理解

僕はどうも人を理解するのが苦手。
大体のあたりはつくけど、定型化してしまうし、
その人の話を聞いても、どうしてそう思うのかとか、
何が原因なのだろうと考えてしまって、
その人の持つ感情・・・たとえば嬉しい楽しいといった、
相手が本当に欲している感情を共有することが出来ていない。
これは致命的でさ、本当の深いところで
繋がりあえてないってことじゃない?
いままで、僕はどれだけの瞬間、それが出来ただろう。
きっと、一度として、出来てないのではないかと思う。
出来たと思った瞬間もあったけど、それを確認する術はもうないし。
あーあ、確固とした答えが欲しいよ。
もっとわかりやすくさ、好きか嫌いか、嬉しいか、嬉しくないか、
嫌か嫌じゃないか教えてよ。そうでなくては僕はどんどん考えてしまうよ。
考えて考えて、結局、何もつかめなくなってしまう。
思考は理解とは程遠いところにあるって最近では感じる。
どんどん見えなくなってしまう。
考えればわかるって信じていたときもあったけど、
もっと色々なことを知れば、きっと君のことがわかると思っていたけど、
その知識が邪魔して、本当に知りたいことがわからなくなってしまった。
馬鹿だなぁ、僕は。

物理的距離

想像を絶するほどに、物理的距離は物事を左右するらしい。
いままで軽視してきたし、関係がないとは思ってきたけど、
二回も似たようなことがあると(それが全てではないにしても)
やはり、距離の断絶の威力を感じざるを得ない。
心理学における距離と関係性の影響に関する研究を何度となく読んで、
知っていたけれど嘘くさいなーと思っていたのに。
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それは親しい間柄ほど、二人の距離が短くなるということ。
自分の持つ領域にどれだけ招き入れられるかが親密の度合いを表す。
その逆も然りで、行為が心情を左右することもある。
あまり親しくない間柄の人でも、ボディタッチを使用することにより、
急激に親しいと錯覚することが可能であるという。
まあ、もっともそれが錯覚なのかどうかは別として、
「近しい間柄」という表現はなかなか的を得ていると思う。
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例えば、入学式で名簿順で、身長で、あるいは席が隣で、
一番最初に知り合った人がそのまま友人になるケースが多い。
これも単純に物理的距離が近いのと、
何度も顔を合わすことから親近効果が働いた結果と言える。
ある実験で入学間もない学生の親しい友人と距離の関係を計測したものがある。
その結果、家が近い、席が近い、クラスが同じ、部活が同じと
距離が近ければ近いほどに親しい間柄の友人が集まり、
距離が遠のけば疎遠になるという傾向が現れた。
ここまでは想像通り。
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実験はこれで終わらず、半年後に再計測したところ
結果は、距離と親しさに関係がない結果が現れた。
分析された結果・・・
最初のなにも情報がないために物理的に近い人との接触が多く見られるが、
ある程度、経験と知識が蓄積されると自分と性格や趣味が合う、
精神的距離が近い間柄の人と親しくなるというものだった。
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この実験結果はコストを考えに入れてみるとわかりやすくなる。
費用対効果、すなわち近い席に座った奴のほうが誰かを探し回るより、
コストが安い、楽だということ。で、ある程度、全体の状況がつかめたら、
費用に対して効果が高い(この場合の効果は色々あるけど)
人と優先的に付き合うようになる。
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・・・作られた距離で親しくなるのは限界があるということだろう。
親しいから近しくなると、やっぱりまあこんなものだろう。
それでも、その逆。例えばどんなに親しくても距離が開けば疎遠になる。
それは単にその人に対する情報が失われていくのだろう。
共通の話題や情報が失われ、話が合わなくて、関係を維持するのにコストが掛かる。
メリットよりもデメリットのほうが増えれば・・・ね。
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でも、そんなことで納得が出来るか!
理屈で説明をつけたところで、何の解決にもならない。
こんな実験をした心理学者もきっと遠距離で苦労したのだろう。
そんなことを考えているくらいなら、好きな人の下へいってやれよ。
キミとボクとの間柄にこんな理屈はまかり通らない。
説明できたところで、それがなんだというんだ?
よろしい、疎遠になったのならそれを修復にはどうすればいいのか。
それが問題だ。

