相変わらずベリーのラッシュ。
大家さんが庭のグズベリーを摘ませてくださった。
職人細工の飴玉みたいな実が、どの枝にも鈴なりになっている。
採り放題!というビジュアルに反して、
作業が進まないわけは枝にある棘。けっこう痛い。
そして一個一個についた花ガラと茎を取るのがまたひと手間。
採取の倍以上時間がかかった。
そのままだと青い実は固く酸っぱいけれど、
ジャムにするとその酸味が生きてとてもおいしい。
キウイや梅ジャムのような爽やかな香りで、肉料理に合いそう。
苦労が報われるおいしさだった。
この日、散歩帰りの夫の土産は、
スグリ仲間のアカフサスグリ(カランツ)。
赤く熟して嘘みたいにきれいだった。
彼のお土産はたいていすてきなものだけど、
生き物やキノコだとぎょっとする。キノコは
念入りに調べておそるおそる食べた彼の30分後、
私も食べた。
特に笑いが止まらなくなる事も踊りだす事も無く、
一夜が明けた。
*羊談:ちなみにこのキノコはタモギタケでした。
よいこの皆さんはマネしないでね!