うろんなおしゃべりより

17日のこんぴら歌舞伎観劇の帰途、普段は通らない善通寺方面の道を通ったのだが、道路が新しくなっていた。ずいぶん広くてきれいなので、いつ舗装されたんだろうと事情がわからないままの無責任な思いつきのおしゃべりが続き、善通寺自衛隊が格上げされたことと関係あるのかしらん、という見方が出た。ほんとうのことはよくわからないのだが、格上げされたときの記念行事は地方ニュースで大きく取り上げられたのを覚えている。
自衛隊に特に幻想もないかわりに妙な反発もないので、そのせいか子供のころしばしばニュースで見かけた自衛隊そのものを敵視しているかのような平和活動家の方の振る舞いは奇異なものとして記憶されており、それはたとえば成人式にやってきた自衛隊員を会場に入れようとしないでもめている場面とかだったりするのだが、左派とか平和運動をしている人に対する偏見というのはそういう記憶が元なのかな、と思ったりする。
子供のころの思い込みにとらわれているというのはよくないし、今はもうそんなにとらわれてはいないと自分では思っているのだけれど、自分で思っていることがまちがっていることはよくあるのだわね。