画像整理スクリプトを作ってみた。
私は、普段iPhoneで写真を撮影していて、その写真をPicboxというiPhoneアプリでDropboxにアップロードとして保存しています。
写真の保存がワンタッチで実行できて便利なのですが、あえて不満点を挙げると
- ファイル名が、例えば FCA01FAD-146A-4155-86C9-B881C1CC0643.JPG みたいな、人間にとって意味のないファイル名になってDropboxに保存されるいる。
- 写真そのものの上下が必ずしもファイルとしての上下と一致せず、横倒しになったままの写真が交じる。
- 解像度がそのままなので画像の大きさがまちまちになりやすい。なのでブログに貼ったりPicasaにアップロードするのには不適切。
という点があります。
そこで対応策として Dropbox Automator http://wappwolf.com/dropboxautomator というWebサービスにDropboxのディレクトリーをアクセスさせて、画像の自動ローテートでの上下合わせなどに使っていたのですが、処理量が多いとうまく動かなくなるなどの課題があり、やはり手作りすることにしました。
このスクリプトは、PCの特定のディレクトリーに置かれたjpegファイルに対して、Automatorと同じくPROCESSED と ORIGINALという2つのサブディレクトリを作って、ORIGINALに原本を保存し、PROCESSEDには、加工済みのファイルを置きます。
加工は3段階
です。
動作イメージ図
convert.exe は ImageMagikのものを使用します。http://www.imagemagick.org/script/index.php
jhead.exe は http://www.sentex.net/~mwandel/jhead/ あたりから落とします。
コードの特徴としてJNA(Java Native Access)を使って、Java単独ではできない現行ディレクトリーの移動を行なっていなす。
※ uehajさんの Groovy+JNA を参考にさせて頂きました。 http://d.hatena.ne.jp/uehaj/20091215/1260872851