夏の夜、蛾

市来さんはいまものすごく死にたい気分の中で日記を書いてます。
五年後の僕、いま、君はどんな気分かな?
願わくば、幸せでいて欲しいよ。
そんな気分は、今までの23年間でそうそう味わってこなかったけどね。
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ところでタイトルの夏の夜の話。
夏の夜にしてはならないことがある。
1.夜道を振り返ってはならない。2.名前を呼ばれても返事をしてはならない。
3.見知らぬ場所に立ち寄ってはならない。
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電球に吸い寄せられる蛾を眺めて「蝶と少ししか違わないのに難儀だね」と呟く。
蒸し暑い夏の夜のせいだろう、夜道を歩く人の数が格段に多い。
コンビニに涼を求めて集う人々を眺めては、蛾よりも色気に乏しいなと、苦笑い。
年間通して、深夜に立ち読みに行く僕よりはましか?
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そんなわけで、夏の夜は変質者が湧く。
思い出したように、夏の夜の暇つぶしに、それとも何か理由があって、
電球に集まる蛾のように、夏の夜に吸い寄せられる。
「・・・いや、そんなもの僕に見せられても」
無言で僕を見つめる変質者は、夏なのにコートを着て、裸だった。
「おつかれさまで〜す」といって、僕は踵を返して駅に向かってダッシュ
面倒は嫌いだし、後をつけられるのも堪らん。
渋谷は怖いところだ・・・orz。
昨日は昨日で妙齢のおねにーさまと思しき人に「マッサージしない?」と聴かれ、
「自分、骨はまだ歪んでないし、終電がそこまで来てるので帰ります。」と応える。
今日、その話をしたらその人は店の常連らしい。・・・そんな常連はやだなぁ。
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酔っ払って身を寄せ合う恋人達、肩を寄せ合い歩く姿、恋人達を見ると空しくなる。
そんな中で、電車の座席に40代後半の夫婦がいた。
肩にもたれあって、両手を恋人繋ぎしているその姿は僕の理想。
ただ、愛する人が傍にいることだけを望んでいるのにね。
出世欲もなく、物欲も、食欲も色褪せて、睡眠欲だけがかろうじて残って・・・。
物質社会、現代人に満たされないのは愛情だけになったのだろう。
だから、みんな恋をしたがる。売ってないから。
「男も女も存外、つまらんものだ。下らんなぁ。」と強がってみても、
やっぱり僕は寂しいし、空しいし、この空虚な気分を満たすだけの代替物もなく。
それでも日常は良くも悪くも感情を削り取ってくれる。
忙しさに紛れていれば、何も考えずに済む。仕事は幸いに楽しいし。
何も残らないくらいに削り取ってくれればいいのになぁ。
もっともっともっと、過酷な忙しさを、何も考えずに、
目の前のタスクだけをこなせていればいい。
忙しさの、緊張の節目に訪れる空虚を感じない位に間断なくやってくる命令を望むよ。
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夏の夜に電球の傍に飛び回る蛾。
仰向けに落ちて、地面でモガイテやがて息絶える。
「君らの人生は・・・色々、考えさせてくれるね。」
・・・せめて、彼らの見る最後の光景が、光でありますように。
それが仮初の太陽であっても。
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ところで冒頭の3つのしてはならないことがまるっきり無視されてる形になります。
幽霊も、変質者も、性質が悪いことに変わりはないし。

「あー、死にたいなぁ」
「死なないくせに?w」
「まあね。八つ当たりしていい?」
「それを許すほど僕らは仲良くないだろう」
「たしかし。じゃあ、どうすればいいのだろうね。
ほら、過剰なストレスは精神に変調をきたすというだろう?
転勤もあるし、それなりに休みはないし、辛いこともあるし、さ。
自殺してもいいくらいに環境の変化ポイントは蓄積してると思うんだ」
「じゃあ、スヌーピーの絵皿と交換してもらえよw馬鹿」
「まあ、こんなこといってるやつは死なないんだろうね。実際」
「大体、君がストレスを感じてるところを見たことないよ」
「そうでもないさ。結構、陰で後悔してたり、意外と弱いのよ」
「ああ〜、あるね。でも、次の日は普通じゃん?」
「そうなんだよね、どんな強い揺れが来ても、普通の状態に戻るようになってる。
なんなのだろうね、この恒常性は。それとも揺れずに、片方に針が寄ってるだけかな」
「誰しもが持ってる自己防衛システムが強いんだろう」
「ふーん、って、そんな簡単に説明できるのってなんかつまんないよね。
そんな与太話を聞いて納得する奴は脳がないんじゃないかな?」
「めんどくさいし、大概のことは説明できないから妥協してんだろ」
「めんどくさいっていうな。おいらは意外と真剣に凹んでるんだよ?」
「めんどくさいなりに付き合ってやってるんだから感謝しろよ」
「あー・・・ありがとう。助かるよ」
「改めて言われると恥ずかしいな」
「惚れた?w」「・・・キモ。っていうか死ね」
「orz.・・・こういう風に話をするのも一種の代償行為なんだろうね。楽になるよ」
「だろーな」

