)

  http://drkernel.hatenablog.com/entry/2016/08/05/095149

リベラルアーツの学び方|misafujico|noteノート

  https://note.mu/misafujico/n/n23a566a8f8a3

大学で次々“復活”導入の「リベラルアーツ」で何が学べるのか

  https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159896/3

リベラルアーツを学んでビジネスで差をつけろ! 戦略的独学のすすめ

  https://ddnavi.com/review/444040/a/


ブクログ

  https://booklog.jp/item/1/4799316729

  https://booklog.jp/item/1/4799322109

読書メーター

  https://bookmeter.com/books/9728229

  https://bookmeter.com/books/12627600

本が好き

  http://www.honzuki.jp/book/253107/


 wikipedia:瀬木比呂志

 wikipedia:リベラル・アーツ wikipedia:教養課程と専門課程

 wikipedia:教養学部 wikipedia:教養

 wikipedia:学際 wikipedia:総合科学 wikipedia:総合科学部

 wikipedia:鎌倉アカデミア


■[学問]医療最前線活躍する物理 裳華房ポピュラーサイエンスシリーズ

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180101/p1

少年少女ネタバレ談話室(ネタばらし注意!)

 ヴェルヌ『神秘の島ネタバレ感想

  http://sfclub.sblo.jp/article/181119351.html

アンケート実施中です!ご協力お願いします!】

2018年7月調査)昨年より今年の方が暑い

 http://blog.with2.net/vote/v/?id=195648


        

         ↑人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m


          

↓また、ご意見感想ブックマークなど頂けましたら励みになります

 コメントリンク付きTBもお待ちしております。m(_ _)m  

 

2018-06-29 (金) 野の医者は笑う アカデコミカル・エンタメサスペンスノンフィクショ

[]野の医者は笑う アカコミカルエンタメサスペンスノンフィクション 野の医者は笑う アカデコミカル・エンタメサスペンスノンフィクション - OLDIES 三丁目のブログ を含むブックマーク 野の医者は笑う アカデコミカル・エンタメサスペンスノンフィクション - OLDIES 三丁目のブログ のブックマークコメント

 野の医者は笑う: 心の治療とは何か? 野の医者は笑う: 心の治療とは何か?


 

「野の医者」とは、国家資格を持った医師ではなく、民間で心や身体ヒーリングを行っている方々。

 沖縄にはそのような方々が多いらしい。

 沖縄病院で勤務していた臨床心理士の著者(京大大学院出身)はトヨタ財団研究助成プログラム採用され、野の医者体験取材フィールドワークを開始する!


「相対化です!」

とイインチョーが目を見開いて叫びました。

権威制度になっているものを相対化しようとしているんですね。そうやって当たり前の価値を揺らがせようとしているわけです。それは確かに新しい価値を生もうとする学問行為です」


 

 華々しく始まったのはいいですが、著者自身にも人生危機が訪れる!

 勤務していた病院を辞職することになり、求職活動も行う羽目に。

 本書では野の医者体験レポートと著者の求職活動ハイテンションの同時進行で描かれています


 

時代は笑える学術書です!アカデミックコミカルを掛け合わせたアカコミカルノンフィクション、これですよ!一山当ててやろうじゃありませんか!」

編集者宣言したようですが、確かにその目論見は成功しているようです。

 予想外のことに著者の求職活動の要素も加わり、エンタメサスペンスの要素も加わっています

 野の医者の怪しげな治療面白おかし描写する一方で、学術的に鋭い考察も行われていて、返す刀で著者が拠って(依って)立つ臨床心理士という立場を考えるという。笑うところは笑って押さえるところは押さえています

 そして最後はほろりとさせる。まるで映画のようです。

 しか映画ハッピーエンドで終わったとしても、登場人物はそれで終わりではない。その後の人生を送らなければいけないのです。むしろそれからが始まりとも言えます

 幸い著者は立派に一冊の本を完成させ、安定した大学常勤講師立場を得ることができました。 

 著者の創設したアカコミカルノンフィクションというジャンルの続編を読んでみたい。

 しかし本書のようなハイテンションで八方破れのような研究文体は、ある種求職活動中の異常状態だったからこそ可能だったのではないかとも思えます

 研究も著書も一期一会な面があります

 本書は著者・東畑さんが沖縄求職活動を行っていた時期だからこそ書けた唯一無二の書ではないでしょうか。


 野の医者は笑う: 心の治療とは何か? 日本のありふれた心理療法: ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学 美と深層心理学 (プリミエ・コレクション) 沖縄の精神医療 (精神医学の知と技)


