1日

「(早いなぁ、もう新年かぁ。今年こそ素敵な1年にしたいなぁ。ふふふ)」
「どうしたヒトミ?いきなり笑いだして」
「うん、ちょっと今年の抱負を考えてるの。調子に乗っておせちとお雑煮食べ過ぎないようにして、もっと可愛くなりたいなって」
「兄ちゃんは、もうそれで十分だと思うぞ?ヒトミはそのまんまで可愛いのにな」
そして母登場!
「まぁ、この子ったら、相変わらずヒトミには甘いのねぇ」
父も登場!!
「ははははは、兄妹仲が良いのは悪い事じゃないさ」
それだけじゃないんすよ、お父さん(´∀`)ノ
「さて、そろそろいつものつぼ焼き食べに行くか?」
「うん、行こう行こう!(やった、つぼ焼き〜!毎年行きつけのあのお店、あれを食べないと1年が始まらないんだよね。とりあえず、今日のダイエットはつぼ焼きをお腹いっぱい食べてからということで・・・。)」
でも太らないのよね(笑

お兄ちゃんイベント

2日!
「(はぁ・・・・お正月ってテレビもあんまりいいのないし、家でゴロゴロしててもつまんないな。)」
「ヒトミ、兄ちゃんちょっとポストに用があるんだが、よかったら一緒に散歩しないか?」
「え、うん!行く行くっ」


〜お散歩〜


「ポストって、年賀状出しに行くの?」
ああ、しっかし、年賀状とか見ると1年の始まりって感じするよな〜」
「そうだね〜」
「ヒトミは今年1年の抱負は何かあるのか?」
「うーん・・・なんだろうね。とりあえずダイエットになるのかな・・・」
「よかった、絶対に彼氏を作る、なんて言われたらどうしようかと思ったよ」
「ああ・・・なるほど(うーん、お兄ちゃん、もし私が嘘でも『今好きな人がいる』なんて言ったらどうなるんだろう?きっと、すごく動揺するんだろう・・・・。ちょっといじわるしてみようかな・・・・・・。)」
イタズラ心が芽生える主人公。
「あ・・・・でもね」
「・・・・・・?」
「ホントは、好きな人がいるから告白しちゃおうかどうか悩んでるんdな」
「・・・!?そ、そうなのか??」
「うん・・・私だってもう彼氏がいたって不思議じゃない年でしょ?」
「そ・・・それは・・・お、お兄ちゃんの知ってるやつなのか・・・?」
「うーん・・・内緒」
BGMが止まる(笑
「・・・・・・・」
「でも、うまくいくように、お兄ちゃんも協力してくれるよね?(お兄ちゃん『そんなの認めない!』とか言いそうだな・・・ふふ。そう言われたら『嘘だよ』って言ってあげようっと)」
「・・・・・・そうだな・・・当然だろ」
悲しげなBGMが流れ出すw
「・・・・え?」
「お前に本気で好きなヤツが出来たんなら、兄ちゃんはそれを応援してやるに決まってるだろ?」
「・・・・・・・・・」
「あ、けど、そいつと付き合う事になったら、ちゃんと兄ちゃんに紹介するんだぞ?この先、兄ちゃんのかわりにヒトミを守れるかどうか・・・見定めないといけないからな」
「(・・・なんで?今まではあんなに反対して、冗談みたいに『兄ちゃんは認めないぞ!』とか言ってたクセに。旅行のお風呂のときだって、結婚だなんてありもしないようなことで大騒ぎして・・・・・・それなのに、なんでこんなにあっさりとそんなこと言えちゃうの?)」
ショックを受ける主人公
「お兄ちゃん・・・え、えっと、今のは・・・」
「あ、そうだ、お兄ちゃん、ちょっと買い物があったの忘れてた。悪いけど先帰っててくれるか?」
「あ・・・・・・」
立ち去るお兄ちゃん
「(なんだかあっという間にいなくなっちゃった・・・・。お兄ちゃん・・・どうしたんだろ?あんな事言うなんて絶対おかしい・・・。結局『嘘』って言うタイミングを逃したままだけど・・・なんだかいつ言っていいのかわかんないや。・・・・・しょうがない、家でお兄ちゃん帰ってくるの待とう・・・。)」


〜家〜


「(・・・・・・お兄ちゃん・・・帰ってこないな・・・・・・。時間はそうでもないけど、この時期は日が落ちるのが早いから外はもう暗い。・・・どこに行っちゃったんだろう・・・・。あ、雨だ・・・。結構降ってきたな・・・・。でも、お兄ちゃん傘なんて持って行ってなかったよね・・・・。ちょっと探してみようかな・・・・?でも、雨が降って急いで帰ってくるかもしれない。入れ違いになったらイヤだな・・・。)」
選択肢
・「探しに行こう」
・「家で待ってよう」

