ジャンル | シューティング・アクション |
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対応機種 | Xbox 360,PlayStation3 |
開発元 | Pratinum Games |
発売元 | SEGA |
プレイ人数 | 1人 |
発売日 | 2010年10月21日 |
価格 | 7,980円 |
対象年齢 | CERO : D(17才以上対象) |
プレイハード
ゲームシステム
本ゲームにはオンラインマルチプレイはありません。そして、基本レールプレイ(ストーリーに従ってフィールドを変えていくプレイ)のTPS(三人称視点のシューティング)です。あとは、多少のRPG?というか、武器強化要素はあります。所持している武器が残弾数満タンのときに、同武器を取得すると、その武器のランクがアップするという仕組みです。
特筆すべきは、その戦闘システムですね。通常のTPSとは違い、スタイリッシュなアクションが楽しめます。具体的には2点。一つがブーストダッシュ。ボタンを押すことで、主人公は地面を膝でスライドしながら、高速で移動ができます。敵にブーストダッシュで接近し、射程に収めたら(無駄に)ジャンプして、敵を蜂の巣にする、なんてプレイができます。
次が、スローモーシステムです。ボタンを押すことで、主人公の動作速度を倍にできます。具体的には、自分以外がスローになるということです。マトリックスみたいですね。なので、上のブーストダッシュを組み込んで、ブーストダッシュ→懐→ジャンプ→スローモー→蜂の巣、なんていうスタイリッシュなTPSプレイが楽しめます。これは非常に楽しい。
後は、キャンペーンモード(ストーリーモード)に加え、アンロックされる形でチャレンジミッションもあります。どちらかというと、こっちの方がやり込み系の人には受けるかと。
チャレンジミッションは時間制限付きの、殲滅戦です。これが非常に『難しい』。全ての技術を駆使してクリアすると達成感があります。
グラフィックス
グラフィックスは十分なレベルを備えていると思います。むしろTPSにしては綺麗かと思います。
サウンド&ミュージック
耳に残る音楽はありません。
ストーリー
ストーリーは、正直褒められたものではありません。ハリウッド的なストーリーならいいんだろ?と投げやりに作られたような感じです。ぶっちゃけ、つまらないです。
総評
兎にも角にも、このゲームは既存TPSに対するアンチテーゼ的な感じですね。もっさり、戦闘はおまけ、TPSってそうじゃないだろう?という気がします。とにかく戦闘が楽しいですね。いかに効率よく戦うかではなく、いかにかっこよく戦うかといった感じです。かといってHardでやれば戦闘がぬるいわけでもありません。グラフィックス、システムがしっかりしているだけに、ストーリーの拙さと、音楽の無難さが若干残念です。だけれど、アクション好きならば、とても楽しめると思います。
他人お勧め度(今回から)
TPSとアクションが好きで、ストーリーに寛容で、やり込み系が好きなら、というちょっと狭くなりますが、そういう人ならお勧めできます。ただやれば楽しいです。