災害復興支援「イセつくば卵祭り」ではご招待された福島の避難者の方々に楽しんでいただくことができました。

梅雨明け宣言が出されてから2日目の暑い日でしたが、イベント会場には約600人以上の方々が次々と来場されました。

このたび、イセ食品株式会社様のご厚意により、福島から茨城に避難されていらっしゃる30名以上の被災者の方々がねこねっとを通し、ご招待されました。





舞台での多くの催しや模擬店の他、
卵の殻にロウを流してオリジナルのエッグキャンドル作りなどを一日楽しんでいっていただくことができました。

















こちらは社旗に応援メッセージを書いてもらうコーナーです。










小さなお子様のいらっしゃる方、お体の不自由なご家族をお持ちの方、何れも福島に帰りたくても帰れない方々のご様子です。
仕事を辞めざるを得ない環境に已む無く置かれ、現在は失業保険で何とか生活をつないでいるとのこと。
今も流出する放射能汚染がいつになれば終息し、福島にもどれるのか、先が見えない不安を抱え続けているというお話を伺いました。

震災から今日で4ヶ月が経ちましたが、被災者の方々に何が出来るのかを考えることは、これからが大切なのだと実感しました。

このたびのイセ卵祭りの収益の一部を、本法人に、災害復興や被災者支援活動資金としてご寄附いただけることになりました。
被災者の方々に対し、安心した生活が送ることができるよう、きめの細かい支援活動を行いたいと考えております。


お祭りの最後には、災害復興と生活再建を祈念し、ZARD「負けないで」をみんなで大合唱しました。

イセ食品株式会社社長様を始めとした社員の方々による、被災者の方々への手厚いご配慮や、盛り上げようとする熱心なお姿に関心させられ、良いイベントに参加・ご協力させていただけましたことに、心より感謝申し上げます。



イセ食品株式会社様では、「森のたまご」1パックにつき、1円を義援金として寄附する取り組みをしています。
また、農林水産省が運営している「フード・アクション・ニッポン アワード2010」(プロダクト部門)に入賞されております。
「フード・アクション・ニッポン アワード」は2010年の食料自給率向上の取り組みに貢献した企業や団体の中から、特別に優れた取り組みを行った企業、団体に贈られる賞で、イセ食品株式会社様は、国内鶏卵の普及として、TKG(卵かけご飯)の食べ方訴求、卵のコレステロールの説明、鶏糞を堆肥化した循環型農業の推進などの取り組みが評価され、応募総数2,500余件の中から「プロダクト部門」において入賞されました。


NPOプラザ・ねこねっとでは、企業様の社会的責任(CSR)による社会貢献活動の取り組みをご協力させていただき、共に取り組みを促して参りたいと考えております。
特にこのたびの東日本大震災の災害復興や被災者支援活動には、企業様の積極的且つ迅速なお力添えが欠かせないと考えます。
ご支援いただく企業様には、その取り組みの内容をインターネット上で公開させていただきます。