千年旅行はじめました RSSフィード

2004 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2005 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2006 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2010 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2012 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2014 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2015 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2016 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12 |
2017 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 |

2017年06月26日 月曜日 日産NOTE ハイブリッドが異次元すぎた

nelbone2017-06-26

▼別府にいたのは、もう4日の前の話で、そのあと大分→鎌倉→お山→鎌倉って感じで移動してたんだが、別府で1日3,000円くらいで借りたレンタカーの性能が異次元だったのでメモしておこう。

▼それは、NISSAN NOTE e-Powerという聞いたことのないハイブリット車で、「そんな車、あったんだー」的に別府駅前で借りて由布院に向かったんだけど、走り出しから「あれ、なんかトルクが野太い」と感じて、少し走ったら得体の知れない凄さが伝わってきたんだよね。

▼具体的には、低速からトルクが太く、峠に入ってもぜんぜん力落ちしない、静粛で乗り心地いい、エンジンブレーキがしっかり効く。走る、止まる、曲がるのバランスがニュートラル。どう見ても、2〜2.5Lセダンのような印象です。前の日まで、沖縄でフツーのNOTEを借りていて、それはきわめてフツーだったので、まるで違う車のようだ。最近のハイブリットは進化しているなあ。。。と感心して返却したのですが。

▼あとで調べたら、この車、エンジンは発電するだけで、あとはその電気をモーターと一部バッテリーに蓄えて、動力出力は完全に電気モーターだけで走っているのだった。そういう車両、トラックでは積極的に導入されているようだけど、一般の乗用車では、はじめてです。

▼つまり、この車は100%、電気モーターだけで走る車です。そのための電力をエンジンで発生させて、直接モーターに送り、余った分や、回生ブレーキから回収した電気エネルギーはキャッシュのようにバッテリーに蓄積され、必要なときだけ、放出されるのです。

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/note/performance.html

新しい技術は何も使ってないのに、シンプルで、高燃費。使用燃料はガソリンだけで、メンテナンスフリーという、まったく新しい考え方の車。

  • エンジンは発電するだけ。モーターによる動力出力に直接の関係はない。そのため、既存のHV車のように、両者の動力出力を協調させるための複雑なメカや制御が一切不要(そのための容積や質量も減った)。
  • バッテリーは走行の全体変化に対して臨機応変エネルギーを出納するキャッシュのような働きをする。そのため、ずっとエネルギーを供給しつづけなくてはならないバッテリーのみで走る純電気自動車の10〜20分の1程度の容量があれば十分。もちろん容積も質量も小さい。
  • 電気モーターは、0-10,000rpmまでフラットなトルクを発生できるので、ギヤやATなどの変速機構が不要。CVTに起因する騒音やロスもなし。モーターを4つのホイール内に入れる設計も可能で、その場合、自動運転などのコントロールで有利になる。
  • ギヤがないので、通常は軸出力のあるモーターは、アクセルオフにすれば回生ブレーキになるので、自動的にエンジンブレーキになる。
  • 1.2Lエンジンが発電に最適化されていて、システム全体では熱量→仕事量への変換効率が最新プリウスと同等であり、補機類がなくなって軽い分だけ動力性能が高い。

というふうな、かなり革新的な特徴を持つシステムなのに、運転した感じにまったく違和感がありません。普通のHV車に対して、気づかない程度の差異なのに、走りは2.0Lクラスというのがすばらしい。

この車、まったく話題になっておらず、宣伝しているの見たこともありません。でも、相当なダークホースだと思います。純モーターだけで走る車を、借りてでも、ぜひ体験しよう。

写真は、別府の老舗とんかつ屋さん。出前用のCD125が渋いよ。

2017年06月24日 土曜日 別府の駐車場源泉

nelbone2017-06-24

▼別府の街を散歩してたら、以前、ブラタモリの番組中に映っていたぽい町並みに出ました。板壁の隙間から、ねこが出入りしている下町です。

▼番組の中では、このへんの駐車場から、自然湧出の温泉が出ていたはずです。それで下、見て歩いていたら簡単に見つかったー! まったく平面の土地から、こんこんと静かにお湯が湧き出ています。なぜ平らな場所から湯が出るのか不思議すぎる。

