山本寛監督は70〜80年代の特撮に詳しすぎる

らき☆すたは一足早くtvk版が録画できたのでじっくり視聴できました。
ググってみた人はすでにご存知でしょうが、EDで流れた「宇宙鉄人キョーダイン」(Wikipedia)は76年に実際に放映されていた特撮ヒーロー番組。
怨念戦隊ルサンチマンなどからも、山本さんが特撮に造詣が深いことはけっこう有名な話。(たぶん)
スタジオ枯山水の「大反省会」の文章からも色濃く読み取れます。


私自身、特撮についてはさっぱり詳しくないのですが、山本作品を見ていくうえで、特撮の知識があるとないのとでは楽しみ方も変わってくるのではないでしょうか。
たとえば、山本さんが演出を担当したAIRの2話で行人と佳乃の屋上でお昼を食べるシーン。
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「ちきゅうがちきゅうがだいピンチ」のところはやっぱり71年に放映されていた「ファイアーマン」(同Wikipedia)の主題歌から来てます。
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ハルヒの1話、「朝比奈ミクルの冒険」も私が知らないだけで、特撮ネタが隠されていたんじゃないでしょうか。
もちろん、他の話数でも。
京アニBONの山本さんの企画も特撮ヒーローものでした。


個人的な希望ですが山本寛さんにはご当地ヒーローのビデオ化とかでメガホンとってくれたりするとウレシイのですが。
さらに個人的な希望では「超神ネイガー」あたりを。(秋田県出身)
http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/
超神ネイガーは、ありがちなゆるゆるご当地ヒーローと違って、企画も設定も一級品。
主題歌を水木一郎アニキが歌っていたり、コミックスが発売されていたり、コンテンツの質も高いのですよ。
http://neiger.la.coocan.jp/charo/nm3_0128.wmv
あとは映像化だけなのですが、へたにアニメ化されるくらいなら、そのまま特撮ドラマの方がありがたいわけで。
まぁ、普通に考えて無理だろうな・・
だったら、スタジオ枯山水に作っていただくというのはどうだろう。山本さんは黙ってても監修あたりで入っていたりして。(妄想妄想)

*1:(C)VisualArt's/key/翼人伝承会

*2:(C)円谷プロダクション、萬年社