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ネコポンの「不当解雇なう」日記

現在、不当解雇として、解雇無効を法的手続きで争っています。
初めてお読みになる方は、不当解雇 その1 【不当解雇通知(即日解雇)】からどうぞ。

2011-02-05

不当解雇 その30 【和解による終結 & その後】

13:12

少し時間が空いてしまった。

不当解雇に関する裁判上の争いは、すでに決着がつき、ボクは新しいフィールドを歩み始めているよ。

新幹線での日帰り出張等、多忙な環境の中、更新が滞ってしまった。


■ 和解

実質的完全勝訴、といえる内容で、和解に尽力していただいた裁判官に感謝。

すなわち

○ 会社のボクに対する解雇の意思表示を撤回(→すなわち『解雇無効』)

○ 和解成立日において、会社都合による労働契約の解消(→これも『解雇無効』の表れ)

○ 解決金として、金●●,●●●,●●●円を会社はボクに支払う(→裁判官の心象の表れ。不法行為に基づく損害賠償をも考慮した金額。)

を柱とする内容の裁判上の和解が成立した。

ということで、ボクは、この和解によって、ブラック企業と決別し、新しいフィールドを歩み始めた。



■ ブラック企業は、最後までブラック

和解条項のとおり、会社都合による労働契約終了となったので、離職票と退職証明の発行を会社に求めた。

ところが…

現時点に至るまで、会社は、離職票と退職証明書の発行を拒否。

どこまでブラックなんだ…??

離職票も退職証明書も、法令上、会社に交付が義務付けられているもの。

つまり、離職票や退職証明書の発行拒否は、法令違反不法行為

これらの点は、ボクが手を汚すまでもなく、主務官庁や担当部局へ通知・請求をすればよいだけで、これは実践済み。

あとは、官公庁が適切にブラック企業へ指導・対応してくれる。


ところで…

先日、会社の仲間と一緒にランチをした。

完全に空中分解状態らしい。

ボクに対する不当解雇後、ボクを含めると全従業員の約20%が退職。

これは整理解雇とかではなく、劣悪な就労環境を嫌っての転職、退職とのこと。

これって、明らかに筆舌に尽くし難い劣悪な職場環境の表れ。

一緒にランチした仲間も、この日記を書いている時点では、退職しているし。

その仲間も言っていた。

「あんな会社、消えて無くなってしまえば良いのに。」

「異議なし!」

というわけで、ボクは、こんなブラック企業を、とっとと記憶から消し去りたいのさ。



■ 調査報告書

そうなんだよね。

こんなブラック企業、とっとと記憶から消し去れば良いんだけど…。

ちょっと気になること、やり残したこと、がある気がして。

それは、不当解雇 その1 【不当解雇通知(即日解雇)】にも書いたけど、会社は、『ボクが経歴を詐称したという調査報告書を入手した』って言っているんだよね。

どうも、ひっかかっていた。

完全に事実と異なる、しかも、ボクを誹謗中傷する攻撃的な「調査報告書」の存在。


で、会社との争いが終結した後、前職の人事の担当者に確認したよ。

「あなた(人事責任者)の名前が明記された上で、『あなたへの聴取の結果、ボクが経歴詐称していることが判明した』、との調査報告書が出回っている」

「ボクに対する誹謗中傷が、あなたの発言として調査報告書に明記されている」

これらの発言は、事実か?って。

その人事担当者は、完全否定。

『当方には、守秘義務があり、第三者からの問い合わせに対して、個人情報を提供することはない。指摘されるような事実は一切なく、調査報告書の内容は、与り知るところではない』という書面による回答をもらった。


????

どういうこと?

まぁ、考えられるのは、

…敢魂饉劼でっち上げの内容を記載した作文を、調査報告書として作成した。

調査会社の名義で、第三者ブラック企業の誰か)が、勝手に作文した。

のどちらかでしょ?


