大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

えほんのはなし・春号


webマガジンちいさないえに連載中の絵本コラム・春号
えほんのはなし20・おなかすいたー!」更新しました。
3・6・9・12月におすすめ絵本をご紹介しています。


子供から大人まで科学的に料理を楽しめる「絵本おもしろふしぎ食べ物加工」シリーズは
見開きで写真が多く、なぜ固まるか、なぜ膨らむかなどの説明付きで分かりやすい作り方
が出ています。パラパラめくると作ってみたくなるものがきっと見つかるはず。


先日は子どもたちとグミに初挑戦。
息子2はグミが大好きなので意気揚々と参加したものの、ふやかしたゼラチンの匂いに
顔をしかめて「変なにおいする〜」と鼻をつまんで逃げてゆきました。
息子1は「こんなに砂糖入れるの?!」と驚いていました。

「そだね。たぶんこの動物性の匂いを消すためにこのくらい砂糖を入れなくちゃ
なんだね。この前の寒天だと同じようなゼリーができても匂いはしなかったね」
等会話しながら実験を進めました。

「実験」と思うとワクワクして取り組めるし、失敗しても当たり前。次はどこを改善
できるかな、と自然に思えるのが料理本ぽくないこの本のすばらしさのひとつ。
ひとつひとつの行為の理由が書いてあるのも、私にはしっくりくるポイント。
初回の出来は微妙だったので、また挑戦したいなぁと思っています。