D

お湯に触れたら、50℃くらいの熱湯でした。このへん、どの家にも温泉作れそうです。基礎工事と一緒に、源泉枡を作ると合理的。

▼鉄輪の明礬という鄙びた地区に、インターコンチネンタルリゾートさんが立派なホテルを建てるのが決まって、市長が喜んでました。地方のTVニュースのトップで流れてた。ここは、何千もある別府の源泉の中でも、とくに硫黄成分が強く、一部は緑色の明礬泉です。現在は、老人ホームが併設されるような湯治場なのですが、ニュースでは「お客さんは、富裕層を想定しているそうです」と臆面もなく言ってたなあ。インバウンドがこれからも続くとよいですね。

↓発表(Now)から開業(2019年)まで、早ーっ!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000338.000002364.html

2017年06月23日 金曜日 沖縄→福岡→由布院

nelbone2017-06-23

▼最近、何かと用事のある別府に対して、福岡が結構近いことに気づいて、利用しはじめました。今回は、OKA/FUKをエアで移動し、博多→別府はソニック、別府近辺はレンタカーを使います。那覇空港と福岡空港の、それぞれの街の中心部まで電車等で10分というアクセスの良さを、最大限活かせるのだ。今回のピーチは、OKA/FUKが3,000円と格安だった。

▼温泉入浴文化がほぼ無い沖縄に対して、まず由布院でひとフロです。由布といえば、お高くとまった小京都な観光地という印象で、だいたい合っているのですが、少数ながら下宿のような風情の湯治宿もあります。

写真のような素敵なおフロが2つもある、アパート風民家の温泉は、1泊3,000円でした。ここは、以前ドゥセヴォ姫と一緒に日本を一周したとき泊まったところで、隠れ家感がツボにはまった宿です。今回あらためて、いい感じだったので長逗留も考えましたが、連泊の場合でも1000-1500は部屋に滞在できないという、昔のユースホステルみたいな運用が残念。

f:id:nelbone:20170622080036j:image:w360

▼別府なら、同じような価格で、長期滞在ウェルカムな宿がいっぱいあるけど、由布院の雰囲気は特別なんです。とくに夜、別府から峠を越えると下に見下ろせる、湖の底に宝石のような街がまたたいて見える風景がリアルファンタジー。こういう風景、マチュピチュからクスコの盆地に降りる電車や、スリランカの山の稜線を走る電車のなかから、見た記憶があるよ。勝沼から見る甲府盆地も似てるけど、由布院のこじんまりとした感じは、ずっと精密で完璧なものです。

わたしは、観光として特に持ち上げられてはいない、こうした部分に強く引かれる傾向があるので、また素敵なエクスペリエンス増えた。ネットなんか見てないで、旅をしよう。

2017年06月21日 水曜日 沖縄の賃貸事情

nelbone2017-06-21

▼沖縄で本土の人が賃貸物件を借りたいとき、なかなか貸してくれないとか、保証人として沖縄の人が必要だとか言うのは昔の話で、今は不動産屋に並んでいるような物件は、普通に貸してくれます。また、ネットでの部屋探しも一般的。沖縄の場合、SUUMOやCHINTAIよりも、地元密着の「うちなーらいふ」のほうが、質・量ともに圧倒的です。

↓すなおにココで探そう

http://www.e-uchina.net/

わたしも今回、本部エリアの1Rマンション、見学させてもらったよ。部屋が極端に狭いが、まわりは畑に囲まれていて、遠くに海の見える丘の上の見晴らしの良いマンションの4階、3.5万/月でした。定住するなら悪くない*1

▼ただ、写真のようなとても沖縄らしい古民家物件を借りるとなると、話は別です。こういう、そそられる物件は、まず不動産屋には出ないです。この物件は、たまたま集落を歩いていて見つけたもので、すばらしい立地と雰囲気です。痛みも少なく、修復すれば使えるでしょう。「貸家」と看板まで出ています。家の修理費用の負担を申し出れば、一般的な地方なら、大家は貸すのに積極的になるかもしれません。ココ、マジ定住で借りたいなあ。

