Festina Lente2

Festina Lente(ゆっくりいそげ)から移行しました

京都市学校博物館にて


年末のカウントダウンは行事予定表から見て、本日からスタート。
クリスマスが終わればもう年末年始に駆け込むだけ。
仕事の大半を片付け、来年に雪崩れ込む勢いで。
毎年この日前後は出張日だったが、転勤してからそれも憂いこと。
若い人間が出向いて、機会均等。
出張や研修で揉まれてくればいいのだ。
出勤日数を稼ぐための出張を入れる気力も体力も失せ、
転勤1年目が静かに暮れていってくれるのを待つばかり・・・。


  


・・・年賀状はとんと仕上がっていない。
ここ数年、除夜の鐘前後に書き上げて、
やっと郵便局に向かっているような・・・気がする。


  


さて、写真は京都市学校歴史博物館
先日日曜日、京都近代美術館で皇室の名品展を見た帰りに寄り道。
本当は特別展示で『開館15周年記念特別展「近代京都画壇を育んだ人たち」』を
見ることが出来れば良かったのだけれど、なかなか来るのがねえ。
でもって、家人の希望で見に来た企画展は、
『青春と学校生活 〜戦後京都の中学・高校生活〜』
まあ、郷愁に浸ったというか何というか。
高校時代は40年ほど昔になりましたものね。


  


家人と二人で鄙びた旧小学校校舎の展示室を見て回った。
全く貸し切り状態に等しい。
いや、懐かしい昭和真っ只中の青春は・・・?
思い出は白黒フィルム、きしむ回転木馬、古ぼけた走馬燈
当時の髪型に笑える、男女の帰宅風景もオツなもの。
アンチエイジングじゃないけれど、郷愁を誘う一コマ、
自虐ネタのような気もしないではないが、この手の刺激は楽しい。



校庭では元気に凧揚げにいそしむ子供達の姿が。
私は和凧もゲイラカイトなる洋凧も揚げたことがあるが、
今時の子供達はいかがなものか。
閉館までじっくり眺め回して、再び年末の賑わいの街中へ。
なかなか夕食の場所が見つからない。
安易に知っている店へ足を運んでしまう。
デパートの食堂のロビーでは、シックな装いにクリスマスを盛り上げる音楽。
こんな所で効かせて頂いて申し訳ない気分。


  

  


そんな日曜を思い出しながら、クリスマス気分には程遠い25日。
ちなみに娘はとーちゃんから貰ったプレゼントが、
魔法使いサリーちゃんDVDだったことにかなりの不満。
幾ら私達の世代の思い出のアニメで、子育て中の思い出の作品でも。
そりゃそうだろう、10年前ならいざ知らず、娘心のわからない奴。
世の父親の同僚から相場と品物を勉強することもなかったのか。
ユーモアや郷愁だけでは今時のプレゼントにはならないよ。
かーちゃんの気持ちも複雑。これではなあ・・・。


娘にもじいじばあばにもクリスマスプレゼントを渡し、
片付かない部屋も諦め、仕事納めと上京準備だけを念頭に、
年賀状は新年にまで書けるのか? 
クリスマスケーキを食べた後は娘は勉強、
かーちゃんはレディスデー「ゼロ・グラビティ」鑑賞。
思っていたよりも良し。宇宙を背景にしみじみ中年向け人生論だった。

 
バッハ:クリスマス・オラトリオ(全曲)

バッハ:クリスマス・オラトリオ(全曲)

  • アーティスト: テルツ少年合唱団,ブッフヒール(ハンス),シュタイン(アンドレアス),アルトマイヤー(テーオ),マクダニエル(バリー),バッハ,シュミット=ガーデン(ゲルハルト),レールンドルファー(フランツ),コレギウム・アウレウム合奏団
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