自治体破産

朝刊の一面に「自治体破産」というアメリカの記事が出ていました。図書館も閉鎖で、ボランティアが寄付を集め、平日午後のみ図書館を運営とありましたが、ここのところ福島の図書館を見ていて、限界まできた自治体には図書館という余裕がなくなるように思いました。来年度の予算の計上。うちの図書館でも、いちおう、来年度は、できるだけ震災前のサービスに戻す方向で予算資料を作っているのですが、同時に、震災前より「安い」金額でそれを行うことを検証しました。
ちなみに、貸出が前年度比減が続いています。一番影響を受けているのが雑誌。逐次刊行物の予算がガタ減りなのが、こたえてます。
夕張市で図書館が閉館になりましたが、他人ごとではないし、また、本当にヤバかったら、閉館もやもない、ひょっとしたらボランティア運営もあるのかも、などと、いろいろ考えてしまいます。
当市でも、幹部はともかく財政を緊縮して、震災被害の費用をまかなうために苦心しています。図書館も、やれる限りのきりつめをしながら、がんばらないとね。