さて…

どうしようか。

まぁ、ボクの時間的余裕に鑑みると、ボク一人で動くのも無理があるので、この点については、代理人(弁護士)に委任しようかな?って考えている。


ブラック企業は、骨の髄までブラックってことか…。

東証一部上場の大手商社の子会社、取締役陣は、その大手商社からの出向者なのにね。

しじみしじみ 2011/02/08 16:38 ねこぽんつながりで見てましたが、トータルすると「ブラック企業に勝ったよ、うっひー」ということでしたね。
もちろんそれはそれで喜ばしいことですが、読んだ人間がためになる情報はほとんどなかったのが残念です。

にゃんこにゃんこ 2011/02/08 17:32 新たな船出おめでとうございます。世の中賢くないと損をする仕組みなのですね。今まで大変勉強になりました。ありがとうございます。これからもお元気で頑張ってください。

トマトトマト 2011/02/09 06:04 今度労働審判をします。私が申し立てをして今手元に相手からの答弁書を頂いて読みました。かなりひどいことが書かれており胃が痛い思いをしています。このサイトを読んで元気を頂きました。頑張ります。ありがとうございます。

hidemaro358hidemaro358 2011/02/09 13:44 裁判お疲れ様でした。
私の方は間もなく提訴となりますが、ネコポンさんのブログは勉強になりました。
こちらも、ほぼ勝利確定なので、後は時間が解決してくれます。

nekopon_jpnekopon_jp 2011/02/09 20:43 みなさん、コメントありがとう。

>トマトさん
トマトさんの、答弁書を読んだときのお気持ち、よく分かります。
審判や裁判で、労働者に対するひどい人格批判等をすることによって、自らの行為の正当性を主張しようと勘違いしている使用者は多いようです。
裁判官も審判員も、人格批判等は要件事実でも争点でもないことは、熟知していますので、気にすることはないと思います。
「強く優しい心」で臨んで下さい。強く優しい心は、不運や不幸を跳ね返し、幸せを呼び込みます。きっと。

トマトトマト 2011/02/14 05:39 ネコポンさん励ましありがとうございます。
落ち込んでしまってたので、ネコポンさんのコメントを読み元気がでました。
不当解雇する企業に勝てるように頑張ってきます。

質問なんですが、労働審判中はネコポンさんは何をしていましたか?
私はすぐに働く気になれなく企業に対し不信感をもち自信をなくしています。
今は本を読んだりDVDをみたりしていますが、少し時間があると悪いことを考えてしまいます。
なので、良い時間の過ごし方があったら教えて下さい。

nekopon_jpnekopon_jp 2011/02/15 22:05 ボクは、身体を動かして汗をかいたり、本を読んだり、あとは、普段なかなかできないことに手をつけたりして過ごしていました。
あと、会社の仲間やそれ以外の人たちと、出かけたり、食事に行ったり。
もし、マイナス思考に陥りがちなのであれば、あまりあれこれ考えずに、思いっきり身体を動かして、たくさん汗をかいて、おいしいものをたくさん食べて、ぐっすり眠ることをオススメしますよ。

トマトトマト 2011/02/22 00:42 ネコポンさん
第一回目の労働審判が終了し、その日に判決がでて不当解雇が認められました。
嬉しくて嬉しくて泣いてしまいました。
今まで迷惑かけた人協力してくれた人に感謝と恩返しがしたいです。
ネコポンさん本当にありがとうございます。
おかげで勇気を頂いて会社には言いたいことは少し言たのでスッキリしました。

後悔しない行動ができてよかったです。
今は就職活動しようって気分になってます。頑張ります。
ありがとうございます。

ベリーベリー 2011/02/25 03:51 初めまして、不当解雇のキーワードでたどり着きました。
現在、私は労働審判申立書を作成しているところです。

いっきに“その1”から“その30”まで拝読させて頂きましたが、ネコポンさんは私と非常に近い形の不当解雇を経験されており、読んだ人間がためになる情報(重要なポイントとして)が満載だったのでコメントを書かずにはいられませんでした。

私は、労働局のあっせん打ち切りを経た後、弁護士さんに委任しました。
でも強い味方や仲間がいても・・・ここに至るまでの辛さは身に焼きついていて、相手方のつじつまの合わない言動を思い出すと、立ち向かおうとする気持ちより逃げたい気持ちの方が増してしまいます。

申立書作成も最終段階に差し掛かり、このブログとの出会いで勇気を頂けたので、この先の争いを頑張りたいです。。。
くじけそうになったら、度々おじゃまさせていただきますね。

ネコポンさん、新たなフィールドで頑張って下さい。
このようなブログを残して下さったことに感謝です!

