07〜08

 しばらく間が空いてしまいました。8月狂喜乱舞を22日に終えて、翌週25日から30日まで秋田に滞在しWorks-M Vol.7「set_」のクリエーションとプログレス公演をしておりました。岡山、秋田と2週連続で本番を終えて、31日に岡山にもどり、多少の疲れから更新するのを忘れていた、と言うのが本当のところ。
 
 さて、22日に狂喜乱舞07「i / colors」無事終了いたしました。
 ご来場いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

 今回のダンサーは東京在住の岩渕貞太くんだったのですが、彼とはアジアツアーの際にホテルが相部屋になった時が、実は最初の印象です。ここでは多くは語りませんが、その時の(滞在しているホテルでの)印象が結構強く残っております。
 もちろんそれだけではなく、ダンサーとして、また作家として、その活動はもとても興味深い印象がありました。貞太くんと作品でご一緒するのは、今回が初めてだったのですが、初めては初めてなりの感覚のギャップなども含めても、どことなく初めてな感じがしなかったのが、不思議なところです。
 これは、あくまで僕の印象なので、貞太くんがどう感じているかはわかりませんが。
 いい感じで対峙できたなと。

 「i / colors」では照明を一切使わず、すべてプロジェクションで空間の光を作りました。これは初めての試みだったのですが、シンプルに可能性はあったかなと思います。もちろん映像を作品に使用するにあたっては、更に高度な技術があることも承知していましたが、単純にプロジェクションを光として見るという作業は、シンプルにして得るものがあった。
 また、作品の情報量を具体的に飽和させてみた時に、どのような反応が起こるのかということ。身体情報と文字情報、光の情報、色の情報が怒涛となって押し寄せた時に、人はどんな反応を起こすのか。拒否するか、フリーズするか、そのまま受け入れるのか、あるいは冷静に対峙するのか。多くの反応があったように思います。

 今回は実験的な作・構成でしたが、そこと真摯に向き合い、自らの身体を提示してくれた、岩渕貞太くんに心から感謝いたします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 次回狂喜乱舞08
 
 
 
 9月19日(土)19:00〜
 
 
 
 
 
 
 
 平井優子+三浦宏之
 
 
 「ノンストイックス」
 
 
 
 
 
 @Pieni deux

 
 
 
 
 
 
 詳細は近日掲載します。