探しに行く(`・ω・´)ノ
「(やっぱり探しに行こうかな。傘は2つ持って・・・と。)」


〜外〜


「(・・・・あ、いた!お兄ちゃんだ!)お兄・・・・・」
様子がおかしいことに気付く主人公。
ここで雨の中ずぶ濡れになってるお兄ちゃんのCG!
「(雨の中、ずぶ濡れになったまま、微動だにせずに空を見上げている。雨を避ける場所なんていくらでもあるのに・・・・・・。むしろ、雨で自分の体が濡れていく方が心地いいような、そんな風にも見える。苦しそうに歪んだ顔、それからぎゅっと握り締められた拳。風邪を引くかもしれないし、早く声をかけなくちゃと思うんだけど・・・・・。それは、とても声をかけられる雰囲気じゃなくて。でも、やっぱりこのまま放っておけないよね。ちょっとずつ近づいてるけど、雨音のせいで、お兄ちゃんはまだ、私が近づいていることに気付いていない。傘を渡そうとしたその時・・・。)」
「・・・・何・・・考えてんだよ。俺は・・・・・っ。あいつの幸せが一番大事だなんて言っておきながら・・・結局・・・・俺には・・・・出来ないのかもしれない・・・・いつまでも、こうやっている事が・・・・・・。」
ばしゃんっ
「・・・ヒトミ・・・!?」
「ご、ごめん・・・・あの・・・・傘、持って探してたんだ・・・(傘を開いてお兄ちゃんの上にかざすと、冷たい手が、傘ごと私の手を掴んだ。)」
おおぉ(*´Д`*)
「・・お兄ちゃん?」
「・・・・・・」
「(沈黙がおりて、まるで時間が止まったような空間の中で、ただ雨音だけが響いてる。やがてお兄ちゃんは、ふっと私から視線を逸らして、呟いた。)」
「・・・風邪引いたら、どうするんだよ」
「だ、だって・・・お兄ちゃんのほうが、びしょ濡れじゃない」
「いいんだよ、兄ちゃんは・・・・」
「(そう言って、握り締めた手を離してくれる・・・・)」
「さ、帰ろうか・・・・傘、ありがとな」
「う、うん・・・・」


〜家〜


「(・・・どうしよう、あれは嘘だったって、なかなか言えない。あの話が原因でお兄ちゃんがこんな風になってるなら、早く言わないといけないんだけど・・・・。)お兄ちゃん・・・」
「・・・もう、今日は休もうか。風邪引いたらヒトミに迷惑かけちゃうし」
「あ・・・うん。おやすみ(お兄ちゃん・・・いつ話そう。なんか、どんどん言いにくくなってる・・・。ちょっと時間たつまで待とう・・・・)」

修学旅行

24〜27まで修学旅行〜〜♪
でも、お兄ちゃんは関係ないのよね(遠い目)
行きの飛行機の中、主人公はお兄ちゃんのことで頭いっぱいです。
「(お兄ちゃん・・・結局今までちゃんと説明できなかったな・・・・。お兄ちゃんはそうは見せないようにしてるけど、やっぱり態度がおかしい。いつもなら『どうしたの?』とか『何があったの?』って聞けるのに、今回はそうできない雰囲気が漂ってる。・・・お兄ちゃんがこんなふうになるの、初めてかもしれない。いつもは私がわがまま言って、お兄ちゃんがそれをなだめるってパターンなんだよね。それが逆にお兄ちゃんの方がおかしくなっちゃったら、どうしたらいいのかわかんないな・・・・。)」
悩みまくる主人公。
「・・・っでぇーい!私まで悩んでどうすんのよ、頑張れヒトミ!」
気合を入れる主人公w・・・が、百合香にびびられ、そして知らないうちにお菓子を空けてる事実にびっくりする主人公なのであったw


〜宿泊先〜


「(もうこんな時間か・・・・。今頃、お兄ちゃん、何してるんだろう。)」
お兄ちゃんのことばっかり考えてるよ!!!w
梨恵ちゃん達がお土産買いに行こうと誘ってくれました♪♪


〜土産屋〜


「(何かステキなのあるかな・・・あ・・・このネクタイピンいいかも・・・・。シルバーの土台に、粉雪のような模様がちりばめられている。修学旅行のお土産って感じじゃないけど、これにしようかな。滅多に使わないかもしれないけど、すごくお兄ちゃんに似合う気がする。)」
ってなことで、決定〜〜♪♪


