大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

おやつはホットケーキ

4月から引っ越しぎりぎりまで保育園のお力を借りていたので、
一日べったり息子と過ごし、3食とおやつを用意することがまずひと仕事。

しかもうちにはテレビがない。家事に専念したい時や
ぐずりがひどい時はかなり工夫と忍耐がいる。
と言っても、今は夫の手も空いているので交代で見ている感じだけど。
あぁなんて保育園ってすばらしかったんだろう!
優しい先生とお友達。泥んこになるまで公園で遊ばせてくれて、
毎日おいしい給食とおやつ!

ここから歩いて行ける店はローソンくらいなので、
やはり工夫と手間が必要だ。
今日のおやつはホットケーキ。
図書館で借りてきた『しろくまちゃんのほっとけーき』
わかやまけん、こぐま社)を、きのうから既に30回以上
読んでいるうちに洗脳されたんだ。
息子を喜ばせようという以上に、私が食べたくなってしまった。
牛乳がないので豆腐を入れた。


この王道とも言える絵本で一番すてきなのは、やっぱり
あのホットケーキが焼けるページ。
フライパンの上で、生地にぴちぴち穴があき、
ひっくり返してふくふく焼けるまでが順に描かれている。
シンプルな絵なのに、なんて質感のあるおいしそうなホットケーキ。

「こむぎこ おさとう ふくらしこ」とこぐまちゃんの歌を借りながら、
同じ材料を入れて作ってみた。夫ほど上手くはないけど、
おいしい蜂蜜をかけたし、焼きたてのホットケーキはおいしかった。

息子は早速この本から「できた」「ほっけーき」という言葉を獲得したもよう。
絵本がテレビ代わりなので、いくらでも見たがる。
絵本作家のスギヤマカナヨさんから直接いただいた『ほんちゃん』(偕成社
『てんとうむしさんちのただいま』(教育画劇)も大好きで、
突然「ほんちゃん!」と言ったり、てんとうむしのお父さんが乗る
バスの場面で絵本をゆらしたり(スギヤマさんのアドバイスに従っていつも
私がそうしているので)、日々成長中の1歳3ヶ月だ。