六戸町文化ホール(メイプルホール)
ふたたび青森に行ってきました。
まったくもって需要がなさそうですが、六戸町文化ホールについて。
来年以降の人間椅子公演に参加する人にしか役立たないであろう記事です。
●歴史
竣工は1993年。
町の木にちなみ「メイプルホール」と名づけ、音楽、演劇、美術をはじめ、各種講演会、作品展などの学習機会を提供し「豊かな心を育て文化の香り高い町」づくりや地域の芸術文化の振興に寄与しています。
児童、生徒、グループサークル活動、各種団体、企業などそれぞれのニーズに合わせ、幅広い体験学習の場としても気軽にご利用ください。
(六戸町オフィシャルサイトより)
非常に失礼ですが、なぜこの施設がここにあるんだろうというぐらい、キャパこそ小さめですが、つくりは立派なホール。
●立地
六戸は人口1万人、コメ、ナガイモ、ニンニク、ニワトリ(シャモロック)などが特産の町。観光スポットは古牧温泉(以上、Wikipedia の要約)
会場は六戸町役場の近く。まわりには何もありません。
宿をとるなら三沢か八戸(本八戸)の二択になると思います。
新幹線停車駅は八戸ですが、栄えているのは本八戸。本八戸のほうがホテルの選択肢も多く、飲食店のセレクトにも困らないかも。ちなみに八戸-本八戸は JR八戸線で8分180円。
三沢は八戸に比べると小ぢんまりとしています。八戸-三沢間は JR東北本線でも20分400円。
- 三沢から
十和田観光電鉄で柳沢駅まで移動後(9分)、タクシーで会場へ。十和田観光電鉄は1時間に1本程度、柳沢駅最終の三沢行きは21:02(2010年10月現在)。時刻表はこちら。
十和田観光電鉄バスで六戸高校まで20分程度。1日4本(うち2本は日・祝運休)。三沢駅方面六戸高校発最終は、18:32なので帰りはタクシーを使うしかなさそう(2010年10月現在)。時刻表はこちら。
三沢駅から直接タクシーで乗り付ける場合でも、走行距離は5〜6キロ程度か。
- 八戸から
八戸駅から車で30分程度。
JRバス東北「おいらせ号」で20分(1日に4本の運行)。八戸駅方面の六戸発最終は17:07なので、帰りはタクシーを利用するしかなさそう。時刻表はこちら。
●つくり
駐車場は会場前にあり。
自分が観た公演は自由席だったため、2階で整列させ、2階扉からのみ入場させる方式だったが、指定席の公演なら1階扉も開放するんだと思う。
1階席ロビーに物販、トイレ、自販機等あり。
ホールなので当然ですが、天井、ステージ高め。メイプルを使用しているのかは謎だが、木のぬくもりを活かしたステージになっている。ステージ上、非常にすべりやすそう。
自分はイス席1列目とステージの間にスタンディングで観たのだが、音が拡散してしまいまったくまとまりがない印象。とくにヴォーカルが飛んでしまっている感じ。
おそらくイス席のセンター後方が、音質的にベストなポジションではないかと。音をしっかり楽しみたい人は後方のイス席で観賞するのがおすすめ。
やはりホールは着席で聴くのが前提で、ライヴハウスはステージ前で観てもしっかり音がまとまるように設計されているんだと痛感した次第。
備え付けの照明にピンスポットがなかったのも残念。
ちなみに、最前列横20人ぐらいは入れたはず。
[DATA]
六戸町文化ホール(メイプルホール)
青森県上北郡六戸町大字犬落瀬字前谷地61-1
TEL:0176-55-5511
キャパ:506(移動席440、置きイス席60、車イス席6)
駐車場:あり
アクセス:JR線「八戸」駅より車で約30分
http://icitywww.town.rokunohe.aomori.jp/www/contents/1221093882827/index.html
●地図
より大きな地図で 全国ライヴハウスガイド を表示
●参戦履歴
2010/10/16 人間椅子 「疾風怒濤〜みちのく篇」