ネットワーク設定で詰まったので: Ubuntu 10.4 on VMWare Player

今回は bridge 設定で行う。
VMWare Player のメニューから
仮想マシン」→「取り外し可能デバイス」→「ネットワークアダプタ」→「設定」で、
ネットワーク設定を「ブリッジ」に変更する。

ネットワークを static 設定にしている場合

$ sudo vi /etc/network/interfaces

iface eth0 inet static
address 192.168.XX.10
netmask 255.255.255.0
gateway 192.168.XX.1

$ sudo vi /etc/resolv.conf

ネームサーバは google の物に設定する。

nameserver 8.8.8.8
nameserver 8.8.4.4

あとはネットワークをリスタートする。

$ sudo /etc/init.d/networking restart

IE7では繋がらない?


ATOK 月額制を認証ありのプロキシを超えて使う方法の続き


上記の方法で暫く問題なく使用できていたのだが、あるときから突然繋がらなくなった(「接続できませんでした」と出る)。
しかし2台使用している内の1台は以前と変わらず繋がっている*1
幸い先月はATOK 2008からATOK 2009への切り替え時期だったので認証を回避できたのだが、
今月になって再び「ジャストシステム 契約管理エージェント」がぽこぽこと出て、
「認証しろ」と激しく訴えてくるようになったのでもう一度調査してみることにした。


で、色々と環境の違いを調べてみた結果、
繋がらない方のPCはIEのバージョンが「7」で繋がってる方のPCのバージョンは「6」であることに気づいた。
まさかと思ったが、IE7をアンインストールしてやると認証処理が成功した。
Proxomitron のログを見てる限りではジャストシステムの認証サーバとの接続自体は上手くいってるようであるが、
処理のどこかがIE7で阻害されているのだろうか。


色々と気になるところではあるが、
必要以上に時間を使ってしまいそうなのでとりあえずはここまでとすることにした。

*1:ライセンスは2つもってます

Samba の設定


(以下、設定は Ubuntu 8.10 で実施)

samba のインストール

$ sudo apt-get install samba

smb.conf ファイルを操作する


設定内容についてはこちらを参照した。

$ sudo vi /etc/samba/smb.conf


設定した項目は以下の通り


・共通設定

設定名 説明
workgroup ネットワークグループ名の設定
netbios name NetBIOS名の設定
allow hosts 許可IPアドレスの設定 「192.168.0.」だと192.168.0.1〜192.168.0.254が有効IPアドレス
encrypt password パスワードを暗号化するかどうかの設定。yes が推奨。
unix password sync SambaパスワードをUnix(Linux)と共通化。ある意味注意が必要な設定


・共有フォルダ設定

設定名 説明
comment 公開ディレクトリの説明
path サーバーの共有ディレクトリ(フルパス)
readonly 公開ディレクトリを読み込み専用にするなら yes
writable 公開ディレクトリを書き込み可能にするなら yes


共有フォルダ設定の記述例

[public]
comment = sharing test
path = /home/public
writable = yes


設定後 samba の再起動をする

$ sudo /etc/init.d/samba restart

ユーザー・パスワードの設定


samba 用のユーザー・パスワードの設定をする

$ smbpasswd -a username


以上で簡単な設定は出来る。

Windows から SSH 接続する


(以下、設定は Ubuntu 8.10 の設定)



サーバを構築する

SSHのインストール
$ sudo apt-get install ssh
sshd_config の設定
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config


・設定内容

設定 説明
PasswordAuthentication 鍵認証を必須にする(no で必須)
PermitRootLogin root でのログインを許可する(当然 no が推奨)
PermitEmptyPassword 空のパスワードを許可する(当然 no が推奨)


sshd_config の記述の仕方についてはこちらを参考にした。


設定後、sshd の再起動を行う。

$ sudo /etc/init.d/ssh restart

Windows で鍵の生成をする

ここではターミナルエミュレータとして TeraTerm を使用する。

鍵の生成

1. TeraTerm を起動。「新しい接続」ウィンドウをキャンセルする


2. 「設定」→「SSHキー生成」を選択


3. 任意の鍵形式を選んで「生成」ボタンを押下。その後、パスフレーズ*1を入力して「秘密鍵」「公開鍵」の両方を作成する。


4. 公開鍵(id_rsa.pub)をサーバに渡す


5. 「設定」→「SSH認証」で次回ログイン時の設定をしておく(ユーザ名と鍵の設定)。


サーバに公開鍵を取り込む(+その他設定)