東畑開人@心理療法家の人類学  https://twitter.com/ktowhata


 wikipedia:臨床心理士


放送大学勉強

読書感想】 野の医者は笑う 心の治療とは何か? 東畑開人著

  http://wakaba2015.hatenablog.com/entry/2016/10/10/140550

ランダムマンダラ

「野の医者は笑う」(東畑開人著)

  http://angiem.blog137.fc2.com/blog-entry-252.html

認知行動療法家は笑う〜第1部:認知行動療法ヒーリングは、何が同じで、何が違うのか?

  https://cotree.jp/columns/877


ブクログ https://booklog.jp/item/1/4414400961

読書メーター https://bookmeter.com/books/9803365

本が好き! http://www.honzuki.jp/book/232372/


 wikipedia:新井隆広

  ↑表紙&カット高校同級生らしい。


 wikipedia:高野秀行 (ノンフィクション作家)

  ↑東畑さんは求職活動中、図書館で読んだお笑いの本で文章術を学んだという。特にこの方の本を読んだという。やはり読書は役に立つんですね。

アンケート作成しました!】

JRのダイヤ改正によって便利になりましたか

   https://blog.with2.net/vote/v/?id=191280

文庫本の巻末の解説は充実している方がいいと思いますか?

   http://blog.with2.net/vote/v/?id=188282


          

         ↑人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m


          

↓また、ご意見感想ブックマークなど頂けましたら励みになります

 コメントリンク付きTBもお待ちしております。m(_ _)m  

    

2018-06-26 (火) 手にとるようにユング心理学がわかる本 長尾剛

[]手にとるようにユング心理学がわかる本 長尾剛 手にとるようにユング心理学がわかる本 長尾剛 - OLDIES 三丁目のブログ を含むブックマーク 手にとるようにユング心理学がわかる本 長尾剛 - OLDIES 三丁目のブログ のブックマークコメント

 手にとるようにユング心理学がわかる本 手にとるようにユング心理学がわかる本 


 手軽そうなタイトルですが、細かい字で2段組で字がぎっしり詰まっています。なかなか本格的で詳しい記述

 一般人でもユングについてこれだけ知っていれば立派な教養ではないでしょうか。


 

集合的無意識」という用語は、本書では「普遍的無意識」という用語を使っています


 

 wikipedia:集合的無意識


 特定のものから連想されるものは人によって違うのだから「夢」解釈は人によって違うので慎重にしないといけないらしい。

 象徴するもの意味を覚えて当てはめる公式なんかない、占いゲームではないということ。

 確かにそうですね。 

 ユング心理学では「自我」と「自己」は違うものだそうです。違い分かりますか?


 心のトリセツ「ユング心理学」がよくわかる本 (PHP文庫) 心のトリセツ「ユング心理学」がよくわかる本 (PHP文庫) ←文庫化された新版


 wikipedia:長尾剛


ブクログ

  https://booklog.jp/item/1/4569767079

  https://booklog.jp/item/1/4761264853

  https://booklog.jp/item/1/4761261404

読書メーター

  https://bookmeter.com/books/11697022

  https://bookmeter.com/books/368491

  https://bookmeter.com/books/149570


■[学問]ユング心理学 秋山さと子 講談社現代新書

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180612/p1

■[学問]超図説 目からウロコユング心理学入門

  http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180530/p1

アンケート作成しました!】

JRのダイヤ改正によって便利になりましたか

   https://blog.with2.net/vote/v/?id=191280

文庫本の巻末の解説は充実している方がいいと思いますか?

   http://blog.with2.net/vote/v/?id=188282


          

         ↑人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m


          

↓また、ご意見感想ブックマークなど頂けましたら励みになります

 コメントリンク付きTBもお待ちしております。m(_ _)m 



 ←人気blogランキングにご協力お願いします。m(_ _)m



●荒馬紹介のブクログ  http://booklog.jp/users/diletanto


●ありゃま商会 の回覧板  http://yorodzu.seesaa.net/



 ←参加しています。


 ↑私も使っています。クレジットカード作成を考えている方、考慮してみればどうでしょうか?


 produced by 文理アカデミア総合科学部 
?∞!   ?∞!   ?∞!   ?∞!   
水滸伝倶楽部
快傑ゾロ倶楽部
速読読書クラブ
老若男女 懐メロ倶楽部
ありゃま商会 の回覧板
電脳よろづ商店・ありゃま
20世紀少年少女SFクラブ

   ?∞!   ?∞!   ?∞!   ?∞!

2683875  それでも私は特定秘密保護法・憲法“改悪”に反対なんです。

2004 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2018 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 |