涙を拭かずに

「泣かないの?」
「泣かないさ、泣くのは後でいい。」
まだ立ち止まるときじゃない。
かみ締めて、みなとの別れ。
ここであった、ここでであった、全てのことと訣別する。
パートのおばさんがたから、それぞれに靴下とハンカチを貰って、
バイトとは握手をして笑顔でお別れ。
「飲みに行きましょうね」「また会いましょう」
その約束は守られない。心の奥底でみんな気付いている。
長い年月のその先に、ここでともに働いたことを思い出してくれれば、
それで僕は救われる。
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君らは僕の見本だったんだよ?
口には出さなかったけど、いつもキミらを見習っていたさ。
Uとの最初の出会いは店長の紹介だった。
「いま、こいつがオレの右腕だ。まず、こいつを追い抜け」
そういわれて、ずっと追いかけてきた。
Wはラストでずーっと一緒だった。
唯一、一緒に酒を飲んでカラオケにも行って、二人で遊んだ。
キミの仕事に対する勤勉さは尊敬に値する。
手を抜かず、妥協をせず、文句を言わず、与えられたことに真剣に取り組む。
僕に欠けているものをもっている。
Sはみなと協調するバランス感覚に優れていて、たまに仕事の手を抜くけど、
文句を言いながらもちゃんと仕事もするし、何よりみなのことを見て、
自分がどうすれば、みながまとまるのかを知っていた。
Sは仕事が早くて、一番作業レベルが高い。でも、気性が荒くて、色々な人と
対立していたね。でも、仕事に対して真剣で、自分の仕事に誇りを持っていた。
誰よりも早く、誰よりも完璧に仕事をこなそうとしていた。
Sは縁の下の力持ちで、きっと君がいなければこの店は成り立たない。
のらりくらりとしているのに、自分が店にとっていかに重要か知っていて、
だから店のことを考えて自分のスケジュールを組んでいた。
Eはマイペースで仕事が遅いけれど、誰よりもちゃんと仕事をこなしていた。
作業の効率に追われるあまりに手を抜いてしまうことを、
キミは疑いもせずに淡々とこなしている。それはとても重要なことで、
僕がもっとも見習わなければならないこと。
Iさんは今はどうしているでしょうか?サービス業の師として、
社員とはどうあるべきかを教わりました。あなたの言葉は僕の心に刻まれています。
迷うとき、その言葉を思い出して、そうあるように行動しています。
あなたの言葉どおりに僕はやっていますか?そう問い続けています。
Kは働き者で、本当に淡々と仕事をこなす。多分、店で一番、自分が今何をすればいいのか、
それを自覚していた。キミに足りないのはリーダーシップで、それが発揮できれば伸びる。
Mは誰より一生懸命で、空回りしてしまうこともあるけど、
自分にできることを全力で尽くそうとする。全力を尽くしたことのない
僕には眩しいぐらいに、本当に一生懸命でだからこそ尊敬してます。
Kは店でもっとも冷静に行動できる。どんな問題があってもすぐに頭を切り替えて、
自分のペースを崩さずに行動できる人です。昼間の作業で頼りにしてます。
Nは明るくて朗らかで真面目です。最初にあった頃と比べて、一番変わったのではないかと思う。
正直、最初はギャルだと思っていたけど、話をしていくうちにいい子なんだと知りました。
見た目で判断した自分を恥じています。この一年で落ち着いて、しっかりしたね。
Hは店のムードメーカーで、ぴりぴりした空気を緩和してくれる。
柔らかで、穏やかな、そんな空気と突飛な言動でいつも救われます。
僕に足りない、そんな柔らかさをいつもすごいと思う。
Hは朗らかな、ひまわりのような青年で、実はポテンシャルがあるのに発揮できてない。
作業は一通り出来るし、もう少し責任を与えればきっといい指導者になれる。
精神的に弱い部分があって、機嫌が悪いとすぐに切れるけど、
普段のキミは本当に朗らかで、思わず笑みを誘われる。
Yは高校生なのに責任感が強くて、真面目で、でも社会に不慣れなせいか、
時々、戸惑っているね。いまどき、こんな純朴な青年がいていいのかと思うくらいに、
好青年でみんなに愛されてる。キミはきっと徳が高くて、周りから支持されるような、
そんな雰囲気を持っているよ。これから大学に行って、大人になって、
ここでのバイトが何かに役立つといい。
みんな、みんな大切で、普段は言わないけれど、大好きだよ。きみらに祝福を。
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向かいのセブンイレブンの御姉さんにお別れを言うと