原告1原告1 2011/03/25 10:45 ネコポンさんのプログとても参考になります。
私も不当解雇で裁判中です。
証人尋問が終わっても、相変わらず準備書面にて、嘘ばかりの主張をしてきていますが、裁判官からの和解の
勧めより、多少落ち度がある事を認め143万円にての和解を提示してきました。
また私の弁護士も今度の和解の席で被告が300万円以上提示してきたら和解をする様検討してくれと言われ
ましたが、法的にも100%敗訴する可能性は、非常に低いです。バックペイ(給料17ヶ月)の額に遥かに
及ばない金額での和解は、考えられませんが、判決を求めたいのですが、弁護士さんもそれを望まない雰囲気
です。ネコポンさんからのアドバイスがありましたらよろしくお願いします。
 ネコポンさんのプログを参考に今後も頑張っていきます。

nekopon_jpnekopon_jp 2011/03/26 13:12 >原告1さん
原告1さんの言う、和解というのが、1.会社に残ることを前提とするのか、2.退職することを前提とするのか、必ずしも明らかではありませんが、退職することを前提として、以下、個人的見解を述べさせていただきます。
結論から言うと、100%敗訴の可能性が非常に低い「筋の良い」事案であれば、和解による退職(会社都合による労働契約の終了)の場合、金銭的には、最低ラインとして、月額給与24ヶ月分+バックペイ満額ではないかと考えています。
したがって、ボクならば、バックペイ相当額にも及ばないような金銭的解決(和解)は拒否し、判決(解雇無効による原職復帰+バックペイ満額)を求めると思います。
日本の裁判は、三審制が採られており、かつ、裁判を受ける権利は憲法上の権利として保障されています。
判決に不服があれば、控訴・上告が認められています。
なお、事案によっては、どの弁護士に委任するかによって、判決が左右されるので、仮に第1審で不服の判決が出た場合、この手の分野に強い弁護士に委任して控訴審・上告審で争うことをお勧めします。
ちなみに、ボクの場合は、被告(会社)がこの額が限界と提示した金額より600万円ほど上乗せした額が、裁判官から提示されました。
参考になるかわかりませんが、がんばってください。
応援しています。

hidemaro358hidemaro358 2011/04/06 16:45 原告1さんへ
私も同じような境遇で、ただいま裁判中です。
バックペイを計算すると給料14ヶ月程度になりますが、弁護士に依頼してい
るので下手に和解すると採算を思いっきり割り込む恐れがあります。
ましてやネコポンさんの言うとおり、復帰にしろ退職にしろ判決までのバック
ペイ満額は当然です。ご自分で良く考えてから弁護士と相談した方が良いと思
われます。お互い頑張りましょう!

※ネコポンさんへ
 いつもブログを参考にさせていただいてます。ありがとうございます。
 (たまに更新されたら有難いです)

原告」1原告」1 2011/04/11 14:51 hidemaro358さんコメントありがとうございました。
ネコポンさんのアドバイスより、バックペイの額にも及ばない金額での和解拒否、弁護士さんに
文書で送付しました。弁護士さんは、和解に応じて欲しかった様ですが、本日裁判所での和解に
おいても被告より前回からの和解金上積みは、ありませんでした。
 従い原告、被告共来月の判決を望むという結果になりました。裁判官の方もそうですかという返事
だけで、拍子抜けしました。
 法的には、数々の違反を被告がしている事より、負ける事はないと思いますが裁判は、生まれて始め
てなので少々不安です。例え負けたとしても、過去の裁判例より、解雇無効である事は、明らかなので
上告します。
 また報告します。

hidemaro358hidemaro358 2011/06/16 13:09 ネコポン様、原告1様、いかがお過ごしでしょうか?
私の方は会社側の反論文を書いていますが、有ること無いこと書かれており、
気が滅入っております。
弁護士によると和解案が出されるのは先の話になりそうです。
また追って報告致します。