$ cat id_rsa.pub >> ~/.ssh/authorized_keys
$ chmod 644 ~/.ssh/authorized_keys
$ chmod 755 ~/.ssh/

補足:Linux で鍵の生成をする場合

ssh-keygen コマンドを使用する。

$ ssh-keygen -t rsa

*1:ログイン時のパスワード

ATOK 月額制を認証ありのプロキシを超えて使う方法


ATOK 月額制のシリアル認証で詰まったのでメモ。

追記(2009/03/05) : こちらに情報を追記しました。

ATOK 月額制ソフトをシリアル認証する時に必要な設定


ファイアーウォール等を使用していない場合は特に設定は不要。


ファイアーウォール等を経由して認証している場合は、
ファイアーウォールで以下の設定がされているか確認


ジャストシステムのFAQ アクセス制限がある環境でATOK定額制サービスを利用する場合の注意事項


どうやら Internet Explorer の接続設定を利用して認証作業をしている模様。


問題点


Internet Explorerではプロキシ認証を行う場合に一々ダイアログを表示して確認を行っている
(認証情報を設定として持たない)。
その為、個別ソフトがIEの設定を使用する場合にはプロキシ認証の情報を含まない為、
認証処理で失敗してしまう。


回避プラン


ローカルで使用するプロキシサーバを使用し、
ローカルのプロキシサーバで親プロキシ(会社等のプロキシサーバ)への認証を行うことで
各個別のソフトから親プロキシへの認証処理をしなくて済むようにする。


ローカルで使うプロキシサーバとして

  1. polipo
  2. Proxomitron

を使用してみた。


試してみた結果、polipo では ATOK 月額制のシリアル認証が旨くいかなかった。
また、Windows 環境では設定の面でも polipo より Proxomitron の方が設定が簡単なので、
以下では Proxomitron で解説する。


Proxomitron を使用して ATOK 月額制ソフトのシリアル認証を行う。


以下の手順で行う。

  1. Proxomitron の設定
  2. Internet Explorer の設定変更
  3. シリアル認証の実施
Proxomitron の設定


1. Proxomitronダウンロード(必要であればインストール)


2. Proxomitron を起動する。


3. 出てきたウィンドウの右側「Proxy」ボタンを押下


4. 「Http Proxies」に使用しているプロキシサーバ(親プロキシ)のドメインを設定


5. 「Http Proxies」の入力欄を右クリック。「Advanced Proxy settings」を選択


6. 「Send username and password to proxy」にチェックを入れ、「Username」と「Password」を設定。OKボタンを押下


7. Testボタンを押下し、テストを実施する。


8. テストが無事通過したら。OKボタンを押下する。


9. 最初のウィンドウで、左下の「Bypass」ボタンを押下。その後、「Use Remote Proxy」にチェックを入れる。


これで Proxomitoron の設定は完了。


Internet Explorer の設定


1. Internet Explorer を起動


2. メニューから設定を開く(「ツール」→「インターネット オプション」)


3.「接続」タブの「LANの設定」ボタンを押下


4. 「プロキシ サーバー」の「アドレス」欄に「localhost」、「ポート」欄に「8080」を設定


以上で準備は完了。
尚、ここまでの設定はこちらのページを参照した。


ATOK 月額版のシリアル認証を行う。

これについては省略




というわけで、これで ATOK 月額版を使用することが可能になる。
尚、Proxomitron を常時使用する必要はないが、ATOK 月額版は 14日ごとに認証を行うようなので、
この点は注意が必要。

自作 AddIn の保管場所

自作のアドイン(拡張子:*.xla)は以下の場所に入れた方が良い。

(Documents and Settings フォルダ)\Administrator\Application Data\Microsoft\AddIns


保管場所としては別の場所を指定しても問題ないが、
xlaファイルを別の場所に移動してしまうと、
Excel起動時にアドインの読み込みエラーとなってしまうので注意が必要。