須雅屋の古本暗黒世界

札幌の古書須雅屋と申します。これは最底辺に淀んでいる或る古本屋が浮遊しつつ流されてゆくモノトーンな日々の記録でございます。

金曜 忘年会

 正午目覚め。ふて寝。午後2時半過ぎ起床。12時現在、雪、−0・5℃(最低−1・5、最高0・5)、湿度82%。15時現在、雪、−0・7℃、湿度67%。受注あり。高柳重信。道は開ける。カフェオレ、冷水。4時過ぎ、雪ふる中を傘さして郵便局往復。EXパック2ヶ調達。うどん、ナットウ、冷水、モリモトの饅頭、カフェオレ、紅茶。

 6時25分出。凍結し始めている歩道を小走りで地下鉄駅方面へ。<Maxvalu>2階に寄りカセットテープ1本190円買う。アクシデントあり手間取る。地下鉄。札幌駅で通路を颯爽と(?)走り、東豊線乗り換え、待ち合せの7時に15分遅刻して新道東駅着。改札口にじゃんくまうす太田氏、薫風書林佐々木氏、薫風次女アユミちゃん、じゃんくさん高校クラスメートTさん。寒い中待っていた皆さんに謝る。1時間前から来ていたというTさんは本当に震えている。

 <晩酌御殿>なる小笠原君のブログで見た覚えのある店名居酒屋の前を通り、歩いて3分ほどのじゃんくさん太田氏マンション駐車場へ。息子の快君を拾い太田氏自家用ワゴン?車で焼肉屋<徳寿>へ。10月に神戸マーブル書房さん歓迎会(全額太田氏出資)をやった店。

 本日は何故か、ここには存在しない東京在住唐沢俊一夫人ソルボンヌK子さんの大盤振る舞いによる忘年会。景子さんに感謝して、生ビール(中4杯?)を飲み、肉各種を喰らいまくる。注文したが食べなかったTさんから廻って来た小ライスも薫風氏と半分ずつ食べる。野菜を食える時に食っておかないとね、とアユミちゃんが佐々木氏に奨めている。業界話などいろいろ。じゃんくさんは高校時代に漫画が上手いのでクラスの人気者だったとTさん。漫画にかけた青春がそこにあったらしいのだ。『まんが道』じゃんく篇の話をいずれ聞きたいもの。

 9時、風邪?で具合の悪くなった快君を自宅に送り届け、そのまま太田氏のクルマでカラオケ<キャッツアイ>へ(太田氏は元々飲まない人なのである)。始めに薫風氏のリクエストあり(あくまでリクエスト)、調子に乗って須賀が自作詩一篇朗読(あくまでリクエストによるものだが実のところ嫌いではないのだろう、恥ずかしながら)。ツマミにピザ、枝豆、イカ焼き、フライドポテトをとり、水割りを5、6杯飲み、皆の迷惑を省みずに歌いまくる。しかし、薫風次女アユミちゃんの前にすっかり霞んでしまう。宇多田ヒカル元ちとせ中島みゆきの曲など、アユミちゃんの歌唱があまりに素晴らしく驚く。唖然とするくらいに。完全に負けたとオジさんは思い、ウチノメされる。今後は自分の知り合いの中では、歌のオモシロイのは小笠原君、上手いのはアユミちゃんということになるだろう。長女モモちゃん(現在、元たま・石川浩司さんの裏方?スタッフ)は絵が上手く、一冊唐沢さん本の漫画を描いているが(『魂食!なぜか食べたい日本人のソウルフードおぐりゆか著/唐沢俊一監修/笹木桃マンガ/2006年3月 三才ブックス刊)、妹の方には歌の才能があったとは。いい娘さんを持ったなあ、キミ、楽器習わせてプロにしたらいいべさ、そしたらアンタ左団扇になれるかも知れねえべさ、羨ましいべさ、と父親佐々木君に勧めるが、うんにゃ、今の若いのは皆あのぐらいは歌えるんですら、と至って謙虚である。と、そういう我々を眺めながらアユミちゃんはじゃんく太田氏に(翌日知った情報によれば)「あの二人、いつもイチャイチャしてるんですか?」とぼそぼそっと聞いてきた由である。 あの二人とは須賀と薫風佐々木氏である。最後に高田渡「銭がなけりゃ」と「生活の柄」。太田氏のクルマに送られて零時半頃帰宅。断酒の分を埋め合わせた感あり。

 入浴。午前3時就寝するも二時間ばかりして目覚め、書見、水分補給、受注メール処理。受注、カー『死の時計』。午前8時就寝。