ベリー改め、原告ベリーベリー改め、原告ベリー 2011/08/24 02:55 ネコポン様、皆様、その後如何お過ごしでしょうか?
もう2011年8月も終わりに近づいて参りました。
ご無沙汰ではありますが、私ベリー(↑↑↑)は原告となりました。
現在は、法廷ではなくて弁論準備手続きの段階です。皆様は、弁論準備手続きの段階を踏まれましたか?
労働審判の頃から今に至るまで、毎回のように「守秘義務」のことが取り上げられます。
このような紛争について、なかなかネット上に情報が公開されない理由になっているのではないでしょうか。
私も詳細を書くことに躊躇してしまいますが、現在のところネコポンさんの流れと非常に似ています。
他には、被告の弁護士が労働審判と本訴で代わりました。私が異議申し立てをしたことで、被告は私を解雇したのと同様に、前弁護士を解雇したのでしょう。裁判では新たな弁護士事務所に依頼した模様です。
また、皆様の近況もお聞かせ下さいね。
共に頑張りましょう!!

hidemaro358hidemaro358 2011/08/29 01:39 ベリー改め、原告ベリーさんへ
労働審判から訴訟へ移行したのですね。 私は最初から訴訟で挑みました。
現状は弁護士に依頼しているので丸投げ状態ですが、会社側は和解するつも
りもない模様。 しかし、会社側は不当解雇に至るまであからさまな不法行
為をしており、そのうち法廷で裁判官の突っ込みでボロが出るだろうとのこ
とでした。
年明けあたりに証人尋問になるとのことで年内は出番なしです。
原告ベリーさん、ブログを参考にされてる方も頑張って下さい!

hidemaro358hidemaro358 2012/01/22 21:07 久しぶりに書き込みさせていただきます。
私の裁判も大詰めとなってきており、証人尋問が3月末ぐらいになるだろうとの
ことでした。
会社側は相変わらず復職は認めないの一点張りですが、依頼している弁護士曰く、もしこれで負けるようなことなら裁判長は精神異常者だと言ってます。
どちらにしても『復職+バックペイ』か『会社都合退職+結審までの給与+給与24ヶ月分』の選択になりそうです。

元警官いま?元警官いま? 2012/02/01 18:07 hidemaro358さん 頑張ってますね。裁判は長引くので、強い気持ちを持続させるのが難しいですね。
私も県警内でパワハラにあい、退職を余儀なくされ、今裁判で争っています。もう1年半かかっています。
まだ、展望は見えません。お互い頑張りましょう。

hidemaro358hidemaro358 2012/02/04 02:54 元警官いま?さん 私の方も不当解雇されてかれこれ1年10ヶ月経ちます。もちろんバックペイや和解退職などを考えての長期戦です。ここまでくると下手に和解はしないでおこうと思っています。
元警官いま?さんも頑張って下さい!

元警官いま?元警官いま? 2012/11/21 17:10 本日判決出ました。全額は認められませんでしたが、上官の違法が認められました。
やっと新しい道に、進めます。でも控訴されるかもしれません。最高裁まで行くのかなー

吉田吉田 2012/11/24 23:17 元警官いま?さん
がんばってくれましたね。
仮に控訴されても、あなたがやってくれたことで、一つ道が開けたと思います。
これからも注目しています。
どうぞ、がんばって下さい。

ルージュママルージュママ 2017/01/05 21:46 時間が経っているからもう、ご覧になってないでしょうか。私はパートですが4月に5月一杯の解雇を宣告され、不当解雇の裁判の準備をしているものです。私は名前を言えば誰でも知っている大手運送会社に努めていて職場結婚して退職し、3年前にパートで再就職しました。私もネコポンさんと同じく私達夫婦を気に入らない大型運転手から先ずは定年後延長していた主人が嫌がらせを受け、仕事を辞め、その後、所長を動かし、私も解雇しました。
最初の所長の説明では10月からパートにも年金をかけなければならず、会社はかける事が出来ない、それと、私のしている仕事が無くなったとの説明でしたが、4月にパートを二人雇ってるし私のしている仕事は無くなる性質の物じゃないと思い、労働相談所に相談し、先ずは理由書を求めたのですが、その時の所長の挙動不審な様子に不当解雇を確信し、弁護士をお願いした次第です。その後、どうにか私を自主退職にしようと所長がしたり大型運転手の主任がいい加減に辞めろと電話してきたりしましたが何とか今に至ってます。ネコポンさんのブログ、とても参考になりました。頑張ります。