「寂しいですね、後で行きます」といわれた。
あなたの接客は本当に敬意に値します。
どうやったらそんな感じのよさが出せるのですか?
あなたの人柄のよさが滲み出ていますよ。・・・言わなかったけど。
店に来て、少し話をした。もっと話せたらよかったけど、
コンビニの店員と常連の会話はこんなものだろうと思う。
手紙でも書こうか?
他の常連さんからも「キミのが一番おいしかったのになぁ」
「将来、海外事業に行きたいなら、やりたい事を言い続けること」
「いままで美味しいラーメンをありがとう」
「急に寂しくなるね」様々な言葉を、アドバイスを貰った。
あまりにもたくさんの善意で胸が痛くなる。
挨拶を出来なかった常連さんもいる。
いつか僕がいないことに気がついて、「最近、見ないね」といってくれるかな。
最初に商品を出してから、僕はどのくらいあなた達を思って、
商品を作ってきただろう。あの時とは段違いに美味しくなってるといい。
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「栄転というが、お前のはまさにそれだ。飛び級というかエリートコースだよ。」
歴代の管理職は、東京23区のビルインという特殊店舗から輩出されている。
それはひとえにそこが前線だからだ、前線に楽しい事はない。
もっとも売り上げの高い六本木は戦場だった。
それと同じクラスの渋谷。求められるレベルは研修とは違う。
「覚悟は?」
この一年を乗り越えた。もっと過酷な一年も乗り越えて見せる。
「必要ありません」
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この一年間は歩むには長くて、振り返るには短い。
10年後、僕がなにになろうとも、この日々を誇り、
その誇りに恥じない生き様を歩もう。
それが僕に出来る唯一のことだから。
だから今はまだ立ち止まらない。
明日から新しい戦いが待っている。
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店を閉め、いつもの作業を終わらせる。
もうここで、この作業をすることはない。
扉の鍵を閉めて、繰り返してきた作業の確認をする。
最後の作業。そして本当の最後に鍵を預ける。
鍵を預けられる。それは研修生から社員として認められること。
それは証で、誇りで、それを返すときが来た。
「一年間、御世話になりました!」
誰もいない店、誰もいない駐車場、自分に言い聞かすためだけに、
最後の挨拶をする。
一筋、涙がこぼれた。
これくらいはいいだろうと思う。
涙を拭かずに、店を後にする。
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日々の忙しさに、いつも通りやってくる日常に、
僕は心をすり減らして、いつかこの日を忘れてしまうかもしれない。
それでも、僕があるのはこの日を通り過ぎたからなのだ。
立ち止まり、振り返るときが来て、もう何も残っていなくても、
この日を思い返せば、全てが満たされたときがあったのだと思い出せる。
胸が痛いよ。この痛みもやがて薄れて消えてしまうかな?

楽しいことなんて何もなくて、
辛いことばかりが押し寄せて、
大切なものはすぐになくなり、
悲しみばかりが僕を責めるよ。
僕はまた失敗して、
愛しい人を遠ざけ、
そしてそれを嘆く。
今日は感傷的だよ。

ああ、くだらないなぁ、こんな感情はクダラナイ。

本当はそんなことを言うつもりではなかったのに。
そんなことで君を傷つけるつもりはなかったのに。
ごめんなさいはもう届かなくて。
積み重ねてきたものは崩されて。
もう、何処にも届かない。

別れ

着実に別れは近づいている。
今日を最後に会えなくなる人も出てきた。
そしてそれは同時に始まりでもある。
終わって、始まる、新しい関係。
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「この店、好きですか?」
「店は好きじゃない、みんなが好きだ」
「くさいですねw」
「知らなかったろw」
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この店で過ごした一年は忘れない。
ともに歩み、ともに成長した、礎。
ありがとう、さようなら、もう会うことはないけど、
それでも心の中であり続ける。