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イツー市で日本・ブラジルのサッカー交流

 第3回イツー市日本・ブラジル国際サッカートーナメントが24日から30日まで、日本のキャンプ地に選ばれたサンパウロ州イツー市で開催されます。同市が主催、株式会社フッチボーラ(土井エジソン代表)と「ペ・デ・モレッキ・スポーツセンター」が運営します。在サンパウロ総領事館も後援し、同市近郊の日本とブラジルの企業も協賛の予定です。
 同大会の目的は、日本とブラジルの若い世代がお互いの文化に触れ交流を図ることと、選手個人やチームを強化することにあります。14歳以下と15歳以下の選手が参加し、ブラジルから10チーム、日本から8チーム計130人の選手が参加します。各年代でグループリーグを戦い、日本・ブラジルそれぞれ上位2チームが準決勝に進みます。日本の選手は期間中、市内に宿泊する予定です。会場は市内のサッカースタジアムの他三つの市営サッカー場。24日午前、開会式の後、熱戦の火蓋が切られます。
 同大会はイツー市がW杯の合宿地に立候補した11年末に土井代表が市とかけ合い、翌12年から始まりました。土井代表は「日本が欧州びいきの中で、ブラジル人として悔しい思いがあった。ビジネスではあるが、日本とブラジルのサッカー界に貢献したくて企画した」と同大会の企画意図を説明していました。