2010-12-04

不当解雇 その29 【尋問だん & 裁判所の和解案提示】

13:17

■ 証拠調べ(人証)

尋問を終えた。

準備は、万全。要件事実を意識しながら、被告不法行為をクローズアップさせつつ、被告主張の矛盾、嘘を集中的に突いていったつもり。

証人宣誓書への署名・朗読をしたにもかかわらず、平然と嘘をつく被告に、さすがにボクも途中、キレそうになった…。

クローズドクエスチョン型式の尋問を心がけたが、結局、オープンクエスチョンが多くなった。

出来としては…、80点程度か。まぁ、はじめてにしては、良く出来た方かと。


■ 裁判所の和解案提示

裁判所から、和解案の提示があった。

原告被告別々に、提示していることから、裁判所は、双方に対して、うまく和解金額・和解条件およびその理由を使い分けていることは、容易に予想される。

ボクに提示された和解条件は、想定していたとおりのものであった。

裁判所は、まず、

被告会社は、600万円での和解なら応じることができると考えているようだが」と、前置きした上で、本件紛争の和解条件として

  金額:●●,●●●,●●●円

  条件:解雇を撤回し、×月×日をもって、会社都合による労働契約の終了。

という条件だったらどう?と、原告であるボクに提示してきた。


ボクは、その提示金額にもう少し上乗せ可能と判断しつつも、

「いいえ、和解は考えておりません。訴状請求の趣旨記載の判決を求めます。」

と答えるだけの、簡単なお仕事を遂行。

判決になれば、損害賠償を受け、未払い給与を全額(+遅延損害金)受け取って、原職復帰となる。


実は、ボクが「出社不要」を言われてから、現在に至るまでに、会社の内情も大きく変わってきていた。

被告会社に勤めていたボクの仲間の多くが、退職したり退職を決意し、退職届を出したり、大量離脱。

どうやら被告会社のブラックな面々(親会社の商社からの出向者、とその仲間たち)がやりたい放題。

自分の知り合い等を縁故採用、さらには、愛人(らしき?)三十路女を採用。当然、これらの人たちは、業界経験もなく、まったく戦力にならないらしい。他の従業員からも、反感を買っており、殺伐とした雰囲気に満ちているとか…。

前事業年度も赤字で、累積欠損の額は、膨らむ一方。

能力のある人たち、先見の明のある人たちは、次々と退社・転職、というのが実情。

こうなってくると、ボクが、判決解雇無効の言い渡しをうけて、原職復帰したところで、遅かれ早かれ、被告会社は消滅するだろう。

そうであるならば、相応の金員を受け取って、早々に新しいフィールドでの道を歩むのが、明らかに得策だという判断になろう。

人生は、短い。

不毛な時間、ブラックな面々を相手に過ごす時間は、短ければ短いほど、人生は豊かになる。


このような判断もあり、裁判所からの和解案提示に、主位的には、判決を求めることを主張しつつ、副位的に、裁判所提示の和解金●●,●●●,●●●円のおよそ2倍の金員であれば、和解案を受諾することも不可能ではない旨、主張した。

裁判所は、和解案に対するボクの考えを聞いた後、再度、被告会社を呼び、和解条件を詰める話しを、被告会社に対して行った。

その後、被告会社と入れ替わってボクが呼ばれ、当初の提示より、若干(20%程)増額した和解金の提示が行われた。


裁判所が和解に際し、被告会社に話した内容

裁判所が、和解条件・根拠について、被告会社にどのような話しをしたかは、必ずしも明らかではない。

しかし、裁判所がボクに提示した和解金の額からして、

1 配置転換、ハラスメント、退職強要等の被告会社の行為について、不法行為を認定し、不法行為に基づく損害賠償として相当額の支払い義務がある。

2「出社不要」を言い渡してからの未払い賃金については、100%支払い義務がある(バックペイ)。

3 経歴詐称などなく、解雇は無効

であることを、直接あるいは間接的に、被告会社に伝えたものと思われる。


裁判所が和解に際し、ボクに話した内容

他方、裁判所は、ボクに対して

1 あなたの能力を必要としている企業、活かせる企業は、たくさんある。

2 原職復帰してまで、やりたいことがある企業なのか?

