大沼ねこひ日記

三月の羊の製造以外(企画、営業、広報、売り子 +マイフィールドの喫茶、絵本、gallery)を担当。高崎→東京→大沼へ

月とビスケット


季節ごとの絵本コラムを書かせていただいているwebマガジンちいさないえ→
web版はいったん終了となり、これから紙媒体に形を変えて続いてゆくそうです。
発行人のyukiさんとは、西荻窪でお店をやっていた時にお客さんとして来ていただいた
ことからお付き合いが始まりました。もう10年以上経つなんて!

東京の人は冷たいとか言うけれど、西荻窪は人と人の距離が近く、村のような感じで
お客さんから子どものおさがりをもらったり、出産見舞いやお祝いをいただいたり、
ついでにご飯を差し入れしてもらうほどの距離感が当たり前にあって、とても居心地が
良かったです。長男出産時は特に沢山の方に応援していただきました♡

webデザイナーをされていたyukiさんは、当時からすてきなフリーペーパを
作っていらっしゃいました。そうそう、フリーペーパーが充実しているのも、
古本屋と骨董の多い西荻ならではという気がします。
個人の方が作っている読み応えのある無料冊子・ペーパーがあちこちの喫茶店や店先で
配られているのです。読むのが好き、表現するのが好き、と両者あっての環境ですね。


そこに、絵本の紹介をしませんかとお声がけをもらって、店の人とお客さんという
立場に、編集者と書き手という感じで新たな関係が加わり、またそのうちには2男子の
母という共通点が生まれ、さらにyukiさんは安曇野に移住して「月とビスケット」
というお店を持ち、移住者同士、お店の人同士、と共通点が増えてゆきました。

「月とビスケット」のページを覗くと、とっても丁寧に作られた手の込んだお菓子が
並んでいて、夢のような世界にうっとりしてしまいます。
松本・安曇野はもともと魅力的な地域でしたが、すてきなお店が1つ2つと増える
ことでさらに吸引力を増していますね。旅を夢想して、私もがんばろう!っと。

月とビスケット(お店の情報)  → 
十二の月(お店の横顔・コラム) →