〜宿泊先〜


お兄ちゃんから電話!!!
「もしもし」
「あ、ヒトミ?今大丈夫か?」
「うん、どしたの?」
「いや・・・スノボでケガでもしてないかと思って心配でさ」
「また〜、大丈夫だって、何かあったらちゃんと家に連絡行くんだからさ」
「それはそうだけど・・・」
主人公の声が聞きたかったんだよね(ノ∀\)
「(お兄ちゃん・・こういうところはいつもと変わらない・・・・ああ、なんだか早く会いたくなってきたかも。)」
赤くなる主人公w
「うん、あ、そういえばさっきお兄ちゃんにお土産買ったんだよ」
「へぇ、そっか、ありがとな」
「どんな物かはお楽しみにね」
「ヒトミのプレゼントだったらどんな物でも兄ちゃん嬉しいぞ!」
「うん」
「・・・ところで、それ・・誰か他のヤツにも買ってくるのか?」
「・・・・え?」
「・・・あ、な、なんでもない!変なこと聞いちゃってゴメンな!」
「あ、その事なんだけど・・・・」
「と、とにかく、無事に帰ってくるんだぞ?じゃあ、またな!」
「(あ・・・・切れちゃったよ。しょうがない、ちゃんとした説明はお土産渡すときにでもしよう。早く誤解をとかなくちゃ・・・・。)」
そして修学旅行も終わり・・・我が家に帰ってきた主人公!!!
「(はぁ〜〜、やっと家にたどりついた〜。)た、ただいま〜〜・・・・」
「おかえり!疲れただろ?夕食まで時間あるし、今日はゆっくり休んでろよ」
「あ、ありがと・・・・これ、お土産!なんかね、すごく素敵なの、見つけたから」
「・・・・・そうか。ありがとな、ヒトミ」
「(あれ・・・・いつもならすぐに包みを開けるのに、今日のお兄ちゃんは、お土産をじっと見つめたまま動かない。あ・・・・もしかして『他のヤツにも・・・・』って電話で言ってた言葉・・・・。自分以外の男の人にも同じもの買ったんじゃないかって思ってるのかな・・・・?)」
うんうん!
「お兄ちゃん!あのね・・・・」
「?」
「ゴメン!あの話嘘なんだ!」
「・・・え・・・?」
「好きな人ができたとか、全然ないの!軽い冗談のつもりだったんだけど、お兄ちゃん見てたらなかなか言い出せなくて・・・。」
「ほ、本当・・・なのか?お兄ちゃんに気を遣ってるだけだったら、そんな事気にする必要ないんだぞ・・・?」
「ホントのホントに嘘だったんだ・・ごめんなさい!」
「そ、そうか・・・・・よかった・・・本当に・・・・」
めっちゃ顔が嬉しそうですお兄ちゃん!!!w
「・・・・って、ゴメン!俺、ヒトミの応援しなきゃいけないのに・・・喜んだりして・・・・」
「ううん。お兄ちゃんには色々と心配かけちゃったから・・・あのね、私、まだまだ彼氏は早いみたい」
「・・・・・・・?」
「そんなに早く、お兄ちゃん離れしなくてもいいかなって思って・・・まだ、ここにいたいんだ」
「・・・・・・」
「あ・・・ほら、お兄ちゃん。お土産開けてみてよ。ホントに今回は奮発したんだから〜」
「あ、ああ・・・」
ガサガサッガサガサッ
「タイピン?」
「うん。すごく綺麗だなって思って。舞い散る雪をお兄ちゃんにも見せてあげたくて・・・・これだと、偽物の雪だけど、ね」
「いや・・・そんなことないよ。本物と同じくらい綺麗だと思う。でも・・・参ったな」
「え?」
「せっかくのタイピンなのに、勿体無くて使えない・・・。けどやっぱり、ちゃんと使った方が、ヒトミは嬉しいよな!?どうしたもんか・・・・」
「(よかった。いつも通りのお兄ちゃんだ。こんなあたりまえの空気がすごく嬉しいなんて、もう二度とこんな思いはしたくない。もちろん、お兄ちゃんにもあんな表情をさせたくない。でも・・・いいのかな?お兄ちゃんと一緒にいるのが一番なんて。・・・いいんだよね・・・きっと)」
とっととくっついてしまえ(´∀`)

月末ステータス

 45:体重
100:美顔
100:腕
100:足
100:筋力
100:根性
100:ダイエット情報
 97:一般教養
100:文系
100:理数系
100:運動系


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