3 金額面では、裁判所としてできる限りのところまで引っ張っている。

4 その他

などを話した。

和解の席では、裁判所は通常、双方に不利な要素を示しつつ、和解を勧めることが多く行われるようであるが、今回、ボクに対しては、まったく不利な要素がなく、そのような話もまったく無かった。

実は、上記「4 その他」の部分は、完全なるサプライズ!だった。

詳細を書くことは控えさせてもらうが、ボクが経歴詐称をしたり、会社で問題を起こすような人物ではないことを、裁判所が理解していることを示していた。


■まとめ

今回の和解金についての大まかな算定根拠は、次のとおりになると思う。

1 バックペイ…賃金の未払い分

2 損害賠償…配置転換、ハラスメント、退職強要等の不法行為に対する損害賠償

3 加算金


1 バックペイに関しては、労働者にとって、時間は強力かつ絶対的な味方となる。

時間が延びれば延びる程、会社の負担は増え、こちら側の受け取りは増える。

さらに、判決となれば、遅延損害金も加算されることから、早期解決よりも、時間をじっくりとかけた解決のほうが、有利であり、会社側のプレッシャーも大きくなるだろう。

今回のボクの件では、和解条件提示の時点で、裁判所からバックペイとの言及があり、裁判上も解雇無効(不当解雇)は100%明らかだったので、あとは、ボクが主導権を握ることができた。

2 損害賠償に関しては、今回は、ICレコーダー等で、客観的な証拠と共に立証可能であったため、簡単であったが、客観的証拠が無いく、立証が困難な場合は、苦労するかも。

3 加算金と書いたが、このような名目が正しいかは、わからない。簡単に言うと、判決となった場合、会社名とともに判例として残ることになる。つまり、自分たちの恥部が、後世に記録として残るわけだから、これを避けるために、多少の金員の上乗せで、和解で決着させるという考え方に基づく金員。

これは、『事案の筋』によると思う。

今回のボクのケースは、ボクにはまったく落ち度が無い100%不当解雇のケースなので、このような加算金の考え方もできると思っている。


まあ、いずれにしても、ボクは、被告会社のブラックな面々の発言を録音し、残してくれたICレコーダーに感謝だな。



■余談

ある弁護士が言っていた。

法律って、誰の味方?」との質問に対する答え。

強いものの味方?弱者の味方?お金のある人の味方?

その「ある弁護士」の答えは、こうだった。

 『法律は、知っている人の味方』

印刷星印刷星 2010/12/08 17:01 私も解雇無効の労働審判の1回目を来週に控えております。
ネコポンさんの日記、参考にさせて頂きます。

にゃんこにゃんこ 2011/02/03 23:05 その後いかがですか?心配しています。

2010-11-21

不当解雇 その28 【適性検査 能力・性格】

19:40

先日、『適性検査』なるものを受ける機会があった。

SPI 2」なのか、それ以外なのか、ボクは詳しくないので、良くわかんなかったけど。

内容としては、知能検査みたいなのと、性格検査がセットになったテストをまず受けて、続けて、性格検査オンリーの検査を受けた。

ただ正解すれば良いのではなく、時間との勝負的な、処理能力も要求されたので、けっこう疲れた。




ところで…。

ボクは、このような日記を書いているとおり、一部上場商社の子会社で働いていたところ、不当に解雇されたワケだ。

解雇が不当なのは、明々白々として、なぜ、ボクがその不当な解雇のターゲットになったのか?

