ほそっ

昨日、夫が「眉毛抜いてあげようか」というので抜いてもらった。私は結構ずぼらだから、新しい毛たちが生き生きと好き放題やっていた。夫の膝枕で抜いてもらう。人に抜いてもらうのって何て痛いんだろう!
夫は私の眉毛を抜くのが好きだ。ちょっとアートしてる気分なのか、美容師になった気分なのか、相当真剣な顔つきになる。それがまたおかしく、いとしい。
ずいぶん長い間抜いていた。激痛もしばしば。涙が出ること数回。夫は一人ぶつぶつ「もうちょっとかな」「あと一段かな」とかいいながら抜いている。「うん、ねこしろはキリッとした眉毛のほうが似合うな!」と完成。
鏡を見てみると「ほそっ」「超細いんですけど〜」「こんなに細くしたの大学生の時以来だよ〜」綺麗に整っているものの、その細さに愕然。こりゃあ、これからの手入れもやってもらわにゃ大変だ。まぁキリッとした眉で心もキリッと頑張れるかな?!
その後、私が夫の眉を抜く。太い豪毛で抜くのが気持ち良い。お互いキリッと眉で素敵な夫婦になれたかな?!(笑)写真でお見せできないのが残念です(笑)

お花見

夫によると、花見という文化は日本だけらしい。しかも平安時代とかずいぶん昔からあったとか。
今日、夕方から上野公園でお花見に参加した。平日だというのに、すごい人だ。桜は夜の暗がりのなか白く光っていて、とても綺麗だった。お花見の一番の感動は幹事役の友人の心意気だ。沖縄の西表に行ってきたばかりの友人は、自分でとってきたアーサー(生海苔)のスープと、これまた自分で採ってきたもずくに生姜や紫蘇やニンニクを入れて酢を入れて食べさせてくれた。花見の会場でだよ!スープはわざわざだし汁を作って大きなポットに入れてきて、その場でミネラルウォーターで海苔やもずくをザルで洗ってくれた。どちらもものすごく美味しかった。みんなで「もっと食べたいね〜」と話していた。
彼女の、とにかく美味しいものを、自分が採ってきたものをみんなに食べさせたいという心に感動した。準備も大変だったと思う。彼女はでっかいリュックに、ゴロゴロ転がすクーラーボックスを引いて、まるでキャンプにでも行くかのような出で立ちだった。それくらい努力して私たちを喜ばせてくれた。本当にありがとう。とても思い出に残るお花見になったよ。