思いがけない話題に支えられて
ほんのちょっとした、予想もしない出来事が、心を軽くし、
一日に弾みをつけてくれる事がある。
それは、本当に偶然の、ささやかな小さなニュース、話題、
ちょっとした雑談、小さなウィンクのようなものなのだけれど、
私の心を明るくし、弾みをつけてくれる。
心のばねがぎゅっと縮まっても、弾みをつけて跳ね返す、
そんな強さを与えてくれる。
そんなふうに過ごした今日。
一日の始まり、通勤途中のラジオから、お気に入りの連続ドラマを聴く。
軽妙な会話、心温まるやり取り、笑ってしまう。時には頷いてしまう。
朝の連絡時間。少々辛い、聞き捨てならぬ報告もあり、緊張が走る。
朝から穏やかならぬ。一日の計画をシミュレーション。
心を落ち着けるのに、一服のお茶。とりあえず、いつもの習慣。
ちらりとパソコン、コメントを読み、ほのぼの。
同じ空の下、同じ時間、仕事をする人がいて、気遣ってくれる人がいる。
ちょっとした時代の共有、ささやかな仲間意識。ある時は同士、
ある時は読書仲間、マンガ仲間、それから、それから・・・。
思いやりに、感謝。
予想より、思いのほか、穏やかに過ぎていく、午前中。
入院していた警備員さんが復帰。差し入れに柿がどっさり。
何故か、この部屋には今日に限って、室長の娘さんのバイト先の
売れ残りという、おいしい菓子パンの差し入れ。
「もったいないお化け」の私としては、ありがたいおやつ。
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