小説のような、そんでもないような

ボウニンゲンクエスト 第0章(序章)
今日は、『SOL』(以下ソルとします。)の誕生日…16歳の誕生日だった…
ソル「ふう…日も暮れたし帰るか…」
空はすでに赤く染まっていて、日が西に傾いていた。
『ッザ…』何者かが木々や草花に擦れて歩いてくる音…
ソル「な…何だ!?」 
巨大蜘蛛「プシャァァァァァ…」
ソル「で…でかい! 今まで戦ったことある妖蜘蛛とは比べ物になんねえ…」
ソルが出会ったのは、体長2mはゆうに超えている特大の蜘蛛だった…
巨大蜘蛛「プシャァァァ…ワタシノコドモタチヲイツモイツモコロシテルノハアナタネ・・・コドモタチノニオイガソノケンカラニオウワ…」
ソル「ああ、そうだよ。妖蜘蛛をかれこれ4年間殺しまわっているのは俺だ。何か用か?」
巨大蜘蛛「ソウカ・・・ヤットカタキガウテルナ。キサマヲミツケタカラニハヤルコトハヒトツキサマヲコロスノミ!」
ソル「ああ、そうかい。 なら、俺もやるか・・・な。 殺されたくもねえし…よおっ!」
ザッシュ・・・ソルの剣が巨大蜘蛛に傷を負わせる・・・が、 
ソル「な…なんて守備力だ。今までの蜘蛛とは比べ物に…しまった!」
巨大蜘蛛「ドコヲミテンダ…ヨユウブッコイテンジャナイヨ…コノ、カリウドメガ」
巨大蜘蛛の爪がソルに襲いかかる・・・
ソル「う、うわぁ…!」
巨大蜘蛛「ソノテイドカ・・・ショセンオヤデアルワタシニカナウハズナイカ」
ソル「おいおい、誰が“敵わない”だって?俺は・・・少しも・・・本気だしてねえんだよぉ!」
【火炎斬り】!!
ソル「燃えろっ!巨大蜘蛛!」
『ザシュッ』と剣が蜘蛛を切った音がし、『ゴオオォォォォ…』と燃える音が目の前にいる蜘蛛から聞こえる。
カチャ・・・ソルが剣を鞘に戻した瞬間
『ギャアアアアアアアア!』と巨大蜘蛛の呻き声の様なものが聞こえた。
ソル「さて、帰る・・・うん? これは…」
『薬草を4個、120ギル』を入手した。
ソル「へえ、蓄えてたんだな・・・ちょっくらさがしていくか、“こいつ”の住処を・・・まだアイテムとかもありそうだし」
それから、森の中を歩き回って10分後・・・
ソル「ん?ここかな、結構大きい穴だし、つぶれた卵もいくつか・・・どれどれ、何かあるかな」
『薬草を6個』入手した
ソル「他にはないのかな…お、これ使えそうだな」
『七色の玉,生命の元を5個』入手した
ソル「何だ・・・?この玉は・・・うわ!」
目の前で玉が、光に包まれて…いやSOLを包むように光輝かせて行く…
ソル「ここは・・・?」
どこからか、綺麗で透き通ってる声が聞こえてくる。
?「ソル・・・ソル・・・聞こえてますか?」
その声は徐々に鮮明になってゆく
ソル「あ、ハイ 聞こえてます。 ところで、あなたは・・・?」
?「私の名前は『ルビス』この世のバランスをつかさどる神・・・につかえてる精霊です」
ソル「(ルビス・・・?どっかで聞いたことあるような・・・)で、ルビス様 お・・・じゃなくって、私に何か?」
ルビス「短い時間しかないので急いで教えます。 今、この世は破滅への道を歩んでいます」
ソル「!?」
ルビス「驚くのも無理はありません。 なにせ、戦闘の神アーレスが蘇ったのです。 さらなる力を身につけて」
ソル「つまり・・・その破壊の神ともいわれるアーレスの封印を解いたものがいるということですね? しかも、さらなる力も与えたと…」
ルビス「さすがに、理解が早いようですね。 助かります」
1,5巻へ続く・・・のかな?((ぇ

DSiで暇つぶしに作ってる試作RPGの小説化です・・・まあ、意味不があると思いますけどそこはスルーで((ぇ