ボクが、この日記の一読者だったら、その理由について、こう予想すると思う。

 ・ネコポンって、仕事をしていく上で、能力がなかったんだろうな。

あるいは、

 ・ネコポンって、性格が偏っているか、問題児で、みんなから嫌われていたんだろうな。

って感じか。このあたりの予想が無難なところだろう。



さて、先日、その『適性検査』の結果に関する通知を受けた。

 ● 基礎能力 … 満点 (担当者によると過去に2名、満点の人がいたらしい)

 ● 性  格 … 非常にバランスが良い

だそうだ。

誤解のないように念のため付言するが、ボクは、結果について、自慢するワケでも、また、検査結果を100%信じているワケでもない。

ただ、『適正検査』という、客観的であり、かつ、一般的に公正妥当と認められる、検査を受けたところ、上記結果が出た、ということは、間違いない事実だろう。

とくに、性格検査の部分は、2種類の検査を受けたので、より真実に近い結果が出たのでは?と思っているが。

もし、仮に、『適性検査』の結果、ボクの基礎能力に問題があり、性格も偏っているとの判定が出たのであれば、会社がボクをターゲットにした理由も、うなづけないわけではないだろう。

会社にとっての口実は、「仕事ができないやつをクビにした」、あるいは、「社会人とし、性格上問題があったので解雇した」と。

もちろん、それによって、法令上、今回のような不当解雇正当化する理由には、決してなり得ないが…。


いずれにしても、ボクが機会があって偶然受検した『適性検査』の結果が、このように出ている以上、「仕事能力」「性格」以外の理由によって、今回、会社はボクを不当に解雇したってことなんだけどね。ホントにくだらない、信じられないような理由だよ。

まあ、そんな感じで、解雇無効の争いについて、決着をつけるために、着実に進んでいる。

近いうちに、決着が付くであろうと予想。

秀麻呂秀麻呂 2010/11/21 21:28 いつもブログを参考にさせていただいております。
私の方も近々、労働審判の予定だったのですが、最初から訴訟にしようかと
熟考中です。とりあえず生活費はあるし、先日の労働局の斡旋調停で勝ちが
見えてますので短期決戦より長期で行こうかと。

2010-11-11

不当解雇 その27 【証拠調べ(人証)後の進行】

22:03

通常裁判の期日の設定が、概ね30〜40日に1回というペースなので、その間を利用して、本人訴訟などの所感等を…。


これまでは、本人訴訟のケースでも、代理弁護士が付いている訴訟のケースでも、裁判においては、「勝つべきものが勝つ」という結果が多かったようだ。

多かった…、という過去形で表現されるのが、現状だと聞いている。

近時は、裁判所において、民事訴訟の原則である当事者主義、弁論主義が強調されようとしているのか否かは不明だが、訴訟において、要件事実に則った主張・立証がなされない場合、たとえ『事件の筋が良い案件』であっても、必ずしも原告が勝つわけではない傾向があるらしい。

ボクがバイブルのように使用しているのが、岡口裁判官の著書、『要件事実マニュアル』。

訴訟実務には、必携の良書といわれているらしい。

特に、ボクのような法曹資格を有しない者にとっては、非常に参考になる(ともすれば、完全に頼り切ってしまう…)。


■証拠調べ(人証)後について

尋問事項も概ね固まり、念には念を入れ、時間の許す限り、見直し・検討・修正を入れていくつもり。

尋問事項に相手がどのように証言するかにもよるが、この尋問で、完全に勝負を決めるといったところか。

労働審判においては、審判員からは、350万円ほどでの和解の提案がなされた。

その後、通常訴訟に移行した現在、ボクは、本件事案の筋、これまでの経緯、会社の悪質性、裁判官から開示された心象、それと、立証の程度(証拠の有無)などを総合的に勘案して、仮に和解で終結する場合、不法行為に基づく損害賠償も含めて、最低でも

金●●,●●●,●●●円

は、被告会社は確実に支払うことになるだろうと予想している。

(つまり、8桁の金額)

この金額は、ボクが請求している金額ではないが、裁判所が本件事件を総合的に衡量した結果、裁判所から提示されるであろうと予想している金額だ。

あとは、裁判所から提示されるであろう和解案に対して、

『和解は考えておりません。判決でお願いします。』と繰り返す、簡単なお仕事を続けて、和解案を拒否して、原職復帰するか、

それとも、

ブラック企業の、ブラックな面々を相手にした不毛なやり取りに対して、早々に見切りを付けて、裁判官からも以前言及があったとおり、1日も早く新しいフィールドで、自分の力を発揮し社会に貢献していくか、