そこで、慎重に看板にあった個人と思われる携帯に電話してみたのですが。。。電話口でひと言、話しかけただけで、まったく聞き取れない琉球語で何かをあやまられた上、電話を切られてしまいましたよ。

▼つまり、不動産屋に出てない物件というのは、沖縄人であることが暗黙の了解なんです。その沖縄人というのは、住民票が地元であることなんか関係なく、うちなーぐち(沖縄方言)で会話ができることがスタート地点なんだよね。まあ、がんばって、この物件のことを不動産屋に話して連絡を取ってもらえば、可能性がゼロとは言えませんが、それでも99%断られると思う。地方とは、そういうものなのだから、ここは素直に地域を尊重し、やまとんちゅ(本土の人)が調子に乗らない態度が重要です。

*1:いま首里に所有する物件が満室状態なので、わたしの居場所がないからね。かといって、年に3ヵ月くらいしか利用しないなら、自分のために借りるのは贅沢すぎるでしょう。仮に、そいういう物件を借りたとして、使わない期間、他の人に貸してもいいか? って不動産屋に聞いたら「ダメ!」と念を押されました。当たり前です。そのような状況では、8万/月くらいのマンスリーマンション借りるのが妥当です。質素にやるなら4万/月でシェアハウスやゲストハウスの個室を長期借りる手もありますが、施設のレベルや住民との合う・合わないが大きいので、あまりおすすめしません

2017年06月19日 月曜日 おしゃれな沖縄とリアル沖縄生活

nelbone2017-06-19

▼旅行に行ったら、その地の贅沢な部分と質素な部分を体験しておいたほうが、その後の投資スタンスの選択肢が広がって有利です。沖縄の事情はだいたい理解しているつもりだけど、最近の1年半は弾丸旅行しかできなかったので、今回はスローな質素系でやってみました。つまり、2,000円のゲストハウスを泊まり歩き、食堂で500円のみそ汁定食を頼むような旅行です。

▼その結果、今回気づいたことをいくつか。

  • 本土よりも景気がいい。外国人によるインバウンドか?
  • 贅沢エリアには中国人が、質素エリアには韓国人が多い。1人あたりのGDPは逆なので、中国の富の偏在は先進国よりも大きいと推測できる。写真の、海を見渡せるカフェに写っているのは金持ち中国人カップル。
  • 沖縄全域で、不動産のバブル化が進んでいる。今帰仁や本部など、今まで注目されなかった隠れリゾートエリアでも、不動産価格は東京郊外と同等で、良質賃貸の空きもほとんど出ない。
  • 日本人沈没者がこの5年間で、有意に減った。タイやカンボジアなど、かつての沈没エリアも減っていると聞く。これは、相対的に首都圏の物価が下がり続け、暮らしやすくなっているからではないか。
  • 1,000円以下の格安ゲストハウスが、現地の高齢者や生活保護者の施設になっている。それでも、2段ベッドのドミトリーでやっているところには、空きが目立つ。沖縄でなんくるないさーと思ってやってきて、GHに泊まっていた若者は、結局、なんとかならずに帰ってしまった。安宿生活は続くものではない。
  • 移住がうまくいってるパターンは、物件をキャッシュで買った本土年金収入のある人か、快適な生活環境下限である家賃40,000円/月前後の支払いの能力のある単身有職者だ。しかし、平均手取10万くらいの沖縄の賃金水準では、この家賃を維持するのはかなり困難。ダブルワークや手に職系の副業で、15万/月程度の収入がないと、暮らしを継続することが難しい。

のような事情だよ。

▼つまり、生活物価水準は東京と大差がありません。それなら、どんな仕事でも容易に15万/月以上の収入が得られる首都圏で働いたほうが、暮らしの質が高くなるので、沖縄に住む合理的な理由は、あまりなくなってしまった。というのが、リアル沖縄の状況です。

▼それでも沖縄に移住することに価値が生じる場合というのは、フリーランスのような仕事で、場所に依存せず仕事ができ、花粉症がひどいとか、寒いのがつらいとか、冬着を着たくないとか、船に住みたいとか、首都圏の電車に乗りたくない...といった、当人にとっては譲れない要件がある場合でしょう。それらの人たちは、自分の忌避すべきことをよく知っているので、沖縄ならうまくやれる可能性が高いです。