エスカレータ文化から見る「ぼくらが東京に出る理由」

エスカレータにまつわる関西/関東の違いとゆえば、もちろん追い越しは右か左かのオハナシに決まっているのですけれども、その違いがぼくらを東京に呼び寄せる理由になっていること、みなさんには意外と知られていない。
例えばエスカレータが二機設置されているとき、下から見て左側が上り、右側が下りっていう構成なわけです、大体。その上で関西では追い越しが左、関東では追い越しは右、とゆう文化の違いがあり、その小さな違いが、「ある確率」に大きな違いをもたらしている。そうです。パンチラ率(Panti-rate)です。

関西エスカレータ(fig.1) 関西エスカレータ

東西どちらにおいても、追い越し側を駆け上る女子高生がパンチラをもたらすことにはさほど違いはない。主に後方からパンツを垣間見せることから後方パンチラ率(Back panti-rate)と呼ばれるこの種のパンチラは、またガードが固いことでも知られています。
これに対し対面エスカレータを駆け下りてくる女子高生がもたらすパンツ、すなわち前方パンチラ。これは関西のエスカレータ文化においては閲覧不可能なのです。なぜなら、そう。ジャマな人間がエスカレータ右側を覆っているからです。(fig.1)


関東エスカレータ(fig.2) 関東エスカレータ

対して関東圏ではジャマな人間は左側に固まっていますから、追い越し車線側すれ違い時の前方パンチラ率(Front panti-rate)は高い確率をたたき出します(fig.2) 。また日本人女性にとって前方下段ガード(↓+G)という技術そのものがほとんど認知されていないため、エスカレータ場(フィールド)における前方パンチラは日々街のどこかで発生しており、それが関東のパンチラ率全体を引き上げているのです(fig.3) 。そしてこの、関東における異常なまでの高パンチラ率(High panti-rate)が、若者たちを関東に、東京に呼び寄せまくっているのです!

東西Panti-rate図(fig.3) 東西Panti-rate図

本日の講義は以上。次回は、つゆ濃度とパステルカラー下着率の相関について講義します。