の選択をすることになろう。

いずれにしても、まずは、証拠調べ(人証)に注力することが、現時点において、ボクがやるべきこと。


2010-10-26

不当解雇 その26 【資料紹介 & スレ紹介】

22:03

■ 資料紹介

労働審判に関して、裁判所が、雛形を開示している。

ボクも、最近になって知ったのだが、かなり良い雛形。

現時点で、すでに問題を抱えている方。

あるいは、現時点では平穏だが、今後の予防・対策として、抑えておくべきポイントを把握したい方は、一度目を通しておくと良いと思う。

http://www.courts.go.jp/tokyo/saiban/tetuzuki/index.html#roudouSinpanTetuzuki


■ スレ紹介

実は、ボク自身、全部は読み終えていないのだが、興味深いスレを見つけたので、紹介。

【天国から】外資系企業に勤めてたけど今日クビになった【地獄へ】

【転職】外資系企業クビになったwwww2【活動中】

【完結】外資系企業に勤めてたけど今日クビになった【完結】

3部作らしい。



あ、ちなみに、ボクの会社は、今回紹介したような外資系ではなく、東証一部に上場されている商社子会社

商社本体で使えない輩が、子会社に追い出されて、そいつらがなぜか取締役として大きな顔をして、商社本体で虐げられている状況のストレス発散とばかりに、子会社であるこの会社でコンプライアンス違反を繰り返している、完全無欠なブラック企業なワケだが…。

一例を挙げると、こんなブラック企業でも常識を弁えている従業員がいて、会社の「内部通報規程」にしたがって、法令等違反事例を通報したケースがあった。

その内部通報に対して会社は、何をしたかというと、法務コンプライアンス部長が中心となって、通報者の特定に血眼となり、証拠も無いまま、通報したと疑われる従業員を解雇したよ。

公益通報者保護法違反』と言う、明白な法令違反だよね。

会社は、一度この手法でうまくいった経験があるらしく、完全に味をしめていしまい、本業そっちのけで、「でっち上げ」に労力と費用をついやして、どんどん人を減らしている。

これを一般的には、不法行為人権侵害、その他債務不履行等といって、会社は、損害賠償責任を負うわけだが。

前期の業績も、会社の資本金の額に近いほどの損失を出しているし。

今回のボクのケースも、会社が強弁する不当解雇の理由は、裁判官が呆れるほどの、完全なでっち上げだし。

まぁ、そんな会社。

解雇無効および不法行為に基づく損害賠償請求訴訟の続きは、現在も進行しているけど、『訴訟手続き』なもので、期日も1ヶ月に1度入るか入らないかという遅々とした状況。

詳細は、進展があり次第、この日記で。

原告1原告1 2011/03/29 13:50 ネコポンさん適切なアドバイスありがとうございます。
地位保全確認の裁判ですが、現在のところ退職することを前提にします。
ネコポンさんからのアドバイスよりやはり戦うしかないという結論になりましたが、弁護士さんは、和解の話に
なると電話を途中で切ってしまうので、判決を望む旨の文書を弁護士さんにFAXしました。
 裁判の概要は、下記のとおりです。
? 入社7ヶ月後に、正社員とて採用されたにも関わらず、顧問と業務上で衝突した事より社長より、1
 年の契約期間満了にて契約打ち切りとされた。(有期雇用契約として入社した覚えは、無い。)
? 雇用通知書に記載されている1ヶ月、2ヶ月、9ヶ月の3回に分けての契約という但し書きを
 試用期間1年と主張する。就業規則では、試用期間は、1ヶ月と記載されている。
  社長は、有期雇用契約1年と試用期間1年の区別がついてない。
? 私からの就業規則開示を社長は、拒否した。この事より就業規則を労働基準監督署にて閲覧したので、社長
 は、労働基準監督署より指導された。
? 準備書面にて、就業規則は、改定しないが内規で試用期間1年として運用していた。
? 在職中ありもしない事実を解雇理由として口頭で説明したが、裁判になりそのような事実がないことを
 第三者より証明されると能力不足や勤務態度を問題にしてきた。
 上記状況より、労働基準法及び労働契約法に抵触している部分があり、敗訴する可能性は、低いと思います。
なぜ私の弁護士さんは、300万円位で和解させようとするのか分かりません。